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HG ガンダムAGE-1 レイザー＆ガンダムAGE-2 アルティメスセットレビュー　AGE-2 アルティメス編

前回AGE-1レイザーを紹介しましたが
今回は残ったAGE-2 アルティメスを紹介します。
こちらのキットですがHG AGE-2ダブルバレットに昔電撃ホビーマガジンの付録としてキット化された
アルティメスのランナーをセットした物となっています。

アルティメスの方は積んであった付録Verを発掘できたので比較してみましたが青の成形色は変わっていないようです。
経年で白の方は若干黄ばんでいましたがおそらく白も同じだったと思います。

付属品はアルティメスビームサーベル、変形用股関節パーツ、武器持ち手、左平手、
スタンド、それにサーベル刃が2本付属。
一緒に写していますが短いサーベル刃は余剰扱いです。

シールはレイザーと共用でセンサーや胸部分の他、
アルティメスロングレンジライフルのグレーラインを補うホイルシールがあります。

余剰パーツですがダブルバレットの肩と脚部、それにジョイントが４つ余剰となります。
HGダブルバレット＋付録キットという形なのでダブルバレットに換装する事も可能。

ヴェイガンの「見えざる傘」に対抗したAGE-2の新しいウェアであるAGE-2アルティメス。
索敵システムの他、肩部にアルティメスロングレンジライフルが装着した姿になっています。
キットの方は胴体や腕部の大部分がHG　AGE-2の流用となっていて
肩部と膝下のパーツが変更されています。

キットのカラーはブルーメインでまとまっていて爽やかな印象。
肩部の巨大なアルティメスロングキャノンの他、
内側にツインドッズライフルを装着したツインドッズキャノンも装備されているため肩周りのボリュームはかなりの物。
また膝下は足首のないスラスターユニットになっているのも大きな特徴です。

付属のスタンドは角度変更ができませんがこちらを使って浮かせて飾る事も出来ます。
キットの配色ですが本体は胸のA部分や頭部など一部はシールですが再現度は良好。
アルティメス部分は一部グレーのシールがありますが、
細かいグレーの塗り分けはそれだけでは足りない部分が多く、塗装しないといけない所は多いです。

ランディングギアは展開可能でスタンドを使わなくても自立可能です。

頭部アップ。
頭部はAGE-2そのままで変わった所はありません。
ヘルメットは前後分割で側面に合わせ目あり。

違いは肩と膝下のみとなるので胴体もAGE-2から変わらず。
長い腰アーマーやAGE-1から引き継いだようなウイングが特徴的。

直線的なデザインのウイングやリアアーマー。
リアアーマーにはこれまでと変わらずサーベルグリップが収納されています。

肩はダブルバレットとして組んだ状態の物と比較していきます。
肩アーマーがまるごと新規となっていて前後分割で合わせ目あり。
また一段凹んでいる○や横のスリットはグレー塗装が必要です。

ダブルバレットと同じくスイング軸があるのですが、
こちらはダブルバレットのように自在に動くのではなく

ダボには溝があり3箇所からの選択式になっています。
そのため微調整はできませんが重さに負ける事はありません。

腕部自体はダブルバレットと同じ。
手首接続部の装甲は赤色になっています。
また左右ともに握り手があり左のみ平手があります。
AGE-1と同じく手甲の○ディテールはグレー塗装が必要です。

アルティメスロングレンジライフルとツインドッズキャノンパーツ。
こちらは一部のグレーラインがシールで補えるものの
それだけでは足りずエネルギーパイプやダクト、装甲の一部などをグレーで塗装する必要があります。

