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HGFC マスターガンダム&風雲再起 レビュー
HGFCでキット化されたマスターガンダム&風雲再起。
今回は積んでいた物を組んでみました。
発売年は2011年で価格は2,860円となります。
自分の物は初回版なので初回特典としてアクションベース3に対応するシートも付属しています。
付属品はノーマルモード用ウイングシールド、ビッグエフェクト、
平手2種、持ち手、クリアパーツ平手、マスタークロス、ウイングシールド用ジョイントが付属します。
シール類ですが黄色のランナーが無いのでシールドの黄色部分などは全てシールでの再現となります。
また風雲再起のグレー部分もシールです。
HGFCで発売されているマスターガンダム。
今回はマスターガンダムだけではなく風雲再起とのセットとなっています。
こちらの姿はウイングシールドを翼状にまとめたアタックモード。
ネービーブルー&ブルーとレッドでまとめられたダークなカラーリングで
独特の頭部形状や鋭い指先などもしっかり再現されています。
最近のHGはKPS主体な事が多いですが、こちらは2011年発売の物なので
00 2期やAGEシリーズなどと同じくPC001が使われたポリキャップ主体の関節になっています。
機体の色分けですが青や赤部分はしっかり再現されているものの、
黄色ランナーが無いので胸ダクトやウイングシールドのモールドなどは塗装またはシールで補う必要があります。
ウイングシールドを交換する事でマントのように体を覆ったノーマルモードも再現可能。
ただこのモードはマントが左腕部分以外固定のため脚を大きく動かしたりする事は出来ず、
基本的に直立状態固定となります。
またこちらもやはり黄色部分はシールまたは塗装で補う形です。
頭部アップ。
特徴的な左右に大きく張り出した形状も再現され、目つきもシャープです。
ただ目の下のモールドなどはさすがに塗装で再現する必要があります。
胸部は胸ダクトがイエローなのでシールまたは塗装で補います。
ウイングシールド基部は一部ポリキャップが丸見えの所があります。
また背面ジョイントは縦2連の丸穴で最近のフォーマットとは互換性がありません。
アタックモードのウイングシールドはそれぞれアームで繋がれています。
アームとの接続部分で大きく跳ね上げたり回転させたりする事ができますし、
ハの字に開いたりする事も出来ます。
自由度が高めですしこれだけ大きくて足が大きいためも比較的自立はしやすいです。
腕部ですがニアクラッシャーやディスタンドクラッシャーは残念ながらオミットされています。
平手は独特の形状が再現され格好良い造形。
ただ肩部分や前腕などに合わせ目は出ます。
腰部は各アーマーがしっかり噛み合うような造形になっていてフロントとサイドが可動します。
股関節は多少回転できるタイプでスタンド穴もあります。
脚部ですが太腿が上下分割となっていてちょっとめずらしい分割です。
合わせ目はありますが、縦分割より目立ちません。
膝下は普通の分割で脹脛などに合わせ目あり。
足首の刃は多少スイングできます。
足裏はフタパーツがあり肉抜きがありません。
可動範囲など。
PC001が使われているのでそこまで古さを感じない構造。
肩周りのボリュームがあるのであまり大きく腕を上げられませんが肘などはしっかり動き
肩のスイングも良好。
下半身も大きな不満のない可動範囲が確保されていました。
ノーマルモードでは基本的に直立したポーズしか取れませんが
肩のジョイントを取り付け、分解したマントパーツをそちらに取り付ける事で左腕だけ出す事ができます。
腕組みはさすがにしっかりとは出来ませんが一応それっぽくはなります。
普通の平手の他、角度付きの平手もあり独特の手付きを再現可能。
ただ付属するのが平手のみで握り手はありません。
できればパンチなどが出来るようぐっと力の入った握り手も欲しかった所です。
マスタークロスですが、最初はこのように東方不敗と一緒に造形されています。
東方不敗を切り離さない場合は下側に飛び出ているグリップを切り離し、単体で飾ります。
マスターガンダムに持たせる場合は逆にグリップを残し、画像のように東方不敗部分を切り離します。
そうする事で付属の持ち手でグリップを持たせてマスターガンダムの武装として使えるようになります。
一応切り離した東方不敗も違和感のない形状にはなるのでそのまま飾っておけます。
ウイングは保持力も十分で動きも自由に付けられますが角度によっては頭部と干渉しやすいです。
ゴッドガンダムと。
ダークネスフィンガー用手首ですが付属のビッグエフェクトを取り付ける事で巨大化させる事ができます。
ただこのビッグエフェクトが付属するのは右手のみとなります。
HGFCシャイニングガンダムと同じタイプのエフェクトで平手にはめ込むだけのお手軽な構造です。
さすがに石破天驚拳エフェクトなどは付属しません。
そしてセットになっているモビルホースの風雲再起。
大きく前足を上げた迫力あるポーズでキット化されています。
ただ分割は簡素で可動部分も一部だけの半固定モデルといった感じです。
躍動感のあるポーズですが付属のスタンドで安定して飾る事ができます。
配色はツノや口周り、足の黄色と蹄や細かいモールドのグレーなどが足りません。
ただ蹄や顔のグレーはシールで補う事も可能です。
大部分が白いパーツですが頭部だけは赤色のパーツが使われています。
基本的にほとんどのパーツがモナカ分割で軽いのですが合わせ目が出る作りです。
ビーム手綱はリード線で再現。
自由に形を変えられます。
頭部はほとんど固定ですが、首が若干スイングできます。
前脚は比較的自由度が高く、基部がBJで腕節部分も大きく動きます。
ただ蹄部分は固定です。
胴体は収納式の3mmピンがありマスターなどの股関節ジョイントに差し込んで固定できる作り。
後ろ脚は飛節部分が可動しますが他は固定です。
尻尾は軽く上下に可動。
胴体のスタンド穴は固定で角度変更などは出来ません。
一応スタンド無しで立てると言えば立てますが、
多くの関節が固定のためしっかりとした立ちポーズには出来ません。
マスターガンダムを乗せてみました。
特にバランスを崩すような事もなく、スタンドジョイントを使う事でしっかり固定可能。
馬体のボリュームも十分で躍動感のある風雲再起のポーズもあり非常に格好良いです。
可動部位や分割が簡素な分そこまで高くなっている訳でもないですし
この割り切り方もありだと思います。
もちろんHGFCゴッドガンダムにも対応しています。
ただ腰アーマーが邪魔になるため、乗せる場合は胴体のパーツを外して乗せるようになっています。
大きく腰アーマーが干渉しない限りはHGサイズなら乗せられる機体は多いと思います。
最後にHGUCガンダムやHGFCゴッドガンダムとサイズ比較。
ボリュームはゴッドと同程度でした。
以上HGFC マスターガンダム レビューでした。
今となってはそれなりに古いキットになりましたが関節構造はPC001仕様なので
そこまで窮屈さも感じませんし特徴的な角度付きの平手などもあり、
ウイングシールドの形状も選べるため遊べるキットになっています。
ただ色分けは黄色部分が全てシールなので部分塗装で仕上げる場合はそれなりに塗る所もあります。
後はなんといっても風雲再起が付属するのが大きな特徴で、
簡素な作りながらボリュームのある作りでポーズも躍動感のあるものです。
出来れば握り手なども欲しかった所はありますが、非常に遊び甲斐のあるキットになっていました。
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