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一番くじ　機動戦士ガンダム　40周年　E賞　EG　ガンダム ソリッドクリア
＆　F賞　G-3ガンダム　ソリッドクリア　レビュー

一番くじ　ガンダム40周年が発売され、その中にあるEGが欲しかったので9回ほど引いてみました。
価格は一回790円です。
自分は上位賞こそ当たりませんでしたが、なんとかE賞とF賞が引けたので個人的には一安心といった感じです。
後はC賞のEXスタンダードガンダムが１つ、G賞のハロが２つ、I賞の小皿が3枚、H賞のクリアファイルが1枚当たりました。



今回紹介するのはE賞 EGガンダム ソリッドクリアとF賞　EG G-3ガンダム ソリッドクリアです。
どちらもガンダムベース限定（後日武器なしで一般販売予定）で発売されたEGガンダムのバリエーションキットとなっています。
パッケージは箱ではなく袋詰になっていました。



ガンダムソリッドクリアのランナーは2枚構成。
Aランナーはほぼ非クリアのランナーで青いパーツのみクリアカラーになっています。



Bランナーは薄い乳白色のクリアランナーです。
どちらのランナーも30MMなどのファインビルド系キットのように各ユニットごとにパーツが配置され
非常に組みやすい構成になっています。



説明書はカラーですが機体説明などは無かったです。




G-3ガンダムの方も大部分が同じような構成ですが、こちらはライフル＆シールドのランナーが省かれていて



代わりにハイパーバズーカのランナーが付属している3ランナー構成。
説明書はガンダムと同じタイプの説明書でした。



ガンダムの方はビームライフル＆シールド、
G-3ガンダムの方はハイパーバズーカが付属します。
シールはありません。



EG（エントリーグレード）で新たに発売されたガンダムが一番くじ仕様のソリッドクリアとしてキット化されました。
今回はガンダムとG-3ガンダムの2種類です。
装甲の大半はクリアパーツ化されていますが一部の装甲や関節パーツは普通の成形色で再現され
クリアと非クリアパーツが混ざった独特の色味になっています。





エントリーグレードは新たに新設された廉価かつガンプラ入門用として最適なグレードで
タッチゲートが採用され手もぎでも作れるようなキットとなっています。
入門向けではありますが、キットの構造は非常に練られていてシールなしで頭部や股間のV字などの色分けも再現。
また基本的な関節は全て可動するフル可動モデルとなっています。
武器ありだと770円のキットですがこのそれでこの色分けはやはり素晴らしいです。




プロポーションはBEYOND GLOBALのような極端なアレンジはされず
どちらかというとHGUCリバイブのガンダムに近いような印象。
ただ肩アーマーなど各パーツの大きさはそれなりに変わっています。
キットの作りですが今回は30MMやHGACリーオーのようなシンプルな作りで
ポリキャップは使われておらず、肘や膝の関節はC字のジョイントが使われています。






頭部アップ。
頭部は目つきが結構鋭い印象。
シールなしでメインカメラやツインアイが色分けされ、ヘルメットは一発抜きの非常に凝った構成です。
ツインアイの周りは窪みになっていて
そのせいで暗い影になるため黒っぽく見えるようになるという面白い構造が採用されています。



フェイス部分だけだとツインアイの周りが窪んでいるのがわかりやすいと思います。
首はダブルボールジョイントで接続されていました。



胸部も襟や黄色ダクトなども少ないパーツでしっかり色分けされています。
コアファイターは再現されていませんがその分動かしやすい作り。
ガンダムの方は内部に黄色いパーツがあるため青いクリアパーツがちょっと緑っぽく見える所がありました。



バックパックはサーベル以外一体成型。
ですがバーニア内部にもディテールがあります。
中央には3mm穴あり。



ただ一体成型の都合かバーニアが横から見るとちょっと歪んでいます。



背面の接続穴は2穴タイプ。
バーニアの歪みが気になる場合HGUCガンダムのバックパックを取り付けるといった事も可能です。



ガンダムエースに付属していた武器セットAも一応取付可能でした。




腕部は肩アーマーや手首が1パーツで再現されています。
クリアなので見えにくいですが前腕の合わせ目はディテール化されていました。
関節構造の都合で正面から見ると肘にちょっと隙間が出来、向こう側が見えてしまいます。



