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■ビークルモデル ブロッケード・ランナー



バンダイビークルモデルシリーズでキット化されたブロッケード・ランナー。
前回紹介したR4-I9と同時に発売されました。
価格は1080円とセット物を除けば普段のビークルモデルより若干高めの値段です。



ちょっと写真を取り忘れてしまい、マスキングの型紙として少し使ってしまっていますが
マーキングシールが付属し、赤いラインを補う事ができます。





EP4の冒頭に登場したブロッケード・ランナーがビークルモデルでキット化されました。
今回も成形色は単色成形。付属品は共通のディスプレイスタンドのみとなります。
いつもより若干高額な分キットのボリュームはありますが
パーツ数はスタンドを除いて21パーツほどなのであっという間に組めます。



特にスケール表記はありませんが、ミレニアム・ファルコンのセットVerの表記を見ると1/1000なそうです。
今回もスナップフィットなので接着剤は不要ですがレーザー砲の砲身はちょっと細いのでそのあたりは取扱いに注意が必要でした。



ハンマーヘッド型の機首部分。分割は極力合わせ目の目立たないディテールに沿った分割になっています。
機体の両面に取り付けられているレーザー砲は別パーツですが回転はできません。
各所のモールドは非常に細かく、長さ13センチほどの船体にびっしりとディテールが刻まれています。



アンテナも別パーツで再現。
ただこちらも回転などはせず固定となります。
成形色はやや黄色がかった白に近いライトグレーで成形されています。



機体下部も精密なディテールで
スタンド穴はいつも通り3mm軸のものが使えます。



11基ものノズルがあるエンジンブロック。
ノズル断面のモールドもシャープに成形されていました。





今回もデス・スターなどと同様にお手軽に塗装してみました。
基本塗装をした後スミ入れをしてノズル部分に少しすす汚れを付けたぐらいです。



今回はシールで補う赤ラインも塗装で仕上げています。
コンパクトなサイズですがこれだけびっしりモールドがあると
やはりスミ入れするのも楽しいですね。



機首部分。
ちょっと顔っぽく見える印象もあります。



ゴチャメカディテールは一体成型されていますがスミ入れをすると立体感も充分です。



レーザー砲やアンテナは部品の割れ防止に取り外しておいてからスミ入れした方が良さそうです。




大迫力のエンジンブロックはかなり見応えのあるモールドでパイプのディテールも精密。
これだけ小さくても戦車のエンジングリル部分などのパーツが見て取れます。




塗装ですがまず下地にメカサフヘヴィを吹き
クレオスのガルグレーとクールホワイトを半々ぐらいに混ぜ、少しだけ色の源イエローを混ぜたものを吹き付けています。
赤ラインはファレホのカーマインレッドを使い
大きいラインはマスキングしてエアブラシで吹付け、細かい所は筆塗りしています。




スミ入れはタミヤエナメルジャーマングレイにフラットホワイトを少し混ぜたものでスミ入れ。
赤ライン部分はフラットブラウンを使っています。
ノズルのすす汚れはガイアノーツエナメルの煤を使いました。




つや消しクリアはクレオスのスーパースムースクリアつや消しを使っています。




スケールは合っていませんがスターデストロイヤーと。



同じビークルモデルで比較的ボリュームのあるデス・スターIIやスターデストロイヤーと。
キットの価格が高めな分サイズも大きめです。




最初はこちらがミレニアム・ファルコンとして作られていたそうなので同じビークルモデルのミレニアム・ファルコンとも。
ミレニアム・ファルコンとして作られ始めたという事で、実物のミニチュアサイズも大きいものは2mもありEP4の中では最大なそうです。



以上ビークルモデル ブロッケードランナーでした。
全長13センチほどの小さなモデルですが、今回もサイズを感じさせないディテールの立体感が見事です。
ビークルモデルの中ではボリュームがある方ですがパーツ数は少なく
これまで通り気軽に組み立てや塗装が楽しめるキットでした。
11基ものノズルがあるエンジンブロックやハンマーヘッド型の機首など眺めていて面白い所も多く
スターデストロイヤーなどもそうでしたが、大型船がこうして手軽に飾れるのはやはり嬉しいですね。


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