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デアゴスティーニ 週刊スター・ウォーズ R2-D2 レビュー



2018年1月から始まり、2019年12月に100号が発売された週刊スター・ウォーズ R2-D2。
1/2サイズということであまりにも大きく、
今までの機材だと撮影が無理だったので照明や背景などを注文し到着を待っていたので遅れてしまいましたが
改めて完成したR2-D2を紹介しようと思います。



こちらが組み上がったR2-D2です。
デアゴスティーニなので毎週冊子&パーツのセットが発売され少しずつ組み上げていくキットとなります。
1/2サイズなので身長はおおよそ48cmほど。幅は大体31cm、奥行きは30cmほどあります。
金属のフレームにさまざまギミックが詰め込まれていて重さは6.8kgほどです。




各所のパーツは白い部分がほぼ成形色で樹脂製のパーツとなります。
頭部のドームはステンレス製で質感は良好。
青いパーツやシルバーのパーツは塗装されていて青いパーツはつや消し仕上げ。
シルバーもムラなくキレイに塗装されています。



走行ギミックのためか残念ながら胴体中央の脚は収納不可。
左右の脚も角度変更はできないので2本脚形態にすることは出来ません。
かなり重いですし脚の収納スペースもバッテリーなどがあるので厳しかったのかも。



組み立てですが基本的に付属のドライバーでほとんど組み立てられますが
各種ディテールパーツなどは一部接着剤を使う所があります。
それと駆動部分や重量がかかるフレーム部分などのネジ止めは緩み防止のためネジロック剤との併用が勧められていました。
組み立て自体は毎週少しずつ進めていくタイプなので負担にならず、
大部分はネジでパーツを取り付ける簡単なものなのでサクサク進みますが
最後の方の配線の取り回しはスペースが厳しく難しい所があります。
なのでピンセットなども用意しておいた方が良いと思います。



充電はACアダプタを使用し胴体下部のコネクタに繋げて充電。
充電時間は3時間ほどで動作させる内容にもよりますが2時間程度は動かして遊べます。
操作はスマホアプリを使って動かす方式。wifiで接続します。






頭部アップ。
頭部はステンレス製のドームフレームに各パーツを取り付けていく方式。
様々なセンサーなどが詰め込まれているので見応えもある所です。
一番目立つ箇所なのでしっかり金属が使われているのは嬉しいです。




頭部にはカメラやプロジェクター、マイクの他
複雑な発光をする論理関数ディスプレイ&発光診断ディスプレイがあり
さらにwifiや充電状況などを発光の色で知らせるステータスディスプレイがあります。




倫理関数&発光診断ディスプレイは複数の色が使われていて
複雑なパターンで発光します。
こちらはスマホのアプリでonoffが可能。




ステータスディスプレイも色々な色に発光し
状況を知らせてくれます。



また頭頂部はライトセーバーの収納ギミックを再現。
アプリや本体のスイッチを押すと画像ぐらいまでライトセーバーが飛び出します。




ライトセーバーはそのまま引き抜き可能。
さすがに刃パーツがあったりはしませんが金属パーツも多く質感はとても良いです。



胴体はバッテリーやセンサー、それにアーム類が収納され
スイッチもあります。



コンパートメントドアは手動で開閉。
外側の2つのドアにはアームが格納されていますが中央の2つのドアはモールドのみ。



アーム類は一部塗装済みのプラパーツです。



手動で起こすことでユニバーサルコンピューターインターフェースアーム




マニピュレーターアームやマルチファンクションユーティリティ&インターフェースアームが展開できます。
形状は固定で伸縮や展開は出来ません。



アームはクリックがあり上下にスイングすつので好みの位置で固定が可能です。




格納式アーム。
こちらはアプリで開閉が制御可能です。



胴体の中央にはセンサーがあり障害物を検知することができます。




また胴体右側にある6つの突起はスイッチになっていて
一部のギミックを手動で動かすことが可能。
wifiの選択や起動スイッチもこのボタンを押して選択します。




続いて脚部。
こちらは両足にモーターが内蔵されていて自走することが可能です。
ネジ穴はゴム製のキャップで隠れるようになっていました。




脚部のケーブルは金属のメッシュが使われたものです。
中央の足の先にはスイッチがあり障害物に当たったことを検知します。



足裏はシンプルな構造で両側の足にはホイール。
中央の足にはキャスターが取り付けられています。



それぞれの足裏にはセンサーがあります。
さすがに怖いので試してはいませんが、パトロールモードで階段などの段差に差し掛かり
落下する危険があるときは察知して方向転換をしてくれるようです。
ちなみにこれらの障害物や段差を察知するセンサーは
一人で勝手に動くパトロールモードのみの対応。
手動で操作する場合階段などに進ませると普通に落ちるようなので注意が必要です。



