■TOP
wave バーグラリードッグ[PS版] レビュー
waveの装甲騎兵ボトムズシリーズよりバーグラリードッグのPS版が発売されました。
価格は6,380円です。
付属品はヘヴィマシンガン、ST版仕様の砲身、右銃持ち手、左持ち手、手首ジョイント、それに軟質給弾ベルトと
硬質給弾ベルトがそれぞれ付属します。
シール類はターレットレンズに貼るシールのみです。
スコープドッグ系のランナーが流用されているため若干余剰パーツがあります。
以前発売されたバーグラリードッグ[ST版]に続いてPS版もキット化されました。
スケールは1/35で大部分がST版の流用となっていますが、PS版という事で
コクピット内部の再現、降着ギミックの追加、レンズパーツのクリア化が追加されています。
ただ自分の物はクリアレンズのパーツ(Cランナー)が欠品していたので
他のPS版スコープドッグ系のキットから持ってきてレンズパーツを補っています。
降着ギミックなどが再現されているものの、本体のプロポーションは変更なし。
ただ今回は設定画に近い収納状態を再現できるドロッパーズフォールディングガンの砲身が新規パーツとして追加され
砲身が短縮されているため真下に下ろせるようになっています。
キットはスナップフィットですが、一部に穴を開ける必要があるため2mmのドリルが別途必要になります。
外装の配色はほぼ成形色で再現されていますがトランプルリガーの一部など細かい所は塗装が必要になります。
頭部アップ。造形は特に変わっていません。
PS版という事でターレットレンズの大きいレンズはクリア仕様に。
ただ自分のキットはCランナーが欠品していたので他のキットから流用しています。
ターレットレンズは左右にスライド可能。バイザーも跳ね上げられますし
今回はPS版なのでパイロットも見えます。
PS版という事で内部にはグレーのパーツが追加され内部ディテールが再現されています。
コクピットを開けるとキリコフィギュアが乗っていて操縦桿なども再現されています。
ただパイロットは単色なので細かい塗り分けが必要です。
胴体側面には3連SMMランチャーとガトリングガンが装備されています。
こちらの取り付けるための穴は自分で開口する必要あり。
これらの作りはST版と変わらず一部に合わせ目あり。
右肩には7連装ミサイルポッド。
基部でスイング可能で弾頭が別パーツになっているため塗り分けもしやすい構造ですが
合わせ目は出ます。
ドロッパーズフォールディングガンの給弾ベルトは硬質タイプが4種類付属。
差し替える事で角度を変更できます。
もちろんST版同様軟質ベルトも付属。
こちらを使えば角度を選びません。
ただ長時間飾る場合は形状が変化する恐れがあるので外しておいたほうが良いと注意書きがありました。
PS版のみの新規パーツとなりますが、ドロッパーズフォールディングガンは設定画を意識した短い砲身が付属。
ST版仕様の砲身も付属しているため好みで交換できます。
折りたたみギミックは差し替え無し。砲身も1パーツで合わせ目は出ませんが基部には合わせ目あり。
左肩にのみディスチャージャーが装着されています。
腕部は特に変更なし。
しっかりした握り手も付属。
脚部も基本的にはST版と同じで足首に装着されたトランプルリガーは差し替え無しで展開します。
トランプルリガーのホイールはグレーなので塗装が必要です。
足裏は肉抜きなしですがホイールは固定されています。
レッドショルダーカスタムでは降着ギミックのため膝関節がSTとPSで違いがありましたが
今回はギミックはあるものの、見た目に大きな違いは無かったです。
武器を装備させて。
手持ち武器はヘヴィマシンガンのみです。
ヘヴィマシンガンはモナカなので合わせ目があり細かい塗り分けも必要です。
いつも通り銃口が埋まっているので軽く開口すると良さそうです。
手首軸もいつも通りの差し替え式で角度が変更できるので
結構ギリギリですが両手持ちも可能。
可動範囲もST版と特に変わりなしです。
ただ個体差もあると思うのですが、股関節や膝関節のポリキャップが調整しないとかなり緩めで
そのままだとポトっと脚部が落ちる事がありました。
簡単な構造で軸を太らせるだけで良いので調整は簡単です。
PS版で追加された砲身は短くなっていますが
元々長い砲身なので伸ばしてみてもそこまで迫力不足に感じる事はなかったです。
続いて追加された降着ギミックの紹介ですがこちらはシンプルなギミックで
股関節を下げ膝関節を伸ばし、そのまま後ろ側に伸ばすだけです。
降着ポーズの完成です。
トランプルリガーはソリ部分だけ倒しておきます。
複雑なギミックではないので変形もスムーズです。
降着ポーズでコクピットを開けた状態で飾れるのもPS版ならではの魅力ですね。
ST版と並べて。
外見の違いはクリアパーツの有無と砲身の長さぐらいです。
ドロッパーズフォールディングガンの収納状態はPS版の方が収まりが良い印象でした。
以上wave 1/35 バーグラリードッグ[PS版]レビューでした。
他のPS版と同様にST版のバーグラリードッグのパーツを一部変更&追加したキットとなっていて
レンズのクリア化、コクピット内部の再現、降着ギミックなどが追加された物になっています。
今回は新規パーツとして短い砲身パーツも付属しているので収納状態の姿が自然になり好みで長さも変更できるようになりました。
もちろんコクピットを開けた状態のディスプレイなども可能で内部まで作り込みたい方にもピッタリなキットになっています。
ただ今回は足回りが妙に緩い所があったので個体差はあると思いますがそのあたりの調整は必要になるかもしれません。
(amazon)
■ガンプラレビュー一覧(カテゴリ別)
■ガンプラ以外のプラモレビュー一覧(メーカー別)
■レビュー一覧はこちら
■TOP