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■HGUC アッシマー　レビュー

HGUCでキット化されているアッシマー。
発売は2005年で価格は2,160円となります。



付属品はビームライフル、右銃持ち手、スタンド、MA形態用スタンドジョイントが付属。



スタンド裏側には股関節カバーやMA形態用ジョイント、それに手首パーツを収納できます。



ホイルシールはモノアイ周りや腕、バックパックなどの細かい色分けを補うものです。



機動戦士ZガンダムよりHGUCでキット化されているアッシマー。
イエロー＆グリーンのカラーリングと特徴的な機体デザインもしっかり再現されています。
もちろん変形ギミックもありHGながら差し替え無しでMA形態への変形が可能になっています。



キットに使われているポリキャップはPC123プラス。
関節の一部にはABSが使われています。
それとスタンドにはビスを使うため組み立てにはプラスドライバーも必要となります。
配色は大部分が再現されていますが腕の一部やバックパック、細かいバーニアやダクト周りの色が足りません。
ですが組んだだけでも概ねイメージ通りの配色に仕上がります。




頭部アップ。
黄色いカバーに覆われたような独特の形状でドムのようなモノアイカバーが装着されています。
モノアイはシールでモノアイ部分も独立していないので貼り直して位置を変えたりする事はできません。
またモノアイのモールドもなし。
ですがモノアイカバーにはクリアパーツが使われていて結構豪華な作りです。



胴体は可変ギミックがあるので腰の回転はできません。
バックパックはバーニアや横の小さいスラスターやダクトなどの色が足りません。
中央のグレーはシールがありますが塗装で補わないといけない所も多めです。



肩は前後分割ですが合わせ目は段落ちモールドになっています。
裏側にもディテールがありました。



腕部は前腕のボリュームがありしっかりとした握り手もあります。
上腕のパーツの一部に合わせ目がでます。
手首近くにある緑の装甲はグレーですがシールで補う事もできます。



腰部はアーマーのないシンプルな作りで股関節はBJ。
股関節カバーを外す事でスタンド穴が出てきますが、昨今主流の3mm穴ではなく長方形のジョイントです。



脚部は太腿のインテーク部分などにも細かくディテールが入っていました。
膝下の装甲の一部に若干合わせ目が出ますが、作例ではそのままなのでこういったデザインなのかもしれません。
バーニアは赤いパーツで成形されていますが、外側はグレーなのでこだわる場合は塗装が必要です。



足首は足裏のバーニアも別パーツで再現。
足首とカカトのバーニア取り付けられている場所は赤なのでバーニアの外側のグレー同様塗装が必要です。
変形の都合で足首とカカトがそれぞれ可動します。



可動範囲など。
首はBJで肩も上方向にスイング可能。また前後にも多少スイングできます。
肘は90度ほどで上腕にはロール軸あり。
腰は回転できませんが変形ギミックのおかげで前方にスイングは可能です。



下半身は股関節がBJなので開脚幅は狭いです。
また足首の接地も良くはありませんでした。
膝は二重関節ですが太腿のカバーが干渉するので可動範囲は90度ほどです。




付属のスタンドはビス＆ナットが使われていてテンションの調整も楽にできますし
前後左右にスイングが可能で支柱の長さは変えられませんがしっかりとした使いやすいスタンドです。
MS形態では股関節と腰後ろのジョイント穴に接続する事ができます。






付属武器のビームライフルはモナカ貼り合わせで合わせ目がでますが
両端はしっかり別パーツ化されグリップの収納も可能。
また腰のジョイントに取り付ける事もできます。




また右手のみですがしっかりとした銃持ち手も付属。
造形も格好良いです。



続いて変形ギミックの紹介です。
まずは前腕のカバーを開くと手首が収納可能になり、
前腕をロールさせて肩アーマーを下げると黄色い装甲が繋がるように合います。



そして胸部の装甲を左右に開き



脹脛のカバーを開きます。
そうしたら膝をクランク状に曲げ



画像のように装甲内部に太腿や膝関節が収納します。
同時につま先も閉じておきます。




脚部を変形させたら腰パーツを前にスイングさせ、開いた胸部に接続。
ロックがありかっちりとはまります。



脚部を後ろに回転させバックパックの接続を外し



バックパックの装甲の一部をスライドさせ



画像の位置まで下げたら腕部と接続します。



後は頭部を90度回転させて



頭部装甲を開き、ライフルを下側に取り付ければMA形態の完成です。




円盤型の個性的な形状に変形しますが
HGなのに変形は差し替え無しで手首を取り外す必要もないのは凄いですね。



こちらでも付属のスタンドが使えます。
ライフルに取り付ける際はジョイントパーツをスタンドに取り付けてから接続します。





各所にロックがあり変形はカチっと決まるのでライフル接続部以外形状は安定しています。
やはり手にとっても印象的な形をしていますね。




大部分はしっかり変形できるのですが、自分の物はライフルと胴体を繋ぐピンが緩く固定できなかったので軸を太らせました。




Mk-IIと並べて。
23.1Mの機体なのでMk-IIよりかなり大きめです。




以上HGUC　アッシマー　レビューでした。
武器はライフルのみとシンプルで変形ギミックがあるため可動も控えめな所はありますが
肩周りが良く動くので意外とポーズは付けやすいですし銃持ち手もしっかり付属しています。
細かい所を除き色分けも十分ですし、分割も最新キット並に合わせ目が目立たない構造になっていました。
HGUCながら差し替え無し＆余剰なしの変形が可能なのは驚きで
変形自体も各所にロックがあり扱いやすいです。
結構古めのキットなのですが完成度はかなり高いキットだと思います。

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