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■HGUC パラス・アテネ レビュー
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最近は少し古めのZガンダム系キットをちょこちょこ組んでいるので今回はHGUCでキット化されたパラス・アテネを紹介します。
価格は1,944円で発売は2006年のキットです。
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付属品は2連装ビームガン、専用シールド、サーベル刃2本
シールドジョイント、右持ち手が付属します。
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シールは結構多めで各所の黄色ラインなどを補うものが中心です。
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HGUCでキット化されているパラス・アテネ。
シロッコが設計したジュピトリス製のMSで他のMSより大型かつ様々な武装が詰め込まれた機体です。
機体のシルエットも特徴的で背面にはムーバブルシールドが装着され
シールドには放射線状に大型ミサイルが取り付けられています。
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プロポーションは良好で格好良くまとまっています。
機体の配色ですが脚部の中央にあるイエローのラインや肩の拡散ビーム砲のピンク
細かいスラスターダクト内部など足りない所はそれなりにあります。
ですが大部分はシールで補う事も可能になっています。
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大型ミサイルを外した状態。
使われているポリキャップはPC123プラスでABSは使われていません。
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頭部アップ。モノアイ周りはシールで再現します。
モノアイの造形はなく円形のシールを貼り付けるだけなので貼り直しが必要ですが一応位置調整は可能。
頬部分から胸に伸びるパイプは軟質パーツです。
頭部は左右分割で中央に合わせ目が出ます。
後頭部のモノアイレール部分はシールで補う事が可能です。
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首は襟との干渉もほとんどなくよく動く作りですが
45度ほど回転させるとパイプは外れてしまうので可動には制限があります。
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胴体のパイプも軟質パーツです。
腰の回転に追従しますがこちらもあまり回しすぎると外れる時があります。
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バックパックはシンプルなモナカ構造なので合わせ目が出ます。
スラスターは別パーツ化されていました。
合わせ目はディテールをまたぐ形になっているので処理はちょっと面倒そう。
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ムーバブルシールドはアームを介してバックパックに繋がれています。
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ジョイント部分にはポリキャップが使われていてスイングと回転が可能ですが
ポリキャップ部分にポリ隠しカバーなどはありません。
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バックパック接続部は最近主流のタイプではなかったです。
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大型ミサイルは全て同じ造形で長方形のダボ穴で接続します。
ミサイルは2パーツのモナカ構造で合わせ目あり。
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腕部は肩、腕ともに合わせ目が出ます。
黄色部分はほとんど成形色で再現されていますが、肩の拡散ビーム砲中央のピンクはシールです。
前腕の三角ディテールのイエローはシールで補えます。
![](hguc_palaceathene031.jpg)
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上腕のパイプは他と同じく軟質パーツで可動には影響しません。
前腕にはメガビーム砲がありシールドジョイントは前腕に接続する方式。
シールド位置は2箇所から選べます。
![](hguc_palaceathene033.jpg)
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腰部は変わった形状でサイドアーマーは太腿に取り付けられています。
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アーマー裏は特にディテールなし。
股関節のカバーを外せばスタンドジョイントがありますが3mm穴ではなく、長方形タイプです。
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脚部ですが装甲の中央の黄色ラインの色分けは省略されています。
ですがシールがありますし、一応モールドもあるので塗り分けは楽そう。
節のようになっている脛部分ですが一番下はイエローなのでこちらも省略されています。
ただシールもあるので補う事は可能です。
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イエローのラインに沿って分割されているので目立ちませんが合わせ目が出る所はあります。
足首軸は斜めになっているので接地性は良好。
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足首のクローは全て可動します。
肉抜きは若干ありますがさほど目立ちません。
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可動範囲など。
首の可動はパイプによって制限される所はありますが肩のスイングはまずまず。
肘は90度ほどで腰の前後スイングはほぼできません。
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股関節はBJなので脚はあまり開けませんが接地は良好。
サイドアーマーが太腿に装着される作りなので脚は良く上がります。
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武器を装備させて
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スタンド穴は長方形なので主流となっている3mm軸タイプは使えません。
ですがアッシマーなどに付属するスタンドは使えます。
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足のクローを展開。
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2連装ビームガンは細くなっている砲身は1パーツで合わせ目が出ませんが
基部などには合わせ目が出ます。
また両横の紺色のパーツは一部がオレンジイエローですがシールで補えます。
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ビームガン中央にある太い砲身はグレネードランチャーになっています。
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シールドは裏面にサーベルグリップを収納できます。
表面には小型ミサイル射出口が造形されています。
裏打ちパーツもありモールドも適度にありました。
ムーバブルシールドはスイングできるので特に干渉で困るといった事は無かったです。
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ビームサーベルは2本付属していますが持ち手は右手のみなので持てるのは1本のみ。
サーベル刃は機体サイズから見るとちょっと短い印象も受けます。
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大型ミサイルを周りに浮かせて。
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HGUCのMk-IIやメッサーラと並べてサイズ比較。
サイズはかなり大きめでメッサーラ並のボリュームがあります。
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![](hguc_palaceathene005.jpg)
以上HGUC パラス・アテネ レビューでした。
個性的なデザインのMSですがスタイルは良好で格好良くまとまっていると思います。
2006年発売のキットなので可動に関しては一昔前のHGといった印象ですが
大型の機体ながら保持力は良好で特にプラプラしたり外れやすい箇所は無かったです。
合わせ目が多く、処理する場合は手間がかかるとは思いますが
2000円を切る価格ながら非常にボリュームのあるキットで
放射線状に伸びる大型ミサイルや各所に内蔵された武装も特徴的で組んで眺めるのも楽しいキットでした。
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