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HG ザク・デザートタイプ レビュー
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HG オリジンMSDシリーズからザク・デザートタイプがキット化されました。
価格は2,420円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
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付属品はM-120AS ザク・マシンガン、ヒートホーク2種、ラッツリバー式P-3 2連ミサイルポッド
右銃持ち手、左平手、そしてスタンドジョイントが付属します。
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シール類はマーキングシールのみでモノアイやコーションマーク、
それに各所のラインも再現できます。
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HGオリジンザク系のパーツが一部流用されているため余剰パーツもありました。
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HGオリジンMSDシリーズで発売されたザク・デザートタイプ。
こちらはアフリカ戦線向けに改修された機体です。
各所にはラジエーターや排熱用のスリットがあり装甲の形状も大きく変化。
軽量化や出力も向上され熱帯・砂漠戦などに対応した機体となっています。
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キットはオリジンザク系の関節が流用されていますが今回はかなりの部分が新規パーツで
特に外装は従来のザクから細かく形状が変わっています。
また膝関節はシーリング処理がされた造形になっているのも特徴です。
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キットはサンドイエロー系の機体ですがダークグレーやグリーンも使われた独特のカラーリングになっています。
大部分が新規パーツのためか配色の再現度も高く、ほぼ全て成形色で配色が再現されていました。
足りないのはバルカン周りなどの細かい所ぐらいなので部分塗装も楽そうです。
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頭部アップ。
頭部は特徴的な形状のアンテナが装着され動力パイプは赤色になっています。
モノアイはマーキングシールで再現しますが
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アクトザクなどと同様にモノアイの連動があり
首の動きに合わせてモノアイが可動します。
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またモノアイレールとモノアイのモールドもあります。
モノアイモールドは平面的なモールドですがその分シールが浮いたりする事はないです。
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胴体もほとんどが新規パーツでパイプ接続部などの形状も特徴的です。
動力パイプは軟質プラですが切れ込みは一箇所のみでさほど目立ちません。
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ランドセルは全く別の形状になり巨大なラジエーターユニットが目を引きます。
ダクト部分にはスリット状のモールドが入っていました。
また合わせ目も見えない分割になっています。
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肩のシールドは角が落とされたような形状。
BJで接続され柔軟に動きますし裏打ちパーツもあります。
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腕部は肘側面がつるっとした形状。
肩パーツには合わせ目が出るものの、前腕パーツは合わせ目が段落ちモールド化されていました。
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スパイクアーマーも従来のザクとは違うアーマーの形状で合わせ目はディテール化されていました。
スパイクのモールドも細かく見栄えは良いです。
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左腕にはラッツリバー式3連ミサイルポッドが装着されています。
こちらも合わせ目のでない構造です。
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腰部の形状も変わりリアアーマーには排熱用のスリットがあります。
リアアーマーはこれまでと変わらず3mmジョイントがありヒートホークなどを取付可能。
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サイドアーマーにはクラッカーポッドが装着されています。
こちらは開閉可能で中のクラッカーも再現。
ただ2つまとめて造形されています。
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股関節やサイドアーマーなどの作りは変わっておらず
サイドアーマーはBJで可動する他、後ろ側にスライドが可能。
股関節にはスイングギミックがあります。
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脚部もほぼ新規で放熱スリットやシーリングのあるデザートタイプらしい形状になっています。
またこちらの分割も凝っていて合わせ目は段落ちモールド化されていました。
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膝はシーリングされた変わった形になっていて膝を曲げると膝アーマーが分離します。
膝関節は挟み込みで合わせ目がありました。
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足裏は今まで通り肉抜きなしです。
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可動範囲は他のザク系とほぼ同じです。
新造されているパーツが大部分ですが関節構造などが変わっていないため動かした感じも同じでした。
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武器を装備させて。
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Mー120AS ザクマシンガン
こちらはフォアグリップとストックが可動します。
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またマガジンもこれまでと同じく分離可能。
銃口は別パーツで段落ちモールド化されている所もありますが
一部には合わせ目が出ます。
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右の銃持ち手があるためしっかり保持可能。
バレル部分は放熱スリットのような細かいモールドがあり本体とも良く合います。
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スタンドジョイントも付属しますが四角いジョイントでアクションベースには対応しますが
3mm軸には対応していないので若干使い辛い感じがあります。
ただ一応リアアーマーの3mm穴をスタンド穴として使う事はこれまで通りできます。
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ラッツリバー式3連ミサイルポッドやクラッカーポッド。
クラッカーポッドは両方ともしっかり開閉可能です。
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ラッツリバー式P-3 2連ミサイルポッド。こちらはクラッカーポッドと交換して腰に取り付けます。
小ぶりのミサイルポッドでグリップが可動。
また一部のパーツを取り外し反転して取り付ければ両側に対応します。
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腰に取り付けたままグリップを握らせる事ももちろん可能でした。
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ヒートホークはオリジンザク系の流用で収納状態と手持ち用の物の2種類が付属。
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同じオリジンザク系キットのザクキャノンやC-6型ザクと
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全身の装甲がほとんど変わっているためザクキャノン並に従来のザクとは別物といった印象です。
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以上HG ザク・デザートタイプ レビューでした。
熱帯・砂漠戦に対応したザクという事で巨大なラジエーターになっているランドセルや
各所の排熱スリットやシーリング関節など特徴的なパーツが多いザクです。
キットは数多く発売されてきたオリジンザク系のキットの構造を流用してはいるものの
パーツの流用はごくわずかでほとんど新規キットといった印象があります。
またアクトザクなどと同じく頭部にはモノアイの連動ギミックがあったり
前腕などの合わせ目が段落ち化され目立たなくなっているなどベースとなっているザクから進化している所も多く出来の良いキットになっていました。
(プレミアムバンダイ)
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