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HG カラミティガンダム　レビュー

発売は6月ですが1/100フルメカニクスでカラミティが出るので
スケールは違いますがディテールの差異などを比べてみようと思い前に再販されていたHGカラミティを買って組んでみました。
価格は1,320円です。



付属品はトーデスブロック、対ビームシールド、スタンドジョイントが付属します。



シール類はツインアイやスキュラ部分などを補うホイルシールと
リマスター版のマーキングシールが付属します。



HGでキット化されているカラミティ。
こちらは2003年に発売されたHGカラミティがベースになっていますが
2012年にHGリマスター仕様として再度登場したキットになっています。
リマスター版は成形色が一部変更されスタンドジョイントとマーキングシールが追加されています。



ベースが当時のHGという事もあり使われているポリキャップはPC-123プラス。
作りはさすがに古い部分があり、プロポーションも
HGCE化されたキットと比べるとやや脚が短めでがっしりしたプロポーションになっています。



機体の色分けは結構再現されていてシールも少なめ。
胸部のスキュラ砲口はシールがありますが、周りのダクトは塗装が必要です。
後は細かいスラスターやシュラークの砲口などの色が足りませんが大体イメージ通りに仕上がっていると思います。




頭部アップ。
頭部は前後分割で合わせ目あり。
隈取はさすがに色分けされていませんが、マスクのモールドなどもシャープで
アゴなどは別パーツ化され雰囲気良く仕上がっています。



胸部のスキュラはシールでの再現。黄色いダクト部分は別パーツ化されていますが、奥まった所の黒色は再現されていません。
背面の小さいスラスターはグレーですが色分けされていないので塗装が必要です。
バックパック接続穴は古いキットなので汎用的な2穴タイプなどではありません。



バックパックは左右分割で中央に合わせ目あり。
スラスターなどもまたぐので消すのはちょっと面倒そうです。
こちらもやはりグレー塗装が必要でした。




125ミリ２連装高エネルギービーム砲　シュラーク。
こちらは左右分割で合わせ目が出ますがポリキャップでスムーズにスイング可能。
砲口も別パーツです。
ただハの字に開いたりする事はできません。



砲口などにもしっかりディテールがありますが内部は塗装の必要あり。
また後端部はディテールをまたぐ合わせ目があります。



肩アーマーは合わせ目のでない分割で先の方に突き出たスラスターも可動します。
ただ可動するスラスターや▼になっている小さいスラスターは塗装が必要です。



腕部はシンプルな分割で前腕に合わせ目あり。
手首は画像の手首のみとなります。



腰部も比較的色分けされていますがリアアーマーのスラスターはグレーの塗装が必要です。



股関節軸は古めのキットなのでBJ。
アーマー裏は特に裏打ちパーツなどはありません。
またリマスター版で付属するスタンドジョイントは画像のように腰に挟み込むように取り付けます。
これにより3mm軸のスタンドが使用可能になります。




脚部は特にポリキャップむき出しだったりする所はありませんが左右分割で中央に合わせ目が出ます。
また脹脛のスラスターも塗装が必要。
ですが足裏は蓋パーツがあり肉抜きはありません。



可動範囲など。
さすがに作りが古いので最新のHGと比べると見劣りする所は多いです。
首はBJですが肩と腰は普通の軸関節で前後にスイングしたりする事はできませんし
肘も90度ほどです。



脚部は上半身に比べると結構柔軟な印象で
股関節はBJですがそこそこ開けますし接地もまずまず。
膝も十分曲がります。



武器を装備させて。






337ミリプラズマ座ボットバズーカ砲　トーデスブロック。
こちらはモナカ分割で合わせ目が出ますがセンサー部分はシールあり。
ただ砲口の白は塗装が必要です。
成形色はガンメタルになり金属感があります。






対ビームシールドはダクトなどが細かく色分けされてなかなかの仕上がり。
ただ先端の黄色や裏側のグレーは塗装が必要です。
L字型のジョイントを介して取り付ける方式で、前腕の後ろ側と側面から取り付け位置が選べます。



シールドにある115ミリ2連装衝角砲　ケーファーツヴァイ。
こちらは砲身がスイングします。




125ミリ2連装高エネルギー長射程ビーム砲　シュラーク。
こちらはなかなかの大きさがありハの字には開けませんが十分迫力があります。




スタンドジョイントを使う事で簡単に浮かせて飾る事も可能。
腰に挟み込むだけで使えるので干渉がなければ色々使いまわせそうです。



触っているとカラミティを乗せるためにレイダーも欲しくなりますね。





旧HGフリーダムとHGCEフリーダムを並べてサイズ比較。
さすがにスマートになったHGCEと並べると身長なども違うので多少違和感はありますが
色分けなどは最新キットと比べてもさほど引けを取らない印象です。




以上HG カラミティガンダム　レビューでした。
HGとは言えさすがに古いキットなのでHGCEなどリメイクされた新しめのキットと比べると
関節構造や分割に古さを感じる所はありますが、
武装類はなかなか良く出来ていますし肉抜きも最小限で
発売された年を考えればABSも使われておらず組みやすいですし良い出来になっていると思います。
こちらもそのうちHGCE化された物も見てみたいですね。

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（あみあみ）

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