肩はBJ接続ですが胴体側に大きく跳ね上げられる可動軸があります。




V字部分まで色分けされた腰部。
色分けは優秀ですがリアアーマー中央下側に大きな凹みがあります。



股関節はBJですが広い可動範囲が確保されています。
太腿側にはロール軸がありますがこのパーツが小さめでちょっと隙間が目立つ印象。
この辺りはパーツ数削減のためしょうがないのかも。



脚部はスラリとしていますが程よい太さもあります。
クリアパーツなので当然ダボピンが目立つ所はありますね。
スネ部分などはモナカなので合わせ目が出ます。



足首はスリッパ状の構造で自由度が高いです。
アンクルアーマーも別パーツ化されていました。



足裏はつま先側に肉抜きあり。




可動範囲など。
廉価なキットとは思えないほどよく動きます。
胴体は動かしすぎると隙間が目立つものの、かなりスイング幅があり首も柔軟です。
肩は前後スイングが出来ない構造ですが大きく跳ね上げられ、肘も十分曲がります。



下半身も股関節がBJですが開脚幅は広く
膝や足首も柔軟で接地も良いです。
可動と色分けにはかなり力が入っていました。



武器を装備させて。
本体の違いはカラーのみで造形は共通です。




ビームライフルはモナカで一部合わせ目あり。
スコープが可動しますがフォアグリップは固定です。



HGUCの物（写真右側）と比較。
本体はHGUCより色分けされている所がありますが、こちらは若干安っぽく
黄色部分も色分けされていませんし全体的に薄め。
また銃口は開口されていません。






肩が前後方向にスイングできない所は少し気になりますが接地も良くポーズは付けやすいです。





シールドもHGUCと比べるとやや簡素な作り。
裏面のモールドはかなり少なめになっていて
グリップ周りの造形もあっさりしています。
ですが表の色分けはしっかりしていました。



腕に装備する事はもちろん、背面にも取付可能。



関節の保持力はどこも今の所しっかりしていました。
もちろん3mm軸のスタンドも使用可能。




G-3に付属するハイパーバズーカ。
こちらもモナカで合わせ目は出ますがグリップが可動します。



ノーマルHGUCのバズーカがどこかに紛れ込んで見つからなかったのでリアルタイプのバズーカと並べて。
成形色は違いますが造形はノーマルと同じです。
ライフルと違いこちらは厚みも気にならず少ないパーツ数ですが雰囲気は良好。




手首は1パーツで分解できないためバズーカを持たせる場合グリップ側を分解して持たせます。



シンプルな構造なので裏側のリブやダボ穴は目立ちますが
クリアキットらしい綺麗な仕上がりが手軽に楽しめます。



黒背景で。
武器はもちろん交換可能ですが
シールドのみノーマルカラーなのでG-3にはちょっと似合いませんね。



手首のBJ径はHGUCと共通なのでそちらの手首を使えばHGUCガンダムのライフルなどを持たせられます。



肩が大きく跳ね上がる構造なのでラストシューティング風の腕を真上に上げたポーズも楽に取れます。



シールドは角型グリップのため、手首だけで持たせてもクルっと回転するような事はありません。



サーベル刃は付属しませんが、HGUCなどのサーベルをそのまま使う事ができました。
バックパックなども互換性があるのでHG系キットのパーツを色々使ってカスタムも出来ると思います。





最後にHGUCガンダムやHG BEYOND　GLOBAL版と比較。
HGUCに近い感じがしますが肩アーマーやヘリウムコアなどは結構大きめ。
やや逞しくなった印象があります。



ガンプラ40周年一番くじ E賞 EGガンダムソリッドクリア ＆ F賞 EG G-3ガンダムソリッドクリア　レビューでした。
今回始めてエントリーグレードを組んでみましたが、
後日発売される武器無し版は550円と非常に安価なキットになっているにも関わらず
本体は驚くほど分割と可動が凝っているため組んでいて驚かされるキットでした。
値段相応の省略や隙間が目立つ所はあるのですがシールなしでV字なども色分けされここまで動くのは凄いですね。
今回は一番くじ版なのでクリア地を生かした質感が楽しめますし、G-3＆ハイパーバズーカというセットもあります。
E&F賞という事で比較的当たりやすい物なので売っていたらちょっと引いてみるのも良いかもしれません。

(プレミアムバンダイ)
HGAC ヴァイエイト＆メリクリウス2次発送分などが受注されています

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