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30MM エグザビークル（装甲突撃メカVer.）　レビュー

30MMシリーズで様々な支援メカを立体化しているエグザビークルですが今回は装甲突撃メカが登場。
価格は1,078円です。

付属品はグレネードランチャーのみとなりますが
スピナ系の関節ランナーが流用されているため平手などもあります。
余った関節ジョイントは自由に使えるパーツとなっていました。

シールはロイロイのカメラ部分を補う物のみです。

新たなエグザビークルとなる装甲突撃メカ。
特攻作戦での運用を主目的に開発されたというメカでロイロイとドッキングする形になっているのが特徴です。
また姿も個性的で頭が一体化したタマゴ型の胴体に短い手足が付いたコミカルなデザインになっています。

無人機という設定でカラーリングは今のところグリーンのみ。
配色はシンプルで関節以外の装甲はグリーン単色となっています。
関節は一部新規ですが肘や股関節などグレーのパーツはスピナ系ランナーのパーツが流用されています。

ロイロイが埋め込まれた個性的な胴体。
こんなデザインですが頭部は回転可能になっています。
また前後には3mm穴があり拡張性もありました。

頭部となるロイロイはそのまま抜き取る事が可能。
いつも通りの4本脚ですがカメラ部分が大きいので異質な雰囲気があります。

腕部は肩アーマーなどがないシンプルな形状。
各所に3mm穴があり合わせ目は段落ちモールド化されています。

胴体はポリボールでの接続です。

股関節ジョイントはクランク状になっていてスイング可能です。

ラインが綺麗に繋がった脚部。
こちらも合わせ目はディテール化されています。
膝を曲げても装甲がピタっと合うのは気持ち良いですね。

足裏はほぼ肉抜きで3mmジョイントあり。

肘と膝の互換性ですが、一応ハマりますがアルトやポルタ系の物と入れ替えようとするとポルタの場合干渉してカバーなどはしっかりはまりませんでした。
膝はポルタの膝と突撃メカの脛パーツならハマりましたが逆だと干渉してしっかりはまりません。
幅自体は合っていますがキットは選ぶと思います。

可動範囲など。このデザインなので大きく仰け反ったりする事はできないのですが首や腰はしっかり回転可能。
肩はBJである程度スイングできますし肩アーマーが無いので腕も上げやすいです。
ただ肘は90度ほど。

下半身は股関節周りはかなり柔軟で膝も干渉するまで曲がります。
足首は前後にスイングするタイプで横ロールはポリボールのみで行うタイプのため接地は並です。

武器を装備させて。

付属武器はグレネードランチャーのみ。
本体と同じグリーンカラーで合わせ目は段落ちモールド化されています。
また砲口パーツは取り外し可能で長方形武器ジョイントなためカスタムも可能。

小さいメカでコミカルなデザインなので今までの30MMにはなかったような独特の個性があります。

ロイロイを分離。
平手は手甲を移植する必要がありますがそのまま使えます。

人型なのもあり色々なポーズで飾れるのは楽しいです。
関節の保持力なども今の所問題ありません。

似たような体型のモビルハロと並べて。

モビルハロのバックパックを移植。
バックパックは2穴タイプや1穴タイプに対応しているので手軽なパック増設も可能です。

さすがにしっかりハマりませんでしたが突撃メカの胴体を組み込んで。

肩や股関節は30MMシリーズ共通規格のため入れ替えが可能。
簡単にコミカルな体型のメカが作れます。

一応首ジョイントを使えば30MSのパーツも付きますがさすがに似合うとは言えない感じでした。

もちろんこれまで通り様々なパーツが流用できます。
30MMの場合グリーン系のキットは多いので色が合うパーツも多いと思います。

C型ジョイントは少なめですが3mm穴は多いので特に盛りにくいとは感じませんでした。

30MMポルタノヴァや30MSリシェッタとサイズ比較。
丸々としたフォルムですが実サイズはかなりコンパクトです。

以上30MM　エグザビークル（装甲突撃メカVer.）レビューでした。
これまでの30MMシリーズにはない丸くコミカルなフォルムはかなり個性があります。
武装類はシンプルなものの、頭がロイロイとなって飛び出るギミックなどはインパクトありますし
人型という事もあり遊びやすい物になっています。
他のエグザビークルのようにバラバラのパーツを武装として30MMに盛ったりするのにはあまり向かないかもしれませんが、
コミカルな体型の機体を作りたい場合などには便利なエグザビークルになっていると思います。

(プレミアムバンダイ)