■TOP

MG ガンダムF91　Ver.2.0（ハリソン・マディン専用機）　レビュー

MG F91 Ver.2.0仕様で発売されたガンダムF91（ハリソン・マディン専用機）
こちらはプレミアムバンダイで受注された物で価格は4,620円。
発送月は2019年10月です。
説明書はF91と同じ物の他に、違う部分を補足したモノクロの説明書が1枚付属していました。



付属品はビームライフル、ビームランチャー、ビームシールド、スタンド
銃持ち手、持ち手、スタンドジョイント
それにサーベル刃2本が付属します。



シール類はセンサーや一部の三角モールドを補うホイルシールと
黄色ラインなどを補う水転写デカールが付属。



余剰パーツですが配色を再現するためにランナーが増えているので数は増えています。
またセシリーフィギュアや変形頭部なども余剰扱いになっていました。



先に発売されたF91 Ver2.0をベースにキット化されたハリソン・マディン専用機。
今回は白い部分が増える前の初期カラーリングでキット化されています。
なので腕の一部や太腿などもダークブルーでティターンズカラーに近いような印象も受けます。
本体に関してはノーマルのF91と共通ですが
色違いのランナーをセットする事で異なる配色パターンをできるだけ再現しています。



関節はノーマル版と変わらずABSメインの関節でポリキャップは使われていません。
2.0そのままなのでプロポーションも良く色が暗くなったためより引き締まって見えます。
配色は複数の同ランナーをセットして再現するようになってはいますが
足りない所もそれなりにあり、パーツ分割が出来ない胸部や肩、脚のラインなどは水転写デカールでの再現となります。




頭部アップ。
頭部はアンテナが白になりましたがバルカンは黄色のままです。
それと今回は画像の頭部のみ組むようになっていて変形用頭部などは余剰扱いでした。



フェイスオープンのパーツも余剰扱いになっていますが
問題なく取付可能でフェイスオープン状態も再現できます。
差し替えなしで変形するタイプの頭部も組めますが、赤のFランナーが1枚しかないためアゴなどは黄色いパーツになります。
ですが差し替え頭部のパーツと交換すれば赤にする事はできます。



胸部はコクピットが開閉可能。
胸部ダクト内部のパーツは塗装済みパーツです。
胸部のラインやVマークは別パーツにする事はできない分割になっているためデカールで再現します。



肩のフィンは差し替え無しで再現。
91のマークや肩の黄色ラインはデカールで再現します。



腕部は装甲の色がダークブルー一色。
前腕ロールやシールドの展開ギミックがあり凝った作りになっています。




腰アーマーはフロントアーマーの一部の白が足りないためデカールで再現します。
サイドアーマーは展開可能でシールドやサーベルが収納されています。




リアアーマーのラッチは差し替え無しで開閉しビームランチャーを取り付けられます。
アーマー裏は裏打ちパーツがあり密度のあるモールドが刻まれていました。



脚部はソールが黄色なのが特徴的です。
こちらも横の黄色ラインはパーツ分割では再現できないのでデカールを使うようになっていました。



脹脛のスラスターは3つ連動し展開可能。



脛部分のフィン内部パーツも塗装済み。
足首はつま先が独立して動きロールも可能です。




武器を装備させて。
今回も2.0専用のスタンドが付属。
別売の2灯LEDを使用する事で発光ギミックが楽しめます。




バックパックと胸部にはクリアパーツが使われているため
LEDを使う事で画像のように発光させる事ができます。
背面はそこそこ派手ですが胸部周りが地味なのは変わりませんでした。





武装も特に変わっておらず成形色の違いのみです。
各所は開口されていて立体感のある作り。




合わせ目も大半は段落ちモールド化されています。
可動範囲はノーマル版と変わりません。



ビームシールドも派手な造形で蛍光パーツが使われているため明るく見栄えが良いです。





ビームランチャーも成形色以外は特に変わらず。
砲口部分とグリップが可動します。




こちらも合わせ目は段落ちモールド化されています。
保持力なども今の所十分ですが、ノーマルのF91は結構関節がへたっていたのでそのうち調整は必要になるかもしれません。




サーベル刃はクリアグリーン。
グリップはサイドアーマーから取り出してそのまま持たせられます。





ヴェスバーは黄色いランナーを追加した事で目立つイエロー部が再現されています。
ギミックは変わらず中央部分と後端部がスライドして展開します。




専用スタンドはバックパックで挟み込むので安定しますが角度調整などは出来ません。
アクションベースなどに使えるスタンドジョイントも付属していますが
相変わらずズレやすく危なっかしいのでココは改良して欲しかったですね。




最後にベースのVer2.0と並べて。
塗装済みパーツが使われている場所は特に変わっていませんでした。




以上MG ガンダムF91 Ver2.0（ハリソン・マディン専用機）レビューでした。
基本的にノーマルのVer2.0の成形色変更のみのキットとなりますが
同じランナーを複数用意する事で変更されたカラーリングに対応しています。
たださすがにそのままのパーツ分割で無理な所はデカールで補う形になっていました。
それとランナーの都合なのか変形タイプの頭部が余剰扱いになっているので
どうせならそちらも手軽に使えるよう小さめのランナーですし、赤いFランナーをもう1枚追加してくれると嬉しかったですね。
とは言え元のF91 Ver2.0自体が良い出来でギミックも細かいですし、
ダークブルー＆イエローのメリハリのあるカラーリングもノーマル版とはまた違った格好良さがあるキットでした。

(プレミアムバンダイ)
HG ガンダムG40などが受注されています

(amazon)










■ガンプラレビュー一覧（カテゴリ別）


■ガンプラ以外のプラモレビュー一覧（メーカー別）


■レビュー一覧はこちら
■TOP