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■WAVE 1/35 ベルゼルガDT ST版 レビュー
waveからリリースされているボトムズの1/35プラキットシリーズ。
新しくベルゼルガDTがキット化されました。
価格は4,536円です。
今回もギミックが簡略化され組みやすさが重視されたST版からのリリースとなりました。
付属品はアサルトライフル、右銃持ち手、左平手、差し替え用股間パーツ、手首軸パーツ
ラビドリードッグ肩パーツ(初回限定)
全身のエングレーブを手軽に補えるホイルシールも付属していました。
終盤にフィアナが搭乗するベルゼルガDTがwaveのボトムズシリーズでキット化。
スケールはこれまでと同じ1/35です。
今回はST版なので降着ポーズなどのギミックは搭載されていないシンプルな内容のキットとなっています。
関節はポリキャップによる可動で基本的な関節は全て動きます。
キットはスナップフィットで接着剤なども必要ありません。
バラけやすい部分やはめ込みがきつすぎる所などもなくサクサク組む事ができました。
マルチカラーキットなので基本的な配色は成形色で再現されています。
たださすがに全身のエングレーブは再現されていないので塗装またはシールで補う必要があります。
またレンズ部分もグレーのプラですが、その部分を補うシールも付属しています。
バストアップ。
赤の成形色なども暗めの渋い色合い。胸部の合いも問題なかったです。
エングレーブはモールドがあるので塗り分けのマスキングはしやすそうです。
頭部アップ。レンズ外周部分のパープルは塗装が必要です。
ST版なのでレンズは非クリアパーツ。
バイザーは上げる事ができます。
ミッションパックは塗り分けラインで分割されていて合わせ目が目立たない作りでした。
操縦桿などはありませんが一応コクピットは開閉できます。
コクピットの装甲は側面にもディテールがあり凝っています。
腕部は肩や前腕に合わせ目が出ます。
腕を伸ばしている時はほとんど見えない関節パーツはこのような形状で二重関節になっています。
パイルバンカーが付いたシールドはボール状のポリキャップに接続するので回転の他、若干の角度調整も可能。
股間の装甲パーツはノーマルパーツ(左)と設定画タイプ(右)が選択可能。
ノーマルパーツを使えば腰の干渉が無くなり大きく回転させる事ができます。
サンドトリッパーが装備された脚部。
パイプは普通のプラパーツですが若干余裕のある作りなのである程度足首の可動に追従します。
合わせ目は太腿、脹脛、サンドトリッパーに出ます。
足裏のディテールももちろん再現されています。
可動範囲など。肩はBJと軸関節の組み合わせで良く動きます。
肘は接続軸を引き出す事により画像ぐらいまで曲げる事が可能。
頭部と腰は回転のみです。
脚部は股関節が3軸のジョイント、膝は二重関節です。
足首はデザイン的にあまり余裕が無く、接地はいまいち。
アサルトライフルを装備。
アサルトライフルはシンプルな左右分割ですが銃口は別パーツで色分けされています。
手首はこれまで通り一旦分割してから持たせるタイプで保持力は良好。
また軸を交換する事で角度を変更する作りなのもいつも通りです。
パイルバンカー内蔵のシールド。
こちらもエングレーブはシールまたは塗装で補います。
ダクト部分は赤色なので外周部のパープルは塗装が必要。
パイルバンカーはもちろん伸縮可能。
ポリキャップで保持しストッパーもあるので抜け落ちて困るという事も無いです。
ただ裏側には肉抜きがありました。
初回限定となるラビドリードッグ用破損腕パーツ。
別売りのラビドリードッグに取り付ける事で終盤に腕を破損したラビドリードッグが再現できるようになります。
同じシリーズのラビドリードッグやスコープドッグと。
ヘヴィ級ATなので大きさはラビドリーと同程度。
大きさ比較にHGバルバトスルプスと並べて。
今回もST版からのリリースとなりましたが
変にきつすぎたりポロリする事もなくサクサク組めるキットです。
全身のエングレーブは流石にパーツ分割はされていませんでしたがシールで手軽に補う事もできますし
それ以外は大体色分けされていました。
ST版なので細かいギミックは省略されていますしレンズなども非クリアパーツなのですが
その分サクサクと形になる手軽さがあります。
おそらく出るであろうPS版を待っても良さそうですが手早く完成させたい方はこちらもおすすめです。
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