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COMBAT ARMORS MAX 1/72 コンバットアーマー ダグラム Ver.GT レビュー
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様々なコンバットアーマーをキット化しているCOMBAT ARMORS MAXシリーズ。
今回新たにダグラム Ver.GTが発売されました。
価格は3,278円です。
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付属品や余剰パーツは無く、シール類は水転写デカールが付属します。
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太田垣康男氏の漫画、Get Truth 太陽の牙ダグラムよりキット化された今回のVer.GT。
コミックスのプラモデル付き特装版はカッターアームを付けたシンプルな姿でしたが
今回のキット版は通常の腕部+ターボザックというフル装備版です。
ミサイルポッドなども装備されているため、ノーマル版のヤクトダグラムに近い姿になっています。
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漫画版という事でスタイルやディテールはかなり現代的なバランスになり
頭身は高く、装甲のディテールなどもより情報量が増えました。
キットはこれまで通りスナップフィットなのですが、
従来のCAMシリーズとは大きく構造が異なりポリキャップは全く使われておらず関節は全てプラの組み合わせとなっています。
またパーツの分割もかなり洗練され色分けなどは十分再現されていますがパーツ自体は少なめで組みやすい内容です。
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ターボザック無しの姿。
機体の配色はほぼ成形色で再現されています。
スモークディスチャージャーやセンサー、
リニアガンやターボザックなどの細かいカラーリングなどは塗装が必要となりますがそのままでもかなりイメージ通りに仕上がります。
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頭部アップ。
頭部のキャノピーはもちろんクリアパーツ。
今までのダグラムシリーズでは塗装済パーツが使われる事が多かったのですが今回はパーツ分割で色分けを再現しています。
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クリン・カシムは内部パーツと一体成型され取り外しは不可。
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胴体ですがデザイン自体は大きく変更されていませんが、装甲にディテールが増え密度感が増しています。
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ターボザックはシンプルな分割。
パイプなど一部の部位は塗装が必要です。
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リニアカノンはもちろんスイング可能。砲身は一部合わせ目が出ますが砲口は別パーツ化されていました。
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ミサイルポッドですが従来のダグラムは顔に取り付ける形だったのに対し、今回はターボザックに装着されています。
こちらももちろんスイング可能。
中央のパーツはモナカなので合わせ目あり。
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右腕にはリニアガンが装備されています。
腕部の分割は合わせ目が出ない物になりました。
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腕部などもディテールが増えました。また前腕にはロール軸があり回転も可能です。
ただ手首オプションが無くなっているのはちょっと残念。
できれば平手は欲しかったですね。
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それと肘ですが自分の物は肘をまっすぐにしようとすると前腕の関節に肘装甲が干渉し
若干前腕の装甲が開いてたわむ感じでした。
またそのままだと肘の動きが固く引っかかる感じがあったのでヤスって調整しています。
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股関節はBJ+軸可動でノーマルダグラムより動かしやすい作りになりました。
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股関節軸はスライドギミックがあり下方向に若干引き出す事が可能。
フロントアーマーなどは固定のデザインなのでこれでやや動かしやすくなります。
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ディテールが増え、股関節ブロックなどがあるためより現代風になった脚部。
赤いバーなども別パーツで色分けされています。
ふくらはぎなどには合わせ目あり。
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足裏はソールが1パーツのため肉抜きが目立つ印象。
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可動範囲など。従来のダグラムとは全く異なる構造で肩関節は大きく跳ね上げ可能。
首は回転可能で腰はかなりスイングできるようになりました。
また肩の前後スイングはありませんが、跳ね上げてから回転させる事でスイングさせているように見せる事ができます。
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脚部は股関節の作りが進化したのでより動かしやすくなりました。
ただ膝は90度ほどですし脚もフロントアーマーが固定のためさほど上げられる訳ではありません。
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ノーマルのダグラム(アップデートVer)と比較。
スタイルは胴体周りが引き締められ身長も若干高くなりスタイリッシュな体型になりました。
成形色も渋くなっています。
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各部のアップ。
大まかなデザインはあまり変わっていませんがディテールは増えています。
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腕部や脚部関節ですが最新のガンプラを作っているような感じでC型ジョイントも一部に使われています。
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キャノピーに可動軸は無いのですが、付け直せば一応開いた状態で固定可能です。
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オプション手首はありませんが握り手自体はしっかりとした造形。
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スタンド穴は無いので浮かせたい場合はスタンド付属のクリップを使う必要があります。
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リニアガンは腕に取り付けられている武装なので特に構えにくいといった事も無いです。
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ただ今回は肩や肘、膝関節が顕著ですが曲げると若干スナップフィットのパーツ同士が開き、
保持力が落ち垂れ下がってしまう場合や曲げたりして戻す時引っかかりやすい所がありました。
多少個体差もあると思いますが、上腕や足首の接続軸もちょっと緩めだったので色々調整した方が扱いやすい所が多いです。
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ミサイルポッドやリニアカノンを構えて。
カッターアームが欲しい場合はコミックス同梱版を買う必要があります。
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最後にHGUCガンダムとキットサイズの比較。
身長が高くなったのでガンダムよりやや大きくなりました。
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以上CAM ダグラム Ver.GT レビューでした。
コミックス版という事で従来のダグラムからの流用は無くキットの構造が大きく変わっています。
これまではオーソドックスなポリキャップ可動でしたが今回は新しめのガンプラのようなポリレスタイプとなっていて
パーツの分割も洗練され少ないパーツでサクッと形になるように変わっていました。
可動部位も進化している所が多いのですが、まだこなれていない部分もあり
個体差も多少あると思いますが自分の物は干渉や引っ掛かりが多かったので少し調整は必要になるかも。
従来のシリーズとは違った目新しさがあるのでダグラムだけではなく、
現代風のアレンジが加えられたコミックス版の色々な機体もこれからリリースしてくれると嬉しいですね。
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