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HGUC ケンプファー　レビュー

HGUCでキット化されているケンプファー。
発売は2008年です。
今回再販されていたものを買っていたので組んでみました。



付属品はジャイアントバズ×２、専用ショットガン＆グリップ交換パーツ×２，シュツルムファウスト×２
チェーン・マイン、銃持ち手、左平手、武器マウントパーツ、それにサーベル刃が２本付属します。



シール類は白ラインとモノアイを補うホイルシールと
ジオンマークやサイクロプス隊マークがあるマーキングシールが付属します。



HGUCで2008年にキット化されたケンプファー。
全身に盛られまくった武装や独特の形状が魅力の0080に登場する機体です。
2008年という事でだいぶ前のキットではあるのですが、NT-1ほどの古さは感じず
今でも十分通用する構造になっています。



スタイルも程よくマッシブで格好良いです。
キットに使われているポリキャップはPC-132Bで一部の関節にはABSも使われています。
機体の配色ですが、頭部アンテナや肩のスパイクの白ラインはシールでの再現。
一部はパーツ分割で再現されていますが各スタスターの内側は全て黄色のため
再現する場合はバーニア内部を全てイエローで塗装する必要があります。
それ以外にも細かいダクトなどの塗装は必要ですが、比較的シンプルな配色なのもありHGとしては十分な再現度だと思います。



背中にバズーカ、腰にショットガン、膝横にシュツルムファウストを取り付け。
全てジョイントパーツを介して取り付けます。
全身に盛られた実弾武器が非常に格好良いです。




頭部アップ。
頭部はモノアイがシールでの再現となりますが合わせ目は出ません。
バルカンや頬ダクトのイエローは塗装で補う必要があります。



首ジョイントはABSパーツでスイング可能。
モノアイの可動ギミックはありませんしモールドも無かったです。
胸部は丸形スラスターの内側が別パーツ化されていますが角型スラスターはイエロー塗装が必要です。



ブチ穴が目立つ背面。
バーニアは全て別パーツですが内側は塗装の必要あり。
胴体のパイプは別パーツで再現されています。




肩アーマーは左肩にのみスパイクあり。
前後分割で合わせ目が出ますがスラスターは別パーツ化され色分けされています。




腕部は左のみ平手あり。
肩以外合わせ目が目立たない分割で



前腕はロールする事もできます。



股関節は昔のキットという事もありシンプルなBJ。
スタンド穴はカバーで隠せます。



太腿に大きいバーニアが装着されているのが特徴的な脚部。
バーニアは別パーツですが内側は塗装が必要です。
また装甲の一部には合わせ目あり。




太くボリュームのある脚部。
イエローで塗装する必要がありますが一体成型されているバーニアのモールドも十分シャープでした。



足裏は肉抜きが無く見栄えが良いです。




可動範囲など。
関節はポリキャップとABSの組み合わせでどこもスムーズに動きます。
めちゃくちゃ動くという訳ではないですが、上半身のスイング幅もまずまずで腰もしっかり回転可能。



下半身も股関節がBJですが十分開きますし接地も良好。
ただデザインの関係で膝はバーニアが干渉するため可動範囲は90度ほど。



武器を装備させて。
ケンプファーらしく豊富な武装が付属します。







専用ショットガンは二丁付属。
分割はシンプルなモナカですが銃口は別パーツ。
ストックは差し替え式になっています。
バズーカと共通の成形色なのでこだわる場合は明るいグレーで塗装する必要があります。



平手があるのでポンプアクションっぽく手を添える事も可能。
ただショットガンに可動部位はありません。




銃持ち手は両手分ありしっかりトリガーに指がかかりますし
両手装備も可能。




シュツルムファウストは弾頭に合わせ目あり。
ジョイントパーツから抜き取って手に持たせる事ができます。





ジャイアントバズーカは大胆なモナカでグリップが可動するものの砲口まで合わせ目が出ます。




グリップが可動するので肩に担ぐのも簡単です。



スタンドは3mm軸のスタンドに対応しています。
特にポロリなどはなかったのですが、
自分の物は腰のBJだけが異様に緩くてまったく保持できず、調整が必要でした。




チェーン・マインはリード線が使われていて自由に形を変えられます。
表側のイエローの○モールドは塗装が必要でした。





長さも十分で他の機体に巻きつけたりする事も出来ます。




ビームサーベルは短めのクリア刃が2本付属。
グリップの収納ギミックは再現されていません。





ケンプファーがベースになっているHGBFケンプファーアイメイジングと並べて。
青色は結構明るめですが渋い色味です。





HGUC NT-1とサイズ比較。
なかなかボリュームがある機体で迫力あります。
並べると可動なども含めさすがにNT-1の古さを感じるのでそのうちリニューアルして欲しいですね。




以上HGUC ケンプファー　レビューでした。
結構昔のキットではあるのですが、そこまで古さは感じず可動範囲なども意外と良好です。
またケンプファーの魅力である豊富な武装もしっかり付属していて
銃持ち手も左右分ありますし、チェーン・マインもリード線が使われていて自由に動かせたりしますし
単品でもかなり遊べる内容になっています。
全体的に現在のHGUCにも見劣りしない素晴らしい出来のキットになっていました。

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（あみあみ）

HGUC ケンプファー


（駿河屋）

HGUC ケンプファー


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