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EG RX-93ff νガンダム　レビュー

以前紹介したRG版などと同じくGUNDAM SIDE-Fやプレミアムバンダイなどで発売された
エントリーグレード版のRX-93ff　νガンダム。
価格は1,430円です。

付属品は展開時用ジョイント、腕部装着ジョイント、バックパック別位置接続用ジョイント、
それに握り手兼持ち手パーツが付属。
右下に写っているのは余剰となるノーマルフィンファンネルを付けるバックパックジョイントパーツです。

シール類ですが本体のパーソナルマークや腰アーマーなどのラインを補う物の他、
ロングレンジフィンファンネルの青と赤を補うマーキングシールが付属。

RG版と同じく立像モチーフでキット化されたエントリーグレードのRX-93ff　νガンダム。
もちろん背面には長大なロングレンジフィンファンネルが装備されています。
νガンダム本体ですがこちらは以前発売されEGνガンダムのほぼ流用となっていて
RG版のような装甲の細かい違いは無く、バックパックのジョイント部分がロングレンジフィンファンネルに対応した物になっているだけです。

カラーリングは立像モチーフという事でダークブルーがブルーに変化。
ベースはEGなので本体の色分けは申し分なく股間のV字部分まで色分けされています。
ただリアスカートのスラスターやバックパックのバーニアなど細かい所は塗装が必要です。

頭部アップ。ノーマル版とRG版のRX-93ffとくらべています。
RG版は一部新規でアンテナや庇のラインなどが変わっていましたがこちらはノーマルのEGと同じ形状となっていて違いはありません。

胴体は細かく色分けされサーベルラック基部などのラインも成形色で再現。
ただこだわる場合胸部のセンサーやバックパックのバーニア、リアスカートのスラスターダクトなどは塗装が必要です。

ほぼEGの場合ノーマル版と共通になっていますが
バックパックのファンネルラック部分は一部新規パーツが使われジョイントが追加されています。

このジョイントは2箇所に3mmピンが飛び出ています。

腕部ですが造形的な違いは無いものの、新たに平手が追加されています。
ただ手パーツのみで手甲は1セットしかないので交換のたび差し替える必要がありました。
作りは変わっていないので左腕のサーベルは一体化されているので取り外しできません。

腰アーマーは裏打ちはないですが適度にモールドが入っています。
パーツ分割の都合で股関節周りが赤色なのでこだわる場合はグレー塗装した方が良いかも。

脚部もつま先や膝、脹脛の黄色部分なども色分けされ合わせ目も出ないので見栄えの良い仕上がり。
RGでは脹脛の装甲に変化がありましたがこちらは同じです。

脹脛のバーニアも再現されています。
足裏は中央を囲うように肉抜きがあります。

EGノーマル版やRG RX-93ffと比較。
キットの身長を加味してかロングレンジフィンファンネルもRG版の方が長いです。
本体はEG版がベースなのでHGUCに近いスッキリとしたディテールです。
青の色味はRG版と同じようでした。

今回はノーマル版の武装は一切付属せずロングレンジフィンファンネルのみとなります。
ただ平手が追加されているのは良いですね。

可動範囲についてはノーマル版と変わりません。なのでこちらのレビューを参照してください。
シンプルな作りですが良く動くように設計され部分的にはHGUCより動く所もあります。

ロングレンジフィンファンネルですがRG版のように位置を上にしたくてもファンネル下部のジョイント径が合わずしっかり固定できません。
なのでこのバックパックジョイントを使う場合は立ちポーズ時の位置が基本になります。

ロングレンジフィンファンネルですがさすがにRG版よりは簡素化されているもののディテールなどは十分シャープ。
黄色部分もしっかり色分けされていますが上面の青や下面の赤ラインはシールで補う方式となります。

また展開方法もこちらは差し替えになっています。
一旦バレル部分を引き抜き展開時用のフレームと交換します。

展開状態の完成。後ろ側にあるカバーは差し替え無しで起こせます。
これは自分の物だけかもしれませんが、若干バレルパーツが反っている感じでした。

それとRG版にあった左右プレートの展開はオミットされています。

攻撃時を再現する場合ジョイントをこちらに交換します。

そうする事でファンネルの位置を上げる事ができます。
3mm丸軸の接続なので基部は干渉するまで前後に回転させる事も可能。
左右には振れません。

特に問題なく構えられますがジョイントとファンネルのスライド式の接続ロックがちょっと緩めでぐらつきやすく外れやすい印象がありました。
ただポロポロ落ちるという程ではないです。

ロングレンジフィンファンネルを浮かせて。
RG版と違いスタンドに対応したジョイント穴はありません。

腕に装着する場合は専用のジョイントを取り付けて装備します。

こちらの腕ジョイントも若干上下にズレやすい印象。ただこちらもロック自体はあるので不意にポロポロ落ちる程ではないです。
それとEGνガンダムは肩の関節が緩めなため重いファンネルを装備させると角度によっては保持できない場合があるので多少調整は必要かも。

もちろんノーマル版のライフル＆シールドも装備可能ですし

バックパックのサーベルグリップが引き抜けるのでHGUC版のビームエフェクトを流用する事も変わらず可能でした。

ノーマル仕様のファンネルジョイントもあるため一応HGUC版のフィンファンネルを装着可能。
ライフル＆銃持ち手やシールド、バズーカもHGUC版と互換性があります。
ただやはりブルーが明るくなったので色はちぐはぐになってしまう所はありました。
逆にHGUCにロングレンジフィンファンネルを装備させる場合はジョイントが合わないので無改造では取り付けできません。

以上EG RX-93ff　νガンダム　レビューでした。
エントリーグレード版はRG版と違い本体の違いはほぼ無くバックパックのジョイント以外は流用となっています。
もちろんカラーなどは変更されていますし本体の完成度の高さと組みやすさは変わりません。
ロングレンジフィンファンネルもさすがに簡素化されている所はありますが十分細かい分割です。
RGは組むのが大変ですがこちらは簡素化されている分サクッと組める内容で立像版のνガンダムを手軽に楽しめる物になっていました。

(プレミアムバンダイ)