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HGUC リック・ディアス　レビュー

HGUCで以前受注されたクワトロ機に続き、ノーマルカラーのリック・ディアスもアップデート版でキット化されました。
価格は2,090円です。



付属品はクレイバズーカとサーベル刃のみでシールはありません。



余剰パーツは頭部カバーと股関節ジョイントが余ります。



以前アップデートされたHGUCリック・ディアス（クワトロ・バジーナ機）をベースに
アポリーやロベルトが使っていたダークブルー＆ブラックカラーのリック・ディアスが新たにキット化されました。
こちらはクワトロ機のほぼカラバリと言って良い内容で
古くなったHGUCリック・ディアスの関節などを一部変更し可動や造形などが改良された物となっています。



成形色はダークブルー＆ブラックで暗い印象ですが頭部カバーやスラスターは赤く良いワンポイントになっています。
関節はポリキャップ＆KPSの組み合わせで使われているポリキャップはPC-111。
キットの配色はシンプルなのもありほぼ成形色で再現されていて細かいダクトやスラスター内部を少し塗るぐらいで良さそうです。
それと説明書ですが今回はクワトロ・バジーナ機の物が流用されているため白黒で機体説明などは無く、
違いがある部分を補足したペーパーが1枚追加されていました。






頭部アップ。カラーリングを除き、クワトロ機との違いは頭部のみとなります。
左が今回のキット、右がクワトロ機なのですが
ほとんどパーツは共通なものの、赤いバルカンファランクスのカバーが違っています。
今回のキットは元となったHGUCのAランナーにあるカバーを使うため頭頂部の台形部分がやや幅広になっています。



バルカンファランクスのカバーは開閉可能。
塗装前提となりますが、クワトロ機仕様のカバーが余剰にあるのでそちらに交換する事も一応出来ます。



首から下はクワトロ機と変わりません。
胴体はほぼ共通ですが首元のパーツがアップデートされています。



背面やバインダー周りは旧HGUCから特に変わらず。
バインダーは回転可能ですがモナカ分割なので合わせ目が出ます。



バインダーやリアアーマーのノズルは変わっていないので内側はシンプルな造形。



アップデートされている腕部。
肩アーマーは前後分割で合わせ目あり。横の装甲は可動します。



上腕や前腕もアップデートされ丸みのある形状やパイプの不自然さが無くなっています。
ただ上腕は挟み込みで合わせ目あり。
手首は変わらず人差し指のみが可動するタイプです。



腰部はフンドシ部分の形状が見直された物に。



アーマー裏はリアアーマーのみ裏打ちパーツあり。
アップデート版では股関節が3軸ジョイントに変更され可動範囲が一気に改善されました。




それに合わせ太腿が長くなり合わせ目も目立たなくなっています。
膝アーマーの形状なども見直されていますが脹脛に合わせ目は出ます。



足裏はフタパーツがあり肉抜きなしです。





ベースとなったクワトロバジーナ機との比較。
違いは頭部カバーのみなのでほぼカラバリと言って良い内容です。
旧HGUCとのパーツ比較はクワトロ機のページで紹介しているので気になる方は確認してみてください。



クレイバズーカは今まで通り背面のラックに装着できます。




股関節が改良された事で3mm軸のスタンドにも対応。
一気に扱いやすくなりました。
可動範囲についてはこちらとクワトロ機のベースとなった
ビルドガンマガンダムと変わらないのでこちらを参照してください。






クレイバズーカは旧HGUCの物がそのまま使われています。
シンプルなモナカ構造なので中央に合わせ目あり。



膝関節なども新造されているため隙間が一気に目立たなくなり
膝を曲げてもスカスカした感じはありません。



アップデートした部位はカッチリとした作りですが
旧HGUCの部分もそれなりにあるので造形のシャープさにやや落差がある所は変わっていません。




バルカンファランクスの砲口は変わらず開口されていないので
細いドリルで軽く穴を開けてあげると引き締まると思います。





ビームピストルは銃口のみアップデートされていますが後は流用。
こちらも合わせ目が中央に出ます。




こちらは手首とイマイチ合っていなくて若干グラつきやすいのも変わらずです。
ただコンパクトで軽い武器なので保持に困るような事はありません。




ビームサーベルはクリアグリーンの刃が1本付属。





クワトロ機と一緒に。
派手な赤色と渋いダークブルーのカラーが良い対比になります。




最後にMk-IIや百式とサイズ比較。
ボリュームがあるデザインですが身長はほとんど変わりません。




以上HGUC リック・ディアス　レビューでした。
配色の関係かバルカンファランクスのカバーが旧HGUC仕様となっていますが
それ以外はアップデートされたクワトロ機のカラバリとなります。
先にクワトロ機が出たので難しそうですが、
MGのようにクワトロ機とノーマル機でスラスターや一部装甲に差異を付けるパーツが別にあって好みで選択できたりすると面白かったかも。
アップデート版がベースなので可動範囲が大きく向上していますし各所の造形も見直され
動かした際に目立つ隙間なども無くなっているため新しいキットと並べても旧HGUCほどの古さは感じなくなっています。
全面リニューアルも良いですが、こういったアップデートはこれからも続けてくれると嬉しいですね。

(プレミアムバンダイ)
HGUC リック・ディアス2次発送分などが受注されています

(amazon)








（あみあみ）

RG　ウイングガンダム





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