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30MM スピナティオ（アーミー仕様）　レビュー

徐々にラインナップが充実してきたマクシオン軍の機体ですが
スピナティオ（アーミー仕様）が新たにキット化されました。
価格は1,408円です。

付属品はデモリッションライフル、コンバットナイフ、シールド、
持ち手左右分、角度付きの右持ち手、アーマー取り付け時用肩ジョイント、スピナティオ共通ジョイントが付属します。

まずは素体から。
こちらはスピナティオ共通の作りとなっていてクリアパーツは明るいグリーンになっています。
アーミー仕様という事で本体の装甲もグレー＆グリーンで纏められています。

共通の素体なので可動範囲などはこちらのレビューを参照してください。

もちろん素体ならではの広い可動範囲は健在。
アーマーの干渉を受けずグリグリ動くので素体だけでも結構楽しいです。

素体に画像のアーマーを取り付ける事で

スピナティオ（アーミー仕様）の完成です。
地上戦に特化した仕様という設定で
名前通りミリタリーテイストの機体で未来的な兵士のようなデザインになっています。
これまでのスピナティオは侍と忍者という和風テイストな物でしたがこれで一気にイメージが変わりました。

アーマー装着部分は頭部、肩、胸部、腰部、膝、脛となります。
アーマーの色はダークグリーンで成形されグリーンで統一されるのでまとまりのある配色。
もちろんアーマーにもカスタムに対応した3mm穴やC字ジョイントがあります。

頭部アップ。
マスクはバイザーを生かした形状で中から目玉が見えるようなデザインでちょっとした不気味さも感じられます。

胴体は背面を中心に多数のジョイントがあります。
背面の３つの穴は30MMやガンプラで多用される2穴ジョイントに対応します。

腕部の追加装甲は肩アーマーのみ。
肩アーマーに3mm穴はありませんがサイドにC字ジョイントがあります。

目立つリアアーマー裏にはディテールあり。
前後のアーマーは繋がるようになっていてC字ジョイントになります。

短めのスパイクのような突起が特徴的な脚アーマー。
膝のアーマーには3mm穴があります。

足裏は今までと特に変わりません。

武器を装備させて。武器もデザインに合わせたミリタリー感の強いデザインでまとまっています。

各武装は背面などに手軽に装着可能。

デモリッションライフル（公式の説明だとアサルトライフル）はモナカですが合わせ目が段落ちモールド加工されています。
砲口は別パーツで小型の■ジョイントがあり
本体部分横には3mm穴、上にはスコープなどに対応する長方形ジョイントがあります。

30MMの銃はグレーな事が多いですが今回は違うので結構新鮮です。

アーマーを付けてもさほど可動には影響しませんが、
アーマーのデザインの関係で顎を引いたまま頭部を左右に回転させると胸アーマーの突起に干渉します。

コンバットナイフは結構大きめの造形。
1パーツですが3mm穴と3mmピンがあります。

スピナティオシリーズ共通の角度付きの右手があるため手首を寝かせた構えなどもさせやすいです。

シールドは3mmジョイントがあり腕に直接取り付ける形式。
色々使い回しやすい形状とデザインになっています。
保持力は今の所問題ありませんが、他のスピナティオは足首などが緩くなっているのでそのうち調整が必要になると思います。

武装はこれまでと成形色が違うので銃などをカスタムする場合色は合いません。
ただパーツは大抵グレーなのでそこまで似合わないという訳ではないです。

もちろん今回もこれまでリリースされた多数のパーツを使ってカスタムも可能。
ジョイント類も豊富ですし和風モチーフと違い、普通の銃器なども似合うので盛りやすい印象です。

グリップに返しがないので30MSにも手軽に流用できます。

最後に同じスピナティオの戦国仕様＆忍者仕様と比較。
和風モチーフの機体からガラッと印象が変わりました。

以上30MM　スピナティオ（アーミー仕様）レビューでした。
マクシオン軍のスピナティオ系のバリエーションとなりますが
和風モチーフから未来的な兵士風のミリタリーデザインになり一気に変わった印象があります。
グリーンカラーも機体と良くマッチしていてヒロイックかつ量産機らしい魅力もありました。
またデザインの関係で様々なオプションパーツも合わせやすくカスタムしやすい機体になっていると思います。

(プレミアムバンダイ)