どちらもモナカ分割で合わせ目あり。
またアルティメスロングレンジライフルとビームマシンガンの接続部にもダボがあり位置は3箇所からの選択式です。

肩との接続部は大径BJなので自由に回転、角度の微調整が出来ますが、
外側のアルティメスロングレンジライフルと内側のツインドッズキャノンの角度を変更したい場合は

一度ロングレンジライフルを取り外して3箇所のダボ位置から選んでを取り付け直す必要があります。

キャノンの丸い部分は引き出す事で展開可能。

ツインドッズキャノンは取り外してビームマシンガンに出来ます。

砲口部分なども再現されていますがやはり塗装が必要です。

アーマー裏はこれまでと変わらずフロントアーマーには裏打ちがありません。
股関節はスイング可能なのも変わらず。

脚部は膝下部分が変更され足首のないスラスターユニットに変更されています。
正面からだと合わせ目は目立ちませんが後ろ側の伸びたパーツには出ます。

つま先となるパーツは若干可動。
ランディングギアもぐるっと展開しますが肉抜きあり。

足裏も特に裏打ちなどはなく肉抜きがあります。

可動範囲など。
基本的にAGE-2を引き継いでいますが足首がないので足首のロールなどは省かれています。
また膝もランディングギアが干渉しやすいのですが、展開させる事で
ふくらはぎの装甲が干渉するまで曲げる事ができます。

手を入れて塗装してしまっているのですがベースとなったAGE-2ダブルバレットと。
肩の武装が倍増したイメージで上半身のボリュームがさらに増しています。

武器を装備させて。

手持ち武装はビームガンにもなるコンパクトな武装のアルティメスビームライフル。
こちらは前腕のジョイントに接続します。

肩の武装はかなり大きいですが大きめのBJで保持力も良好。
回転可能で自由度も高めです。

もちろんサーベル刃を取り付ける事もできますし
腰のサーベルを手に持たせる事も可能。
余剰扱いですが短いサーベル刃も取付可能です。

アルティメスロングレンジライフルを構えて。
レドームも展開できたりと若干グレーが足りないですが迫力ある武装です。

ツインドッズキャノンは先端にダブルバレットと同じツインドッズライフルが装備されています。

ツインドッズライフルはもちろん取り外し可能。
合わせ目は出ますが砲口は別パーツになっています。

持ち手は左右分あるため両手持ちが可能。

アルティメスロングレンジライフルと一緒に構えて。
付録キット部分も特に外れやすいような所はなく
色が足りない所は多いですがレイザー同様2色成形のため見栄えもなかなかです。

続いてグライダー形態への変形ギミック。
こちらの変形も基本的にAGE-2シリーズを踏襲しています。
まずは腹部を引き伸ばし後ろ側に90度折り曲げ、サイドアーマーのウイングを展開。

下半身ですが膝部分をクランク状に曲げ、変形用股関節パーツに交換します。
そしてアルティメスビームサーベルを組み替えて機首パーツにして

上半身と下半身をドッキング。機首も取り付けます。

後は角度を調整したアルティメスロングレンジライフルを肩に付け直して

グライダー形態の完成となります。
ツインドッズキャノンがウイングのようなシルエットになり
機首パーツもあるため航空機感はダブルバレットよりあります。

もちろんこちらも3mm軸のスタンドを使ってディスプレイが可能。
一部差し替えではありますが、余剰パーツは股関節軸ぐらいで複雑な分解作業もないので
気軽に変形を楽しむ事ができます。

ドッズキャノンは角度固定用のダボがあるのであまり角度合わせに悩まされる事はありません。
変形時の形状も安定しています。

もちろんこの状態でもレドームは展開可能でした。

余剰パーツを使う事でダブルバレットも組めます。
こちらもやはり付録ランナーにポリキャップの形と同じジョイントがあり
そちらを使う事でパーツ分解の手間を最小限にして組み換えが楽しめます。

最後に同じセットのAGE-1レイザーと塗装してしまっていますがAGE-2ノーマルと並べて。
青系で統一されていて爽やかな印象です。

以上　HG ガンダムAGE-1 レイザー＆ガンダムAGE-2 アルティメスセットレビューでした。
今回は2機セットとなっていてどちらも模型誌の付録とHGの本体をまとめた物となっています。
AGE-1がAGE-1ノーマル＆レイザーパーツ、AGE-2はAGE-2ダブルバレット＆アルティメスパーツとなっていますが
どちらの付録パーツも2色成形になっているものの、色が足りない所は多いです。
ただシールである程度補えるようにはなっています。
またベースとなるHGのパーツも残っていて付録のランナーにジョイントがあるため
分解の手間を最小限にしてノーマルとダブルバレットへの組み換えも楽しめるプレイバリューのある内容になっていました。
今となっては昔の付録になってしまった物がこうして再び手に入るのは良いですね。

・レイザー編はこちら

(プレミアムバンダイ)