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■COMBAT ARMORS MAX アビテート　F35C　ブリザードガンナー　レビュー

COMBAT ARMORS MAXシリーズでは初の４脚タイプのCBアーマーとなるブリザードガンナーがキット化されました。
価格は6,900円です。



付属品は爪収納時の足底パーツに地球連邦軍パイロットフィギュアが2体のみです。



デカールは水転写デカールが付属しています。



そして無くしそうなので切り離してはいないのですが、手すりやライトガードを再現できるスペシャルパーツが付属。
こちらは自由に使うようになっているディテールアップパーツで取り付けには接着剤が必要です。




極寒地での稼働を目的に開発されたというブリザードガンナー。
こちらはCOMBAT ARMORS MAXシリーズでは初の4脚タイプCBアーマーとなっています。
戦車の砲塔に4本の足を取り付けたような機体で昆虫などを思わせるような形状になっていて
今までの人形タイプとは全く違うCBアーマーになっています。




今回もスペシャルパーツを除けば接着剤が必要なのはパイロットフィギュアぐらいで
大部分はスナップフィットが採用されています。
機体の配色も比較的シンプルなので大体再現されていて
リニアカノンのラインやアンテナ、ミサイルポッドのやライトなど細かい所が足りないぐらいです。




パーツ分割は意外とシンプルで足が4本ありますがサクサク組み立てられました。
主要な関節はポリキャップが入っているためスムーズに可動します。



胴体部分は視察窓が開口されています。
リニアカノンの反対側にあるのは30mm機関砲でこちらはスイングが可能。
センサーはクリアパーツが使われています。



リニアカノンの下のライトもクリアパーツ。
その下にあるバーが自分のキットだと若干取れやすかったので少し調整すると良いかも。



リニアカノンは砲口部分が別パーツですが砲身はモナカで合わせ目あり。
こちらはあまり大きくは動きませんが上下にスイングが可能。



後部に取り付けられている７連装ミサイルポッド。
こちらは弾頭が色分けされていませんが、弾頭自体は別パーツ化されているので塗り分けは楽だと思います。
ほとんど目立ちませんがこちらも軽く上下にスイングできます。



横にはスモークディスチャージャーがあります。
こちらはモナカなので合わせ目あり。



背面は燃料タンクなどが取り付けられています。
テールランプはクリアパーツ製。
アンテナですが自分の物は輸送中に引っかかったのか先端に近いゲート部分でちょっと曲がっていました。
細いので破損には気をつけたほうが良さそうです。



ハッチは２つありどちらも開閉可能。



組んでしまうとほとんど見えませんが操縦席内部も造形されています。



パイロットフィギュアは２体付属していて片方が腕を軽く組んだもの
もう片方が双眼鏡を覗いている形状になっています。
パイロットは単色なので塗装が必要です。



画像のように乗せる事ができますが、
特にロックなどはなく接着しないと転んで機体内部に入り込んでしまいます。
なので軽く固定したい場合は足に練り消しやブルタックあたりを少し付けて立たせると良いと思います。



脚部はシンプルな構造で大部分がモナカなので合わせ目あり。
蛇腹状になっている所は大半が固定です。



膝にあたる部分にはカバーがあり、可動に合わせてスライドする作り。



爪部分裏側の穴は肉抜きなのかこういったものなかはちょっと分かりません。



また足底のパーツを交換する事で爪収納時の姿も再現できます。



脚の可動ですが、付け根部分は角度が付いていて蛇腹状のパーツを回転させる事で足を上げたり下ろしたりできます。
もちろん付け根部分はロールも可能。
また足首も大半の蛇腹は固定ですが一番上が可動するので接地はなかなか良好。



膝も伸ばせますし思ったより動きが付けられます。




関節の保持力も今の所は問題なく砲塔部分をしっかり支えられます。
スナップフィットも最近のダグラムシリーズと同じく安定していて
前面にあるバーがちょっと外れやすいかなと思うぐらいでポロポロと落ちるパーツは無かったです。




脚以外は砲身などがスイングできるぐらいですが
姿勢を低くしたり高くしたりと意外とダイナミックな動きを付けられるのが楽しいです。



横っ飛びのような姿で移動するポーズもできました。



人形のCBアーマーと組み合わせると異質さが際立ちます。



同シリーズのダグラムやガンプラのHGUCMk-IIと並べて大きさ比較。
サイズですが４本の脚を拡げているような姿なので結構幅を取ります。
脚を伸ばさなければ高さは低め。




以上COMBAT ARMORS MAX　ブリザードガンナー　レビューでした。
シリーズ初の４脚タイプという事で今までのCBアーマーとは全く違うシルエットが魅力のキットです。
胴体の可動部位はリニアカノンや機銃などの武装ぐらいなのでほとんど動きませんが
脚がシンプルな作りのわりに予想以上に大きな動きを付けられるのは驚きでした。
パーツ分割はシンプルなので組みやすいですし、戦車のような胴体があるので汚し塗装なども楽しそうなキットです。
この調子ならいずれキット化されそうですがテキーラガンナーなど他の４脚タイプのCBアーマーも是非出して欲しいですね。


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