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COMBAT ARMORS MAX アビテート　F-44B テキーラガンナー　レビュー

COMBAT ARMORS MAXシリーズの新作としてテキーラガンナーがキット化されました。
価格は8,580円です。



付属品ですが、フックや工具などのディテールアップパーツ（要接着）と



土嚢パーツが3種合計24個の他



ガルシア隊のフィギュアが多数付属。
左からガルシア、オッペ、犬のドーベルがポーズ違いで2種、それに機銃が2基



さらに子分フィギュアが3種それぞれ2体ずつ付属します。



後は水転写デカールもいつも通り付属。




キットはクラブガンナーのパーツを流用しているため一余剰パーツが多少あります。



ガルシア隊などで使用されていたテキーラガンナーがキット化されました。
こちらは以前発売されたクラブガンナーがベースとなっていて
多くのパーツが流用されています。
スケールはシリーズ共通の1/72スケールとなっていて4脚タイプのためボリュームもあります。



機体は寸詰まりの戦車に4本の足を付けたどことなくレトロでコミカルなスタイルはクラブガンナー譲りです。
クラブガンナーからの変更点としては
機体側面にバルコニーが設置されさらにトップヘビーな印象に変わっています。
またミサイルポッドの位置も変更されバルコニー下部に装着。
また新たに機体下部に2基のミサイルポッドが増設されています。



砲塔側面のディテールがやや変わっていたりしますがそれ以外は基本的にクラブガンナーと同じです。
関節構造や可動ギミックなども同じでポリキャップにより脚部は柔軟に可動。
機体の配色もほぼデザートイエロー一色という事もあり、砲塔後部ダクト以外は成形色で配色が再現されていました。




砲塔は下側の砲塔のディテールが一部異なっていて
凹部分が増えています。



各ハッチは開閉可能ですが、保持力は無く乗せているだけなので固定には接着が必要。
砲塔後部のダクトはブルーグレーなので塗装が必要となります。
砲塔はクラブガンナーと同じなため溶接跡のディテールもあります。



リニアカノンは上下にスイング可能。



もちろん砲塔も変わらず回転可能で下側のハッチも開閉できますが
やはり固定は出来ず接着が必要です。



サーチライトはクリアパーツで再現され収納も可能。
正面の機関砲は砲口が開いていませんがスイングは可能。
覗視孔は変わらずクリアパーツが使われています。



バルコニーが増設され一気に横幅が増した側面。



滑り止めのモールドも細かく、手すりもプラパーツにしてはかなり細め。
反面取り扱いには気をつける必要があり、組み付ける際は折らないよう注意です。
ミサイルポッドはクラブガンナーの流用でバルコニー下に取り付けます。



さらに機体下部にも増設されていてより重武装になりました。




脚部はクラブガンナーの色違いでそれぞれの関節が可動。
一部合わせ目もありますが配色は再現されています。



足裏にもディテールがあり肉抜きはありません。





ベースのクラブガンナーと比較。
やはりバルコニーの追加が一番目立つポイントでより広がりのあるスタイルになっています。




可動範囲はクラブガンナーと共通です。
足が細長くかなり不安定そうに見える形状ですが4本脚のため安定しますし
可動ポイントも多く思ったよりも細かい表情付けが可能です。



ディテールアップパーツは今回も取り付けていませんが、
フックや工具などがあり接着する必要はありますがさらに情報量を増やす事ができます。



ハッチなど接着が必要な所はありますが、関節などの保持力は問題なかったです。
ただ機体前後にあるフックの基部などはちょっと取れやすかったので一部接着するか軸を太らせた方がよさそうな所はありました。




続いてガルシア隊のフィギュア。
ガルシア、オッペ、ドーベルです。
さすがにこのスケールなので顔のディテールなどはあまりはっきりしていませんが
シワなどは細かく造形されドーベルも2パターンのポーズがあるのが良いです。



ただ自立できないかすぐ転んでしまうため安定して飾るには接着するか
ブルタックを使ったりするか軸を打ったりしてベースに固定する必要があると思います。




続いて子分フィギュア。
こちらは3種類のフィギュアが2体ずつ付属します。
どれも銃を構えるポーズで
膝立ちや寝そべり状態のポーズの他、



機銃パーツも付属し



その機銃を構える子分のフィギュアも付属します。
今までと同様全て単色のため細かい塗装は必要です。



今までのフィギュアと特に大きさは変わらずスケール感は合っていると思います。



犬の2ポーズも加えると合計10体ものフィギュアが付属しているため
これまでのキットの中で一番多くなっています。



土嚢は地面に積んでももちろん良いのですが、
劇中のようにバルコニーに積む事もできます。




もちろんフィギュアと絡めて飾る事も出来ます。
ただこの土嚢もそうですがただ置くだけなのでちょっとした事でバラバラと崩れてしまいます。
なのでキチンと固定したい場合は接着したりする必要があります。
画像ではブルタック（練り消しと同じような物）を使い簡易的に固定しています。



またクラブガンナーのパーツはフィギュア以外揃っているので
パーツを差し替えればクラブガンナーとして組む事もできました。




最後にHGUCガンダムやダグラムとサイズ比較。
クラブガンナーからさらにボリュームが増していて横幅も増しているためなかなかの大きさです。




以上COMBAT ARMORS MAX　テキーラガンナー　レビューでした。
今回はクラブガンナーをベースにしたキットですが、両横にバルコニーが追加されているため
より一層威圧感のある姿に変わっています。ただ本体自体は寸詰まりなのでどこかコミカルな印象もあるのが面白いですね。
またバルコニーには土嚢やフィギュアを乗せられるためフィギュアと絡ませて飾るのも楽しいキットになっています。
その付属するフィギュアですが、今回はガルシア隊の物が付属していてガルシアやオッペの他、子分も多数付属し
今までのキットの中では一番充実した内容となっているためフィギュアを組み合わせた情景などを作りたい方にも良さそうなキットでした。

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