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■HGAC　マグアナック（ラシード機/アブドゥル機）　レビュー

HGACで発売されたマグアナック。
先に一般機がリリースされましたが
プレミアムバンダイでラシード機/アブドゥル機が受注されました。
価格は1,728円で同時にアウダ/アフマド機も受注されています。



付属品はアームライフル、ビームライフル、ヒートトマホーク、シールド、シールド＆ヒートホーク用ジョイントの他、



換装パーツ（画像はアブドゥル機用）が付属します。



後は色分けを補うホイルシールとナンバーを補う水転写デカールもあります。



一般機のランナーが使われているのでいくつか余剰パーツがありますが
一般機としては組めません。



今回のキットは選択式となっていて、1キットで組めるのはラシード機かアブドゥル機どちらかとなります。
ですが一般機を追加で１つ用意すれば１キットで画像のように2体並べる事も出来ました。
ただモノアイのシールは１体分なのでどちらかは塗装が必要となります。



まずはラシード機。
こちらは隊長機らしいアンテナが取り付けられた機体で
肘や膝などにも装甲が追加されています。
全体的に変更されている所も多く、頭部、胸部、バックパック、肩、肘、腰部、膝、足首に新規パーツが使われていました。
公式にある設定画を見ると、ラシード機はフロントアーマーも形状が変わっているのですが
今回は一般機と共通だったのでこだわる人は改造が必要そうです。



関節の構造や作り自体は一般機と変わりません。
肘や膝に装甲が付いたのでさらにゴツめのシルエットになっています。
機体の配色ですが細かいダクトなどの他、肩のオレンジも足りません。
ですがその部分はシールで補う事も可能です。




頭部アップ。画像は左側がラシード機、右側が一般機となります。
アンテナが大きな違いですが、バルカンも追加されていてアゴ部分はガンダム風のアゴになっています。
またオレンジ部分もディテールなどが若干変わっていました。
額のスリットの黒など細かい所は塗装が必要です。



胸部は装甲のデザインが若干変わっています。



バックパックも形状が変わり角型のスラスターになっています。



肩アーマーも形状が大きく変わっています。
オレンジ部分はシールで補えますが小さいスラスターなどは塗装が必要です。



肩アーマーは前後分割ですが合わせ目はディテール化されています。



腕部は肘周りに装甲が追加されていますが他は同じパーツ。
手首も同じで平手などはありません。



腰部は地味ですがフンドシ部分の造形が若干変わっています。
フロントアーマーは共通なのでこだわる場合は改造が必要そう。



脚部も大体は同じなのですが膝に装甲が追加され、アンクルアーマーも形状が変わっていました。
肘と膝の追加装甲は左右分割で合わせ目あり。
アンクルアーマーも茶色部分に若干合わせ目が出ます。



また脹脛にはダクトが追加されていてこちらは塗装が必要です。
太腿や関節、足首などは同じでした。



武器を装備させて。
ビームライフル、シールド、ヒートトマホークは一般機と共通です。






ビームライフルは銃口が別パーツですがモナカなので合わせ目あり。
銃持ち手は今回もありません。






シールドですがこちらも一般機と共通なので
ライフルをシールド裏にセットし、バックパック取り付け用のジョイントも取り付けられる作りなのですが
どちらもバックパックにジョイント穴が無いためこちらのギミックは使えません。



可動範囲は一般機と変わらずです。






ヒートトマホークはジョイントを使って腰部に取付可能。
１パーツですが厚みも十分です。
ただ刃は塗装が必要になります。





新規武装のアームライフル。
こちらも銃口は別パーツになっていますが左右分割のモナカなので合わせ目あり。



アームライフルは前腕ごと交換して取り付けます。



肘の可動は残っているので画像ぐらいまで曲げられます。



ただ取り付けるには肘関節や前腕を分解する必要があり若干面倒な所もあります。



続いてアブドゥル機。
こちらは肩アーマーが巨大なものになり上半身がより堅牢そうなイメージになっています。
下半身は一般機とあまり変わりませんが頭部や胸部装甲、バックパック、脹脛などが変更されています。



こちらの配色も肩のイエローが一部足りずシールで補う所は多め。
ですがモールド自体はあるのでマスキングは楽そうです。




頭部アップ。こちらも左側がアブドゥル機、右側が一般機となります。
頭部はとトサカ部分がガンダムタイプのような角型に変わっています。
モノアイ部分のシールは１つなのでこちらには貼っていません。



胸部も装甲のデザインが若干変化。
ラシード機とも違います。



バックパックも新規で角型のダクトもしくはスラスターの他、一般機の丸型バーニアもあります。



肩アーマーは上腕まで覆うような巨大なものになりました。



接続方法自体は他と変わらず。
前後分割なので合わせ目が出ます。



可動範囲に大きな影響はありませんが、肘を曲げる角度によっては干渉する場合があります。



下半身はほぼ共通なものの、脹脛はラシード機と同じくダクトスラスターがあるものに変わっています。




こちらの武装も一般機と同じです。
ただシールドが肩アーマーに干渉しやすく取り付け角度が結構限定されます。




細かく変更されているパーツが多いのですがラシード機よりは変更点が少なめです。





換装はちょっと面倒かなと思いましたが
ぱっと替えられるパーツが大半なので意外と楽でした。




ラシード機と一般機を並べて。




アブドゥル機と一般機でも。
どちらも装甲が追加されたようなカスタムでより重厚なイメージになっています。





以上HGAC　マグアナック（ラシード機/アブドゥル機）レビューでした。
今回は選択式のキットとなっていますが関節の作りなどは一般機と変わっていないので
可動範囲やシンプルな構成でサクッと組める所は変わらずです。
ただ説明書が一般機のものと追加されたモノクロの説明書を行ったり来たりしながら組むため若干分かり辛い所があったので
機体紹介もある専用の説明書でもあれば嬉しかったですね。
武装の大半は変わりませんが、カスタムされた姿は格好良くそれぞれの違いを比べるのも面白いキットでした。
同時発送されたアウダ機/アフマド機の方も後日紹介しようと思います。

■プレミアムバンダイ　HGAC　マグナアック（ラシード/アブドゥル機）３次発送分が受注されています。

(amazon)










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