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HGUC ガンダムGP02A サイサリス レビュー
![](hguc_gp02001.jpg)
今週HGBDのGP-羅刹天が発売されるので丁度良い機会だと思い
積んであったHGUCのGP02Aサイサリスを組んでみました。
価格は2,200円で2006年7月に発売されたキットとなります。
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付属品はシールド、スタンド、サーベル刃2本とスタンドジョイント2種。
片方のスタンドジョイントはGP02に対応しますが、もう片方はHGUC GP01に対応していて
こちらのスタンドに2体まとめて飾る時などに使えます。
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シールはセンサー類の他、肩の02マークやシールドのモールド、
膝や股間部分の赤色などを補うホイルシールが付属しています。
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0083からHGUCでキット化されたGP02A サイサリス。
アトミックバズーカや、冷却機構を兼ねた巨大なシールド、それに肩のフレキシブルスラスターバインダーなど
普通のMSとは異なる独特の装備が特徴的な機体です。
また脚部などもどっしりとしたデザインで重厚なシルエットの機体になっています。
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キットの方は2006年発売という事もありポリキャップはPC-126、
かつ可動部分の多くにはABSが使われています。
自分の物は長期間積んでいたためこのABSがギチギチになっていてしまっていて組むのが大変でした。
ただこれは経年による変化が大きいと思うので最近再販されたような物ならまだ大丈夫なのかもしれません。
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肩のフレキシブルスラスターバインダーを展開した状態。
キットの配色ですが黄色いランナーが無いため頭部のバルカンやバインダーの黄色ラインなどはシールです。
その他にシールドのダクトなどシールが無い所もあるため完璧に再現するには塗装が必要です。
また股関部分や膝の赤などもシールですしバーニア内部は塗装が必要になります。
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頭部アップ。目つきが鋭く、額のフィン部分が巨大で独特の形状です。
額のフィンやバルカンの色が足りませんがシールあり。
分割は前後分割で合わせ目が出ます。
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胸部のダクトやボルトなどは別パーツ化されていますがダクト内部の黄色はシールで補います。
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肩同様バックパックの02マークはモールドでも再現されています。
接続穴は2穴ですが昨今主流の2穴ジョイントとは径も幅も違います。
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腕部は肩や前腕に合わせ目あり。
前腕のシリンダー状のモールドは一体成型されています。
手首は持ち手兼握り手のみとなります。
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肩のフレキシブルスラスターバインダー。
黄色のラインはシールで補います。
こちらは前後分割で側面に合わせ目が出ます。
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外側のバーニアを曲げるとそれに連動して内部のバーニアも動きます。
後ろ側の小型バーニアは手で回転させます。それぞれのバーニア接続はBJで若干動かす事ができます。
バーニアはモールドも細かいですが内部が赤色のため塗装が必要になります。
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肩とはABSのジョイントで繋がっていてスイングの他回転も出来ます。
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右肩に接続されたアトミックバズーカ基部もABS製のジョイントで繋がれていてスイング可能。
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こちらは後端が別パーツになっていますがモナカなので合わせ目あり。
センサーが差し替え無しで展開しスイングの他回転も可能で角度が微調整できます。
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接続部のモールドもきちんと造形されていました。
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腰部は股間の赤色部分にシールがありますが細かいグレーなどは塗装が必要です。
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サイドアーマーのサーベルはそのまま引き抜けます。
股関節軸は昔のキットだけありBJ接続です。
またカバーを外すとスタンド穴もありますが最近主流の3mm穴ではなく長方形のタイプ。
アーマー裏には特にディテールはありません。
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まるでドムのような広がりがあり重量感のある脚部。
こちらも膝関節などはABSが使われています。
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合わせ目は膝関節などに出ます。
膝下の側面にある合わせ目は折れ線になっていてパネルラインっぽく処理されていました。
膝の赤色部分はシールで補う事もできます。
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足の甲のパーツは独立可動し、大きな足は蓋パーツがあるので肉抜きがありません。
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可動範囲など。
さすがに昔のHGUCなので最新キットと比べると可動範囲は控えめ。
肘は90度ほどですし肩や胴体もあまりスイングできません。
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股関節がBJなので開脚は画像ぐらいです。
膝は100度ほど曲がります。
足首はBJですがデザインを考えれば接地はまずまず。
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シールドを持たせて。
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シールドは裏面にアトミックバズーカのバレルが収納されています。
上にあるモールドや▼モールドはシールで補えますが、ダクトの黄色は塗装が必要です。
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もちろん展開させてバレルを取り外す事が可能。
グリップは差し替えで向きを90度変えられます。
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付属のスタンドジョイントを使えば3mm軸のスタンドも使う事ができます。
ただある程度ピンの長さがないと刺さりが甘くなります。
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ビームサーベルはクリアグリーンの刃が2本付属。
手に持たせる場合は太くなっているグリップ端に引っ掛けるようにしないと不安定ですぐ位置がズレます。
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![](hguc_gp02049.jpg)
シールドは持ち手のみで保持するタイプですが、グリップは角型になっていて
持ち手の中でクルクルと回転する事はありません。
ただこの大きさで重さも結構あるため触っていると手首自体がバラけてしまう事があります。
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それと自分の物は長期間積んでためだと思いますが全身のABS可動部がギチギチで
そのままでは動かすとねじ切りそうな所が大半でした。
ほぼ全てのABSジョイントにグリスを薄く塗って組みましたがそれでやっと保持力が調度良くなりました。
ABSが多用されているキットはあまり積んでおかず早めに組んでしまった方が良いですね…
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アトミックバズーカのバレルはモナカ構造で合わせ目が出ますが砲口部分は別パーツ化されています。
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シールドから取り出してそのまま接続する事ができます。
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接続も安定していてポロリなどはありません。
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巨大なアトミックバズーカ&シールドはやはり威圧感があり異質なガンダムですね。
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HGUCのGP01があれば良かったのですがまだ組めていないので
ガンダムやRGフルバーニアンと大きさ比較。
身長は18.5mなのでさほど高くはないですがバインダーや脚部はやはり大きく重厚なイメージです。
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以上HGUC ガンダムGP02A サイサリス レビューでした。
2006年のキットという事もあり構造はやはり古さを感じる所があります。
ですが巨大なアトミックバズーカやシールドを構えさせた姿は圧巻ですし
特徴的なフレキシブルスラスターバインダーの可動などもしっかり再現され、大きい2基のバーニアは連動して可動します。
それとこれは経年の問題が大きいのですが、ABS関節がどこもギチギチでだいぶきつかったです。
もちろんそのおかげで重いシールドなどの保持が楽になっている所はありますし、個体差もあると思いますが
そのまま組むとねじ切りそうな所が多かったので
長時間積んでしまっている方や古いロットを買ってしまった方は組み立てる時気をつけたほうが良いかも。
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