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バンダイ1/144 ミレニアム・ファルコン(スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け) レビュー
12月に公開されるスター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け。
公開に先駆けてスカイウォーカーの夜明け仕様のミレニアム・ファルコンがキット化されました。
価格は6,050円です。
付属品はディスプレイベース、交換キャノピー、着床脚一式、昇降口パーツ、
交換用ノズルパーツが付属します。
デカール類は各パネルの色分けを再現する水転写デカールとマーキングシールが付属。
余剰パーツはチューバッカやハン・ソロなどのフィギュアやEP7&8仕様のアンテナなどが余ります。
EP7~8版やランド・カルリジアンVerが発売されてきた1/144のミレニアム・ファルコンですが
今回は12月に公開されるEP9スカイウォーカーの夜明け仕様がキット化されました。
こちらは大半がEP8版の流用となっていますが新たにアンテナが新規造形されています。
ディスプレイベースもミレニアム・ファルコン共通のベースですが今回はダークグレーの成形色になっていました。
アンテナ以外のディテールはEP8版と同じでした。
1/144という大きさを生かした繊細なディテールは今回も健在で
装甲の中のメカも立体的に表現されています。
クチバシ部分は円盤部分との隙間も再現され
丸くくり抜かれた装甲内部のメカも別パーツ化されたものを挟み込むような構造なので
のっぺりする事なくシャープなモールドで再現されています。
側面のディテールはEP8と同仕様になっていて左側面の形状がEP7版とは若干違います。
銃座部分はクリアパーツが使われているのもこれまでのミレニアム・ファルコンと変わりません。
新規パーツで再現されたアンテナは角型からまた丸形に戻りました。
接続は丸軸なので回転させる事ができます。
コクピットはこれまで通りノーマルのプラパーツとクリアパーツの選択式。
船内にはフィンとポーが乗っています。
機体中央側面のゴチャメカも凄まじい密度で見応えがあります。
機体後部のエンジングリルはEP8版という事で取り付けダボがありポロリしなくなっています。
フチ部分の切り欠きも変わらずシャープに再現されていました。
エンジンノズルですが飛行状態と着陸状態の選択式となっていて
飛行状態時にはクリアブルーのノズルパーツを使います。
丸形アンテナになった事でまた馴染みのあるミレニアム・ファルコンに戻ったような印象を受けます。
スタンドは3mm軸のものであれば付属の3ピンタイプでなくても使えますが、
重量があるのでしっかりした物を使ったほうが良いです。
着床脚と昇降口を差し替えて着陸状態へ。
ギミック的には特に変わっていないのですが個体差か展開時の着床脚が緩く
調整しないと5本中4本が持ち上げたりちょっとした衝撃を与えると外れてしまう感じでした。
もちろん今回もLEDユニット(2灯式)に対応しているのでこちらをセットする事で発光ギミックが楽しめます。
発光箇所はコクピット、昇降口、エンジンノズルとなりますが
別売のLEDユニットは2灯のため、そちらを使う場合光らせる所を選択する必要があります。
また未塗装だとどうしても透けが気になります。
エンジンノズルに2つのLEDを回した場合はクリアパーツが鮮やかに発光します。
LEDの変更は胴体の分解が必要ですが、パーツセパレーターなどを使えば比較的簡単に分解可能で
LEDも専用の固定パーツに差し込むだけなのでそこまで苦にはなりません。
見栄え的にはエンジンノズルのみを発光させるのが一番良いかも。
あと他の部位同様やはり塗装なしだと透けが気になる所はあります。
EP8版(写真右)と並べて。
アンテナに違いはありますが、成形色などは同じようでした。
また角型アンテナのパーツも余剰パーツにあるのでEP8仕様として組む事も一応可能です。
以上バンダイ1/144 ミレニアム・ファルコン(スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け)レビューでした。
早くもEP9版もキット化されたミレニアム・ファルコン。
今回はアンテナが丸形になったのでまた昔の形に戻ったような印象がありますが
アンテナ以外はEP8版と共通の作りでした。
なので大きさや繊細なディテールの割りにさくっと組み上がりますし
LEDユニットを用意すれば手軽にノズルの発光なども楽しめます。
まだ公開されていないのでどのような活躍をするかは分かりませんが
EP9に合わせ色々とキットラインナップも増えるようなので楽しみですね。
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