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■HGUC　νガンダム（ヘビー・ウェポン・システム装備型）　レビュー

昔組んだHGUCνガンダムがだいぶ黄変してしまったので
代わりに組んだ事がなかったHWSの方を買って組んでみました。
再販された物なのでバンダイロゴは青ですが発売は2009年のキットとなります。
価格は3,024円です。



付属品はハイパーメガライフル、ビームライフル、ニューハイパーバズーカ、ハイメガシールド
サーベル刃2種、右銃持ち手、右持ち手、左平手が付属します。



シール類は細かい黄色やシールドのラインなどを補うものが中心で
マーキングシールもあります。



余剰パーツとしてノーマルνガンダムの装甲が余ります。



CCA-MSVよりキット化されたνガンダム（ヘビー・ウェポン・システム装備型）
νガンダムをベースに胸部、腰部、脚部に装甲が追加され
シンプルでスラリとしたνガンダムから一気にボリュームのある姿に変わっています。



キットはHGUCνガンダムをベースに装甲や武装が追加された内容です。
フィンファンネルやバズーカを背負うのでやや後ろに倒れやすく、左側に傾きやすい所はありますが自立は可能でした。
ポリキャップはPC-132Aが使用されていて一部の関節やフィンファンネルのジョイントなどにはABSも使われています。



フィンファンネルやバズーカを外した姿。
キットの配色ですが、大まかな部分は成形色で再現されていますが
細かいスラスター周りのイエローやミッドナイトブルー部分など抜けている所が結構あります。
ファンネルなど一部はシールで再現できますが、塗装が必要な箇所もそれなりにあります。




頭部アップ。
頭部はノーマル版と変わらないのでヘルメットは一発抜きで合わせ目が出ません。
そのためか分かりませんがバルカンの排莢口のモールドはありません。
頭部の横にあるミサイルランチャーは多少スイング可能です。



胸部両側に装甲が取り付けられボリュームが増した胸部。
ダクト内部は別パーツ化されていないので黒などで塗装すると引き締まりそうです。



バックパックはνガンダムと変わらず。
バズーカをセット可能ですし、バーニアは別パーツ化されています。
サーベルラックのイエローのパーツは中央にミッドナイトブルーのラインがあるのでそちらは塗装が必要です。



腕部は合わせ目の出ない作りで見栄えが良いです。
肩のダクトは別パーツ化されていました。



しっかりした握り手の他、平手も付属。
左手のサーベルラックは差し替え無しで可動します。



アーマーが取り付けられた腰部。
フロントアーマーは丸々交換し、リアアーマーは赤いパーツを外して上から被せる方式。
腰のV字部分はシールあり。
リアアーマーのダクト部分はイエローなのですが再現されていないので塗装が必要です。
変更がないサイドアーマーのダクト部分も同様に塗装が必要となります。



アーマーはフロントとサイドが可動。股関節はBJです。
裏打ちパーツこそありませんが、モールドが入っているのは良いですね。



脚部は脹脛のパーツを外し、追加装甲を取り付ける方式。
つま先のイエローが足りませんがシールがあります。



脹脛のスラスターカバーは可動します。
増加装甲のスラスター部分はイエローが別パーツ化されていますが
その周りのネイビーブルーや中央のブラックなどは塗装が必要です。



足裏はほとんど肉抜きが目立たない作り。
つま先とカカトのクロー部分はイエロー塗装が必要です。



フィンファンネルは収納式のジョイントがあり綺麗に連結する事ができます。
微妙にジョイント位置が違っていたりしますが、裏面のモールドで判別できるので組みやすいです。




もちろん差し替え無しで射出状態が再現可能。
一部のイエローが足りませんがシールで補う事ができます。



可動範囲など。
ノーマル版と関節構造は変わりませんが、肩のミサイルランチャーがあるので首を回転させると干渉する所はあります。



股関節がBJですが開脚や接地はまずまず。
リアアーマーが固定で長さが一気に伸びたため、ノーマルと比べるとこちらも干渉が増えています。



ハイパーメガライフルとハイメガシールドを装備。
武器もかなりのボリュームがあります。




スタンドは3mm軸のものが使えますが重さが結構あるのでしっかりしたスタンドを使ったほうが良さそうです。





ハイパーメガライフルは本体がモナカで上からカバーを被せる方式。
なので上から見ると合わせ目が目立たない作りです。
配色を再現する場合後端部の○モールドなど一部は塗装する必要があります。
バイポッドは差し替えで展開が可能です。




銃持ち手があるのでグリップを握る姿も自然です。
多少個体差もあると思いますが、このサイズの武器なので腕を伸ばして構えると肩関節などが負けて垂れ下がってくるので
若干きつめに調整しておいた方が良いかもしれません。





巨大なハイメガシールドは下側に2門の砲口がありこちらはモナカなので合わせ目が出ます。
シールドのラインはシールで補う事が可能です。




ハイメガシールドはノーマルのシールドに被せる方式です。
腕に取り付けるジョイントは取り付けられる所が2箇所あります。
ただこの大きさなのでファンネルを装備させたりしていると干渉しやすい所はあります。






ニューハイパーバズーカはνガンダムと同じ物で弾頭なども別パーツ化されていますが
一部ミッドナイトブルーなどで塗装する必要があります。
また合わせ目も出ますがグリップは可動するので楽に担ぐ事ができます。





ノーマルのビームライフルも付属。
こちらも流用で作りは変わっていません。
一部合わせ目が出るのも変わらず。




ビームサーベルは左腕にセットされているものと




バックパックに装着されている物どちらもクリア刃が付属。
バックパックに装備されている物はビーム刃も派手な造形です。



また余剰パーツを使う事でノーマルのνガンダムを組む事もできます。
パーツの交換も比較的簡単で組み換えも楽でした。



HGUCガンダムやHGUCジェガンとサイズ比較。
逆シャアのMSなのでサイズはかなり大きめ。




以上HGUC νガンダム（ヘビー・ウェポン・システム装備型）レビューでした。
以前発売されたνガンダムをベースにHWSのパーツを追加したキットとなっています。
価格差は300円ほどですがボリュームのあるHWSパーツがセットされていますし、
普通のνガンダムにも気軽に組み換えたりする事ができるのでかなりお得に感じるキットでした。
またνガンダム自体も作りは変わっていないのでヘルメットが珍しい一発抜きで合わせ目が出ない作りなのも面白いですし
アーマー裏にモールドが入っていたり握り手なども付属しているなど充実した内容で出来の良いキットになっていると思います。

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