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■RG MS-06R-1A エリック・マンスフィールド専用ザクII レビュー

定期的にキット化されているRGザクのバリエーションキットですが
今回はMS-06R-1A エリック・マンスフィールド専用ザクIIが登場。
こちらはプレミアムバンダイの受注品となっていて価格は3,240円です。

付属品はザクマシンガン、ジャイアントバズ、ザクバズーカ、ヒートホーク&ジョイント、パイロットフィギュア
平手、持ち手、可動手、シールド用武器取り付けジョイント、スタンドジョイントが付属します。

デカールはいつも通りリアリスティックデカールが付属。
コーションマークやラインマーク、グリフォンのエンブレムなどの他、頭部の色分けを補うものもあります。

余剰パーツもそれなりにあります。


機動戦士ガンダムMSVよりエリック・マンスフィールド専用ザクIIがキット化。
こちらは06R-1Aタイプの機体となっていて、大部分のパーツはこれまでリリースされたR型ザクのパーツが流用されています。
ただ頭部の一部は新規パーツとなっていて
アンテナが中央からではなく左側に装着されています。


グレーのロービジカラーという事ですが
配色パターンが複雑で、RGらしく白やグレーなどに複数の成形色が使われているため、組んでみると意外と派手な印象もあります。
機体の配色はほぼ再現されていますがパーツが分割できない鼻部分上側のブラックはシールで補うようになっていました。
プロポーションなどはこれまでキット化されたR型ザクと変わりません。




頭部アップ。
アンテナが新造されていますがギミックは共通で
モノアイはクリアパーツですがシールあり。首の可動と連動してモノアイが動きます。
動力パイプは芯線となるパーツにプラパイプを通していく作りです。


コクピット開閉ギミックはそのままです。
パイロットフィギュアは流用で立ちポーズのものが付属。


ランドセルはバーニアとフィンが可動。
胴体のパイプも頭部と同じ作り。組み立て時はバラけさせないよう注意が必要です。


スパイクアーマーやシールドも特に変更なし。
白色はグレーがかった色も使われていてアクセントになっています。


腕部はシン・マツナガザクのような肩スリットはありませんし肘の形状も普通です。
平手もありますがRGおなじみの可動手も付属。


腰部にはヒートホークやマガジンを装着可能。

サイドアーマーはノーマルザクIIに比べ外れにくくなっているタイプ。
股関節の可動ギミックなどは変わりません。


脚部にボリュームがあるので膝の可動は90度ほど。
太腿は可動に合わせ派手に装甲が割れてスライドします。
動力パイプはスプリングにパイプを取り付けるタイプなので可動の妨げにはなりません。


カバーがなくパイプなどがむき出しでメカニカルなR-1タイプの脚部。
バーニアの横にあるフィンはそれぞれ可動。

足首はつま先が若干可動します。


シールドの武器マウントジョイントが変わらず付属しているため
各種武装を取り付ける事ができます。
ただバズーカやマシンガンを同時に取り付けるとシールドジョイントがちょっと重さに負ける感じです。



続いて付属武器の紹介です。
特に変わった新規武装はなく、R型ザク系キットにあったものがそのまま付属します。
こちらはザクマシンガン。
スコープはクリアパーツでマガジンが取り外し可能。
スコープやフォアグリップが可動しますが目立たないものの一部に合わせ目あり。



可動範囲はジョニー・ライデン専用ザクIIなどと同じです。
スタンドジョイントは角型タイプなのでアクションベースには対応しますが3mm軸は使えません。



ザクバズーカ。
こちらもスコープとフォアグリップが可動。
グリップは可動しませんが肘を極端に曲げなければしっかり担げます。

ジャイアントバズの方にクリアレンズを使うため、こちらのレンズパーツはグレーとなります。



ジャイアントバズはフォアグリップやスコープの他メイングリップも可動。
肘を深く曲げても肩に担ぐ事ができます。
こちらのスコープレンズはクリアパーツが使われています。


バズーカ類はどちらもグリップまわりのパーツに合わせ目が出ますが両端は筒状のパーツが使われています。
どの武器もピン接続なのでポロリはなしです。
ただ相変わらず胸の両サイドにはめ込む四角いパーツがポロリしやすいので問題がないなら接着した方が扱いやすいと思います。


ヒートホークも流用で刃が別パーツ化され塗り分けやすくなっています。


同じ06R-1Aでホワイト&グレー系のカラーのシン・マツナガ専用ザクIIと。
頭部やフロントアーマー、肩のスリットなど若干の違いはありますがほぼ共通の作りです。


以上RG MS-06R-1A エリック・マンスフィールド専用ザクII レビューでした。
今回は頭部のアンテナが新造されていますが、武器や本体はほぼ流用となっています。
本体の配色はほぼ再現されていますが、さすがに鼻部分の黒はシールでした。
組んでみるとR型ならではのバーニアがむき出しになった脚部や大型ランドセルの迫力はもちろん健在ですし
モノトーンのカラーリングなのですが、配色パターンが複雑で
RGという事もありさらに細かく濃淡が付けられているので意外と派手な印象を受けるのが面白いキットでした。

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