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HGGBB ガンダムダブルオーコマンドクアンタ レビュー



HGGBBシリーズで新たにガンダムダブルオーコマンドクアンタがキット化されました。
価格は2,200円です。



付属品はヘビーマシンガン、コマンドソード、アームズシールド、それに左平手が付属。



シール類はセンサーやコンデンサ類の他、足首のグレーを補うホイルシールが付属します。



余剰パーツですがHGダブルオークアンタがベースになっているためそちらのパーツが余ります。
頭部は丸々余ったりするのですがクアンタとして組む事はできません。



HGGBBシリーズでキット化されたナギツジ・タクマのガンプラ、ガンダムダブルオーコマンドクアンタ。
こちらはダブルオークアンタにコマンドガンダムの要素を追加したという設定で実体兵器にこだわった機体なそうです。
00クアンタをベースにしていますがコマンドガンダムの要素も多く
配色もミリタリーチックなグリーン系でまとめられています。



バックパックにはミサイルランチャーが装備され、反対側にはクリアパーツが使われた大型センサーも装着されています。
またコマンド要素を追加したという事でクアンタの面影のあるパーツは多いものの
角張った装甲が多くなりこちらもミリタリー感を演出しています。
関節の作りなどは00クアンタと変わっておらず、使われているポリキャップはPC001AとなっていてABSは使われていません。

01/05追記

右腕前腕後ろ側にある濃いグリーンのパーツを付け忘れていたので後ろ姿の写真を撮り直しました。
教えてくださった方ありがとうございます!



ヘビーマシンガンやコマンドソードは背面に装着可能。
各所のレンズは00クアンタと違いクリアイエローになっていました。
また今回はツインアイの他、コンデンサ内部にもシールを貼っています。






各所のアップは00クアンタと比較しながら進めていきます。
頭部ですがこちらは新規造形となっていてアンテナやマスクの形状にクアンタっぽさはあるものの
それ以外の形状はかなり変わっています。
ヘルメットは左右分割ですが合わせ目はディテールに組み込まれていました。
ツインアイ部分は顎周りと一体で成形されているためクリアパーツではなく赤の成形色です。



胸部も大部分が新規パーツとなっていてより重装甲を感じさせる形状に変化。
また胸部中央にあったレンズも無くなっています。



バックパックも大きく変わっていてサブエネルギータンクが増設され
ミサイルランチャーなどが装着されています。




またパック接続部が2穴ジョイントになった事で様々なパックが流用できる作りになりました。



センサーとミサイルランチャーは基部で回転が可能。
またミサイルランチャーはクアンタのアームが流用されていてポリキャップによりスイングも可能になっています。



弾頭の取り外しはできませんがミサイル部分もきっちり色分けされています。




肩アーマーもより角張った形状に変化。
こちらも合わせ目はディテール化されています。




腕部はほぼクアンタの流用ですが前腕に装甲が追加されています。
それ以外は流用のため前腕の一部には合わせ目が出ます。
レンズパーツは蛍光のクリアイエローで成形されているためかなり明るく見えるのが良いですね。
また左手のみですが平手あり。



右腕にはガントレットが無く、コンパクトな装甲になっています。




腰部はフロントアーマーのみ新規となっていてリアとサイドアーマーが流用です。



股関節の作りは変化なしでスイング可能な他、スタンド穴隠しの蓋もあります。
アーマー裏に特にディテールなどはありません。



脚部の比較。
こちらも大部分は流用なのですが、膝周りや足首周りの装甲が新規となり上手く差別化されています。
やはり他部分と同じく角張った形状になっていました。
脹脛部分には合わせ目あり。



ソール部分が高くなっているため若干脚の長さが伸びています。
もちろん脹脛の装甲は可動するようになっていました。
足の甲のグレーはシールで補う方式です。




足裏ですがローラーダッシュのようなディテールがあり肉抜きもありません。




可動範囲など。
基本的に00クアンタと同じ関節なので大きな違いはありません。
PC001系なので良く動きますが首だけはデザインの差異もあり、若干ですが00クアンタより動かない印象。




下半身もフロントアーマーや脹脛の装甲がごつくなったためか
気持ち00クアンタの方が動く感じはありますがほとんど変わらないぐらい良く動きます。
接地も変わらず良好でした。





HG ダブルオークアンタとの比較。
手足の基本的なパーツは共通なのですが新規装甲のボリュームがありより重装甲なイメージに変わっています。
また身長も若干高くなっていました。




武器を装備させて。
武器類もクアンタのソードビットパーツが上手く流用されています。






ヘビーマシンガンですがブレードやセンサーはクアンタの流用となっていますが
ほかは新規パーツで再現。
流用部分のセンサーに合わせ目が出ますが、新規部分は段落ちモールド化されています。




手首の他、前腕のジョイントにもはめ込む形になっています。
ソードビットの刃を流用したブレードはライトグレー成形です。



ミサイルランチャーは回転なども可能で干渉を逃せます。
もちろん3mm軸のスタンドが使えるので浮かせて飾るのも楽です。





クアンタのシールドパーツを一部流用して造られたアームズシールド。
こちらはバックパックからアームでつなぐのではなく、腕に装着するタイプとなっています。
クアンタにあった開閉ギミックなどはありません。




結構ボリュームのあるシールドですがグリップと前腕のジョイントに取り付けるため保持は良好。
また裏面には大口径のキャノン砲が組み込まれています。




シールド両サイドにはコンバットナイフがありこちらも取り外しが可能。
合わせ目はないのですがちょっと肉抜きが目立ちます。
刃にはやはりソードビットのパーツが流用されていました。





そして実体剣のコマンドソード。
刃はクアンタのGNソードVのパーツが一部流用されています。
こちらもやはりナイフ同様グリップ部分に肉抜きあり。



軽いので保持は問題ないのですが
素材がノーマルクアンタ同様軟質タイプのプラなので
シャープ化する場合若干面倒かも。



ギリギリではありますが両手持ちも一応可能でした。




赤い照明で覚醒っぽく





ノーマルクアンタの頭部が丸々余るのでそちらを取り付けたりする事も可能ですし、
ソードビットのランナーにはバスターソード用の基部パーツもあるので
ノーマルクアンタのビットパーツを盛ってバスターソードにしたりする事もできました。




最後にHGUCガンダムやHGGBBブレイジングガンダムと並べてサイズ比較。
ソール部分の厚みなどが増しているためわずかですが平均的な18mサイズの機体より身長が高いです。




以上HGGBB ガンダムダブルオーコマンドクアンタ レビューでした。
今回は00クアンタにコマンドガンダムの要素を追加した機体という設定で
ミリタリー感のあるカラーとデザインにまとめられ、武装も実体兵器オンリーになっています。
クアンタそのままのパーツも多いですが流用パーツの使い方も上手で印象がかなり変わっていますし
武装も大きく変化していてノーマルクアンタとはまた違った渋い武装でまとめられていました。
元の00クアンタ譲りの可動で遊びやすいですしデザインが好みならおすすめのキットです。

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