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ヘキサギア　ガバナー　パラポーン・ジャッジヘッド　レビュー

コトブキヤから展開されているヘキサギアシリーズに新たなガバナー、ジャッジヘッドがキット化されました。
価格は2,750円です。

付属品は斧のザ・ルーラー、交換肩アーマー、腕ジョイントパーツ、平手、持ち手が付属。

余剰パーツですがアーマータイプ　ナイトがベースとなっているためそちらの頭部や
ポーンA1系の足首などが余ります。

新たに登場したガバナーのジャッジヘッド。
センチネルタイプから派生した強化型の一種という設定で、中世の甲冑のような重厚なデザインの装甲が特徴です。
今回はアーマータイプ：ナイト系のバリエーションとなっていて大部分のパーツは共通、
頭部や腰部、胸装甲の一部などが新規となっています。

背面にはマウントアームが装着され3mmジョイントの武装を取り付けたりする事ができます。
また胸部装甲は取り外し式になっていて好みで脱着可能。
肩アーマーも選択式でこちらは一番重厚感のある組み合わせ。

説明書やパッケージの組み合わせ。
右肩は軽装タイプ、胸部アーマーは右胸のみ装着しています。
作りは今までの標準的なガバナーと大きな違いは無く、今回は塗装済みパーツもありません。
配色ですが大部分は成形色で再現されているものの、腰の装甲や足の甲など一部は塗装する必要があります。

頭部アップ。
中世っぽさを感じるデザインで目のスリット部分はパーツ分割で色分けされています。
また合わせ目も出ないようになっていました。

胴体ですが基本的にナイト系列の流用なものの、胸部の追加装甲があります。
こちらはリベットのようなモールドもあり荒々しい雰囲気。
好みで着脱可能です。

腰の増加装甲は取り外し可能。どちらも3mmジョイントです。
また背面はナイト系列の大きく張り出したバックパックが装着されています。

マウントアームは基部や中央部で可動。
3mmジョイントなので背面の他、腰部などにも取付可能。

肩アーマーは2種ありますがどちらも1パーツです。

腕部はポーンA1などと同じ作り。
挟み込みのため合わせ目は出ます。

脚部は膝アーマーやアンクルガードが巨大化したナイトタイプの物。
こちらも他はポーンA1系の流用です。

足裏にも適度にディテールが入っています。

可動範囲ですが基本的にナイトのネロなどと共通。
ただ大型の肩アーマーを付けた場合腕が上がりにくくなります。
他の部位はこちらのレビューを参照してください。

ベースとなっているガバナーのナイト　ビアンコと。
大部分は流用になっていますが上半身がだいぶ重装甲化された印象。

武器を装備させて。今回は大型斧　ザ・ルーラーが付属しています。

この斧にはヘキサグラムがあるためマウントアームなどに懸架可能です。

ザ・ルーラーはヘキサグラムが内蔵され刃の反対側にはバーニアがあるようなデザイン。
刃は別パーツ化されています。

少し前に発売されたクイーンズガードなどはガバナー用と言うよりは
ヘキサギアなどに合うような巨大な武器でしたがこちらはガバナーに合うサイズの武器です。
とは言え身長よりは長い斧で十分な迫力があります。

肩アーマーを両方小さいタイプに。
こちらはナイトタイプと共通デザインなのでよりそちらに近くなります。
グリップはシンプルな形状で両手持ちもさせやすいです。

腰部の増加装甲はナイトタイプと同じくジョイントを取り付ける事で腕部に装着可能。

マウントアームがあるのでナイトやビアンコなどの巨大武器も保持しやすいです。
ただこれは個体差かもしれませんが自分の物は左肩がかなり外れやすかったです。

ヘキサギアとの組み合わせ。
基本的にバイクタイプのコクピットなら標準的な大きさなので乗せられますが

膝アーマーの幅が広いため物によってはステップに足を乗せられなくなります。

甲冑のようなデザインなのでジークスプリンガーなどは良く似合う印象。

バルクアーム系のコクピットはかなり厳しいです。
バックパックを外せば座らせる事はできますが、肩アーマーなどが邪魔をしてハッチは閉まりませんでした。

余剰パーツの頭部を使えば武装違いのナイトタイプにできます。
こういった余剰が省かれていないのは良いですね。

以上ヘキサギア　ガバナー　パラポーン・ジャッジヘッド　レビューでした。
こちらは以前発売されたナイトタイプのバリエーションとなっていて頭部や肩アーマーなどが変更されています。
元々大きいバンプアップエクスパンダーやガバナーに超巨大武装という組み合わせのイグナイトスパルタン＆クイーンズガードが続いていたので
だいぶシンプルなガバナーに戻った印象はありましたが、それでも斧はガバナー用としては十分すぎるほどの大きさでマウントアームには様々な武装が装着可能。
また甲冑のような重装甲も格好良く装甲の交換で印象も変えられるキットになっていました。
装甲幅の都合でポーンA1などと比べるとやや乗せるヘキサギアを選ぶ印象がありますが武器も巨大すぎず扱いやすいガバナーになっていました。

(プレミアムバンダイ)