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■バンダイ1/12 R4-I9 レビュー
バンダイスターウォーズシリーズで新たにキット化されたR4-I9。
価格は2,160円です。
付属品はアーム類一式と差し替えハッチパーツ、それにR2-D2用給仕器具パーツ、ディスプレイベースが付属します。
シールは今回もマーキングシールのみ。
各所のパネルやシルバーのラインを補います。
余剰パーツはR2-D2の頭部の他
ペリスコープやスキャナーアンテナ、グラス1つが余ります。
初代デス・スターに配備され、内部のコンピューターの点検や保守を行っているアストロメク・ドロイドのR4-I9。
以前紹介したR2-D2ロケットブースターVerから始まったドロイドコレクションでキット化されました。
スケールは1/12で今までと変わりません。
頭部は大部分に新規パーツが使われていますが首から下はR2-D2の流用となっています。
メインカラーはダークブルーでシックな機体色になっています。
機体の配色ですがR2-D2を流用している関係で足りない所もそれなりにあり
頭部のパネルモールド内部の黒色や胴体中央上部にあるアームカバーや各所にあるシルバーのラインはシールで補います。
もちろん胴体に収納されている脚部を引き出して三脚にする事もできます。
ダークブルーのパーツはグロスインジェクションでツヤがあります。
頭部アップ。
根本は円形ですが頭頂部に進むにつれ六角形に変化していくという独特の形状が再現されています。
分割は前後分割で側面に合わせ目あり。
またフォトレセプターやシルバーのレンズパーツはR2-D2の流用のため一部クリアパーツも使われています。
カラーは暗くなっていますが胴体はR2-D2そのままです。
各所のスリットなどは開口されています。
背面のハッチパーツを外す事で3mm軸のスタンドが使えます。
脚部もR2-D2と同じ作り。
細かいケーブルなども別パーツ化されていて立体感のある良い出来です。
可動ポイントも特に変わっておらず、頭部と脚部の付け根と足首が可動します。
胴体のハッチ展開ギミック。
こちらは各ハッチを差し替えで開閉可能。
付属するアーム類はR2-D2と特に変わりませんでした。
左の画像がユニバーサル・コンピューター・インターフェース・アーム
右の画像がパワー充電アーム。
回転ノコギリのサーキュラー・ソー
そしてグリップ・アーム。
マルチ・ファンクション・ユーティリティ&インターフェース・アームです。
アーム類も流用のため特に変わったギミック追加などは無かったです。
ロケットブースターVerのR2-D2もそうでしたが今回も水転写デカールが無いので
ドロイドコレクションは水転写デカール無しの仕様なのかも。
全てのアームを取り付けたりするとダークブルーの色と相まって物々しい雰囲気になります。
ディスプレイベースは支柱などもないシンプルなタイプでただ置くだけです。
そしてR2-D2用のオプションとなる給仕器具パーツ。
こちらはEP6で給仕係になっていたR2-D2を再現するためのパーツです。
フレームはゴールドの成形色でグラスはクリアパーツとなります。
取り付けは肩にはめ込むだけなので簡単です。
クリアパーツも使われているので見栄えは良好。
ただドリンクが入っている様子は再現されていないのでクリアグリーンなどで塗装する必要があります。
雰囲気は良いのですが、
これだけで完璧に再現する事はできず、頭頂部のドリンクアームは1月に発売されるR2-Q5に付属するそうです。
頭部のフォトレセプターパーツなどを外して付け替える必要がありますが
R2-D2のパーツは全て付属しているので色違いのR2-D2を組む事もできました。
R2-D2とならべて。
身長はR4-I9の方が若干高めです。
以上バンダイ1/12 R4-I9 レビューでした。
頭部が一部のパーツを除き新規パーツとなっていますがそれ以外はアーム類含めR2-D2の流用となっています。
そのため色分けはシールを使う所もそれなりにありますが
ダークブルー&グロスインジェクションの成形色と徐々に六角形に変化していく面白い頭部形状が印象的なキットです。
アーム類なども流用なのでさほどギミック面では目新しさは感じませんが
新規の給仕器具パーツはクリアパーツも使われていて良い出来でした。
これからリリースされるドロイドコレクションもR2-D2の拡張オプションも付属するようで
ドロイド自体はもちろん、R2-D2も最終的にどのぐらいオプションが増えるのか楽しみです。
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