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■HG M9D　ファルケ　Ver.IV　レビュー

バンダイのフルメタル・パニックIVシリーズで発売されたファルケ。
価格は3,672円で発売日は2019年5月18日です。



付属品はグラーツ・マンリッヒャーAWS2000、40mmライフル、クリムゾンエッジ単分子カッター＆鞘✕２、
単分子カッター＆鞘、EHI/<オーテギネ>HEATランス✕２
単分子カッター用マウント、ライフル用マウント、それに平手が付属します。



シールは最小限で頭部と股間、それに脹脛の一部を補うシールとなります。



アーバレスト＆M9ガーンズバック系のランナーが流用されているため余剰パーツは多め。
ですが他の機体に組んだりする事はできません。



バンダイフルメタル・パニックIVシリーズでキット化されたM9D ファルケ。
同じM9系という事で先に発売されたM9ガーンズバックから多くのパーツが流用されていますが
頭部や手足の装甲が変わりよりメリハリのついたマッシブな体型になっています。
今回もレーバテインなどと同じくHG表記が付いていてスケールは今までと同じ1/60です。



成形色は黒というよりガンプラで言うバンシィのような暗い紺色に近いカラーリングです。（説明書表記ではダークパープル）
また一部にはグレーパープルも使われています。
機体の色分けはほとんど成形色で再現されていますが、チェーンガンなど細かい所は塗装が必要で
股間や脹脛など一部はシールで補う形となります。




頭部アップ。
両耳から伸びるアンテナやツインアイなどが特徴的な頭部です。
ツインアイ部分はシールで補えますがチェーンガン周りなどは塗装が必要。
ヘルメットパーツは前後分割で一部合わせ目が出ます。



胸部はガーンズバックと共通。



腕部は肩アーマーや上腕、肘の装甲の一部が新規パーツになっています。
今回も平手が付属していますが水かきがついたようになっているので気になる方はナイフなどで切り取ると良いかも。



M9ガーンズバックの腕部と。
可動範囲はほとんど変わらないのですが、肩アーマーなどの関係で若干ガーンズバックより腕が上がらなくなっています。
ただ水平ぐらいには上がるので気になるほどではありません。



太腿のハードポイントにはクリムゾンエッジや単分子カッターの鞘を取り付ける事ができます。



また腰後ろのアーマーにもライフルや単分子カッターを取り付ける事ができます。



脚部は太腿や脹脛の装甲が一部変わっています。



脹脛もガーンズバックと比べるとファルケの方は若干太くよりメリハリが付いていました。



足首は特に変わらずアキレス腱部分のカバーが可動。
アーバレスト系の作りなので足首ロールは無いものの、接地は良好です。




可動範囲はほぼアーバレストと同じです。
関節の作りも特に変わっていないので胸部は大きく開きますし
首を跳ね上げてコクピットの開閉が可能（内部造形は無し）
接地なども良好でかなり広い可動範囲が確保されています。



クリムゾンエッジなどを装備させて。
今回は新たにプラモオリジナルウェポンも追加されています。





まずはガーンズバックからの流用武器です。
こちらは 40mmライフル。
分割はモナカで合わせ目が出ますが銃口は別パーツ化されています。




単分子カッター。
こちらもアーバレスト＆ガーンズバックの流用です。
鞘から抜き取って持たせられますが、刃のシルバーなどは塗装が必要です。






グラーツマンリッヒャーAWS2000
こちらもシリーズ共通のもので組み換えギミックがあります。
作りは変わらないので合わせ目も出ます。



タイプ的にはバトルライフルタイプとなるのですが、
上の画像や説明書写真の姿にするにはパーツが完全には付属せずきちんと再現する場合マオ機に付属するストックが必要となります。



腕の作りも変わっていないのでこちらもマオ機にあるワイヤーガンが流用可能です。




クリムゾンエッジ単分子カッター。
こちらは新規パーツとなっています。
鞘はモナカ分割で合わせ目あり。鞘の両側には3mmピンがあります。
クリムゾンエッジ本体は1パーツのため片側に肉抜きがありました。




刃の一部はシルバーなので再現する場合は塗装が必要です。
鞘からはそのままクリムゾンエッジを抜き取れますが、鞘の展開ギミックはありません。





片側から見ると肉抜きがちょっと目立つ印象はあるものの、湾曲した大きい刃が格好良いです。



続いてグラーツ・マンリッヒャー　AWS2000に続くプラモオリジナル武装、
<オーテギネ>HEATランス。
こちらはかなり長いランスで先端にはHEAT弾が装着されています。



太い部分はモナカで一部段落ちになっていますが合わせ目は出ます。
HEAT弾は取り外し可能になっていました。



ランスには3mm穴と3mmピンがあるので色々な所に盛ったり
流用しやすい作りになっています。





グリップが長いので両手持ちも楽にこなします。




また長さもあり2本付属するので両手持ちさせるとかなりのボリューム。
ただグリップは丸軸なのでちょっと手首からズレやすい所もあります。





M9ガーンズバックと
カラーリングも大きく違いますが四肢が太くなりより格闘戦向けになったような力強い印象になっています。



以上HG　M9D　ファルケ　レビューでした。
M9ガーンズバックと基本的に同じ構造ですが、頭部や一部の装甲が変わり
よりマッシブなスタイルになっていてカラーリングも相まって格好良く仕上がっていました。
新規武装のクリムゾンエッジは片側から見るとちょっと肉抜きが目立つものの
刃自体はシャープで大ぶりな刃が良い感じですし本体の可動も優れているのでポーズも付けやすいです。
また今回もグラーツマンリッヒャーが付属しているのですが、新たなプラモオリジナルウェポンHEATランスも付属。
こちらはかなりボリュームのある個性的な装備で3mm穴＆ピンがあるので扱いやすく
ライフルなども変わらず付属するためかなりプレイバリューの高いキットになっていました。

(プレミアムバンダイ)
HGUC セカンドV　2次発送分などが受注されています

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