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COMBAT ARMORS MAX　Get truth太陽の牙ダグラム　プラモデル付き特装版　1/72　ダグラム　レビュー

以前ノーマル版を紹介しましたが、今回は紹介しそびれていたコミックス付属の1/72ダグラムを紹介します。
こちらはプラモデル付き特装版となっていて価格はコミックス込みで2,970円となります。
今回のキットにはデカールやオプション武装などはありません。

発売時期的にはこちらが先となりますがGet truth太陽の牙ダグラムからコミックスと同梱されて発売された1/72ダグラム。
後に発売されるノーマル仕様のダグラム　Ver.GTの元となっているキットです。
ただこちらはコミックスにも登場するカッターアーム仕様となっているのが大きな特徴で
右腕部に仮装備の油圧カッターが装着されターボザックが無いシンプルな姿でキット化されています。

キットはマルチカラー＆スナップフィット。
Ver.GT仕様なのでこれまでのCAMシリーズとは異なりポリキャップが使われておらず関節はプラのみで構成されています。
またパーツ数も割り切った作りになり組みやすく、可動もこれまで以上に考えられた内容になっています。

デザインはコミックス作者の太田垣康男氏版となっていてより今風のデザインにアレンジされ
ディテール密度が上がりプロポーションなども洗練された物になっています。
機体の配色ですがほぼ成形色で再現されているものの、
スモークディスチャージャーやカッターアームなど細かい塗り分けは塗装で再現する必要があります。

頭部アップ。本体は右腕部以外Ver.GTと共通となります。
キャノピーはクリアパーツが使われフレームも別パーツ化。
赤いバーなども別パーツで再現されています。

キャノピーには可動用のヒンジなどはありませんが、内部のクリン・カシムは再現されています。
ただ単色なので塗装の必要があります。

胴体のアップ。
カッターアーム仕様にはターボザックが無いためシンプルなシルエット。
それ以外は共通でメリハリのあるプロポーションになっています。

左腕も特に変わらず肘部分にはロール軸があります。
シンプルな構造ながら合わせ目は出ません。
ただ手首は握り手のみで平手などはありません。

一番の違いとなるカッターアームですが、このアームは上腕に回転軸、手首がBJ接続で
肘部分は固定となります。またカッター部分も形状固定となっていて結構簡素な作りになっています。

またカッターの片側には肉抜きがありそれなりに目立ちます。

股関節は下に下げられるギミックがあり、腰アーマーは固定ですがこれである程度脚が上げやすくなります。

脚部も特に変わらずディテールが増えより現代的なアレンジになりました。

これまでと比べるとシンプルなキットになったので足裏は肉抜きがありそれなりに目立ちます。

Ver.GTと比較。大部分は流用ですがデカールやオプションなどもないシンプルな内容です。
後はダークブルーの成形色が若干変わっているようで、こちらの方が濃くなっていました。

Ver.GTではない通常のダグラムと比べると頭身が上がりスタイリッシュになりましたが
右腕カッターアームの異形感も格好良いです。

可動範囲については特に変わらないのでVer.GTのレビューを参照してください。

関節ですが以前組んだVer.GTとは違い、今回は腰と右股関節のBJの保持力が足りず調整が必要でした。
また足首のBJなどもちょっと外れやすい印象。
ほとんど共通の作りなのですがVer.GTとは緩い部分が若干違う感じなのでキットによってそれなりに個体差があるのかも。

後カッターアームは肘とカッターが固定なのでどうしてもポーズが制限される所はあります。
できればそのうちフル可動タイプのカッターアームもなにかに付属させて欲しいですね。

右腕の肩アーマーと左腕を外せば一応コミックス登場時の姿のようにする事も出来ます。

スタンド穴などはないので浮かせる場合はクリップなどが必要です。

また肩ブロックの白い部分は前後分割なのですが、このパーツはダークブルーの装甲パーツで挟み込む形となっているため
画像のように肩装甲を外すと簡単に白いパーツの片側が外れてしまうのでこの姿で固定したい場合は軽く接着するなどの処理をした方が良いかも。

もちろんターボザックなどは互換性があり、Ver.GTがあればカスタムも可能です。

Ver.GTはビッグフットもリリースが決まっているのでこれから色々出そうで楽しみですね。

最後にHGUCガンダムとサイズ比較。
スケールは違いますがキット自体の大きさはHGUCガンダムより一回り大きい感じです。

・塗装レシピなどはありませんでした。
以上COMBAT ARMORS MAX　Get truth太陽の牙ダグラム　プラモデル付き特装版　ダグラム　レビューでした。
発売自体はこちらの方が先ですがVer.GTとほぼ同じ作りでターボザックが無くなり右腕にカッターアームが取り付けられた姿となります。
これまでのCAMシリーズとは構造が全く異なり、ポリキャップが廃されより簡単に組み上がるキットになっていますが
その分肉抜きなどが目立つようになっている所も変わりません。
カッターアームは異形さが増しなかなか格好良い装備ですが肘やカッター周りの可動がないので動きがどうしても制限されるため
そのうち可動仕様のアームもキット化して欲しいですね。

(プレミアムバンダイ)