こちらはアプリの画面です。
電池容量などがチェックできる他、各種設定とコントロール方法が2種類選べるようになっています。



マニュアルコントロールモード。
こちらはラジコンに近い操作で



画面をタップすることで首を回転させたりR2-D2を移動させることができます。
右側には各種動作パネルがあり



タップすることでそれぞれの動作やギミックを作動させることができます。
また一部のコマンドはボイスコマンドにも対応していて音声認識を使いギミックを動作させる事も可能。
また顔認識があり顔を認識すると顔を動かしたり近づいてきたりしますが
突然動いたりするので段差があるような場所では使わない方が良いかも。
もちろん顔認識、音声認識、各種ギミック音はOFFにする事ができます。



動作の動画です。
撮影スペースの関係であまり派手には動かせないのですが
首の回転、胴体の旋回、前後に進む動作はスムーズです。
ただ結構動作音が大きいので夜に動かしたりするには向かないかも。



首を振る~円を描いて歩く~ダンスの動作。



こちらはホログラム投影。
レイアとルーク2種類のホログラム映像を壁などに投影できます。



こちらは首を振る動作からライトセーバーギミック。
そして論理関数&発光診断ディスプレイ~格納式アームの展開までの動画です。




R2-D2自体が障害物を避け、ウロウロと走り回るパトロールモード。
撮影スペースが足りず少しだけですが一応障害物を感知しているようで
避けながらうろつきます。



そしてトークコマンド。
複数のボイスを好みで選択できます。
・Pulling it together
・Sing Song Response
・ABRUPT Thrill
・ALARM Thrill
・BuildingFreak Out
・Curt Reply
・Danger Danger
・Happiness confirmation
・Happy Three Chirp
・Lonely Hello
・Lonely Singing
各2音ずつ鳴らしています



・Nagging Whine
・Short Raspberry
・Startled Tone
・Startled Whoop
・Stifled Laugh
・Uncertain Two Tone
・Unconvinced Grumbling
・Upset Two Tone
と非常に沢山の音声が収録されています。



続いてビデオ・コントロールモード。
こちらは頭部のカメラを使い映し出された映像を見ながら操作するモードです。




スマホが縦位置になりますがこちらも操作方法は変わらず、各種アクションコマンドも使用可能です。




動画や静止画も撮影できますが画質はかなり悪いので
しっかりとした撮影には向きません。



1/2 BB-8HGUCガンダムとサイズ比較。
シンプルな形状ですがやはりちょっとしたデスクトップPCぐらいのサイズ感なのでかなり場所は取ります。



ただこれで1/2のBB-8と並べられるようになったので満足感はあります。




一応主要なパーツはテスト基板で動作確認をしながら組み立てる事ができるのですが
それらを繋ぐコントロールユニットでの動作確認は最後の最後までできません。
完成後に初めてちゃんと動作するか確認するのですが、最初まったく動かなくて焦りました。
どこか挿し込みが甘かったのか一回ばらして繋ぎ直したら動いたので良かったのですが
ここはコントロールユニットにつないだパーツを外装パーツで蓋する前に動作確認しておいた方が良いかも。



以上デアゴスティーニ 週刊スター・ウォーズ R2-D2でした。
自分は初めてデアゴの物を作ってみたのですが
毎週何かしら届いてチマチマと作っていくという作業が思いの外楽しく
完成した時は1/2サイズという事もあり感動する物があります。
ただその分一気に組み立てる事はできないので収納スペースも必要ですし
数十号後に使うようなパーツもあったりと部品管理はちょっと面倒でした。
本体はカメラの画質やアームのギミックなどやや大味な所はあるのですが
このサイズのR2-D2が多数のボイスや発光ギミックを使いながら走りまわるのはやはり圧倒されます。
また何か興味のある物があったらチャレンジしてみたいですね。

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