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■WAVE 1/35 スコープドッグ レッドショルダーカスタム PS版 レビュー
WAVEから発売されているボトムズシリーズにレッドショルダーカスタムのPS版が登場。
価格は5,616円です。
付属品はヘヴィマシンガン、右銃持ち手、左フォアグリップ持ち手、角度違いの手首軸が付属。
右端に写っている肩アーマーは余剰パーツとなります。
シールはターレットレンズに貼るシールです。
WAVEのボトムズシリーズから新たに発売されたスコープドッグレッドショルダーカスタムのPS版。
こちらは以前発売されたST版をベースに様々なパーツを追加
コクピット内部の再現や降着ポーズへの変形ギミックなども搭載されたキットとなっています。
各種ギミックは追加されているものの、外装やプロポーションは基本的に共通で
大部分のパーツがST版の流用。
左肩が赤く塗られ、背面に9連装ロケット弾ポッド、胴体にSMMミサイルランチャーやガトリングガンが装備された重装備の姿を立体化しています。
キットはスナップフィットで接着剤要らず。ポリキャップが使われたフル可動キットですが
一部の武装の取り付けのため自分でパーツに穴を開けないとならない所がありニッパーの他2mmドリルも必要です。
頭部アップ。
PS版という事でターレットレンズはクリアレンズに変更。
小さい方のレンズはそのままですがこれで質感が一気に良くなりました。
バイザーとターレットレンズは可動します。
ターレットレンズですがスライドする時後ろ側の抑えパーツが外れやすいので気になる場合は接着してしまった方が良いかも。
SMMミサイルランチャーとガトリングガン。
ミサイルランチャーは左右分割で弾頭部分などが別パーツですが合わせ目あり。
ガトリングガンは筒状のパーツを積み重ねるような構造で合わせ目が出ません。
PS版なのでコクピット内部とパイロットフィギュアも再現。
操縦桿などもしっかり造形されていました。
キリコはオレンジの単色なので細かい塗装が必要です。
ガトリングの給弾ベルトはパックに繋がっています。
また胴体や腕にレッドショルダーカスタムの武装を取り付ける際は装甲に自分で穴を開ける必要があるのですが
パーツ裏にガイドがあるのでズレる事はないと思います。
9連装ロケット弾ポッド。
こちらは弾頭が別パーツで赤成形色になっていますが一部塗装が必要。
合わせ目は目立たない作りですが上面と下面にあります。
腰のアーマー裏はモールドあり。
腕部はST版と変わらず。
ソリッドシューターは左右分割で合わせ目あり。また塗り分けも必要です。
脚部。
こちらも大部分はST版と共通ですが関節パーツなどに変更が加えられています。
足首のカバーはもちろん可動。
ターンピックのギミックはオミットされていますが足裏に肉抜きはありません。
PS版(左)とST版(右)の違いですが
まず頭部内側にパーツが追加されています。
ターレットレンズはクリアパーツに。
コクピットは内部まで細かく再現されパイロットフィギュアも付属。
降着ポーズギミックが追加されているため膝関節が変更。
見た目的にはST版の方が自然な感じがします。
ですがギミックの関係で膝はより深く曲がるようになっていました。
ただ深く曲げるとST版よりはシルエットが崩れる感じでカバーで隠れてほぼ見えなくなるものの、ポリパーツがむき出しになる部分があります。
武器持ち手は固定ですが軸パーツを交換する事で角度を付けられるのはこれまでと変わりません。
ヘヴィマシンガン。
こちらも共通パーツでモナカ割りのシンプルな作りで合わせ目あり。
マガジンは腰もこちらも着脱可能なのは変わりません。
こちらも単色なので塗り分けは必要です。
あと銃口が埋まっているので軽く開口させたほうが見栄えが良くなると思います。
ターレットレンズ以外は各パーツの精度も良く動かしていて特にバラけやすい箇所は無かったです。
アームパンチの伸縮ギミックはこちらでもオミットされています。
可動範囲ですが膝以外は共通です。
PS版で追加された降着ポーズギミック。
股関節を下げ、膝関節を引き伸ばす事で再現できます。
降着ポーズの完成。
このサイズながら差し替えなしで脚部の展開ギミックが再現されています。
また変形もスムーズに行えました。
コクピットハッチを開いて。
こうした飾り方ができるのもPS版ならではです。
一般的なHGサイズのガンプラやST版と並べて大きさ比較など。
ハッチなどを開けなければ目立つST版との違いはターレットレンズぐらいです。
以上WAVE 1/35 スコープドッグ レッドショルダーカスタム PS版 レビューでした。
以前発売されたST版をベースに様々なパーツを追加しパイロット&コクピット内部や降着ポーズのギミックが再現できるようになったキットです。
外装はほとんど違いがないので武装などは細かい塗り分けが必要なものの、本体自体はほぼ成形色で配色が再現されているのも変わりません。
膝関節のギミックやコクピット内部が再現されている分組み立ては複雑になっているので一長一短な所はあるのですが
それによって降着姿勢でコクピットを開けた状態などでも飾れるようになっているのはやはり大きな魅力だと思います。
内部までじっくりとしっかり作り込みたいという方向きのキットですね。
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