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MG ブレイズザクファントム（レイ・ザ・バレル専用機）　レビュー

先にグリーンカラーのブレイズザクファントムがキット化されましたが
ホワイトカラーのレイ・ザ・バレル専用機仕様のブレイズザクファントムもキット化されました。
価格は5,170円でプレミアムバンダイでの受注品となります。
パッケージは単色ですが説明書は一部カラー。ただ機体説明などはありません。

付属品はビーム突撃銃、キャットゥス500mm無反動砲、ビームトマホーク、
平手、銃持ち手、持ち手、スタンドジョイントが付属。

シール類はモノアイを補うホイルシールと水転写デカールが付属しています。

余剰パーツですがノーマルカラーのブレイズザクファントムと比べるとかなり増えています。
色分けのためFランナーとGランナーが成形色違いで2セットはいっているため好みで入れ替えたりする事も一応可能です。

ホワイト＆ライトパープルの淡く爽やかなカラーリングが目を引くレイ・ザ・バレル専用機仕様のブレイズザクファントム。
こちらは以前発売されたグリーンカラーのブレイズザクファントムのカラバリとなっています。
プロポーションなどは変わっておらず、どっしりとした骨太のスタイルで
ブレイズウィザードを含め、MG SEED系らしい派手なアレンジが加えられています。

SEED系MGなので全身に細かいディテールが追加されているのは変わらずです。
関節構造などは特にかわっておらず関節は全てKPSの関節。
ですが軸が全体的に太めなので剛性感はしっかりあり、初期のKPS仕様MGのようなフニャっとした感じはありません。
脚のパイプが一体成型のためその部分のみABSが使われています。

もちろんウィザードは取り外し可能。
機体の配色ですがプレミアムバンダイキットらしく複数の同ランナーをセットする事で
配色パターンが変わった所をフォローしているためシールドや脚のスラスター周りなどもきっちりパープルの成形色で再現されています。

頭部アップ。
ザクファントムという事でアンテナがあります。
頭部は小顔でモノアイガードにはクリアパーツが使われていました。

ヘルメットを取り外す事でモノアイの向きを変えられます。
モノアイはクリアパーツではなくシールでの再現なおは変わらず。

胸部はコクピットが開閉可能。

背面のスラスターは角度変更が可能。
ウィザードのジョイントはがっちりした作りでしっかりボリュームあるウィザードを支えられる構造。

シールドなどの構造は特に変わっておらず
アレイ型の大径ボールジョイントで安定した保持が可能。
裏側にはスペアマガジンが装着されています。

腕部も複雑なラインで立体化されています。
手首は親指以外を差し替えるタイプです。

ブレイズウィザード。
こちらは以前キット化された物と特に変わらず。
本体同様モールドが多数追加され形状もアレンジされています。

ノズル周りも細かく造形されています。

スラスターのカバーは開閉可能で中央のスラスターもせり出します。

スラスターカバーは開口されていて内部の造形も凝ったものです。

ファイヤビー誘導ミサイルのハッチは開閉可能な他、

MGオリジナルアレンジでミサイルポッド部分が折れ曲がり、前方向に展開するようになっています。

腰部の高性能炸裂弾もホワイトカラーになりましたが裏側には肉抜き＆ピンあり。

腰部には突撃銃を装着できます。

サイドアーマーには裏打ちがありませんが、フロントとリアにはあります。
ただ成形色の都合で赤くなっています。
また股関節軸もスイング可能。

かなり太くボリュームのある脚部。

それぞれのスラスターは可動します。
スラスター周りなども色分けされていますが膝パーツに合わせ目が出ます。

脚部のパイプはそれぞれの節で可動する作りで一体成型されているため組み立ての手間もかかりません。
足裏はしっかりフタパーツがあります。

続いて付属武器の紹介です。
こちらはビーム突撃銃。
一部合わせ目が出るもののフォアグリップとマガジン部分が可動し両手持ちも可能。
銃持ち手もぴったり合っていて扱いやすいです。

可動範囲についてはMGガナーザクウォーリアのキットを参照にしてください。

ビームトマホークも特に変更なしです。
余剰パーツを含めるとグリップは2本ありますがビームパーツは1セットのみとなります。

本体もウィザードもボリュームがあるのですがスタンドジョイントの接続はしっかりしていて
簡単には外れず安定しています。

ファイヤビー誘導ミサイルを展開。
MGアレンジで無理なく前方に向けられるのは良いですね。

そして新たに付属するキャットゥス500mm無反動砲。
こちらもディテールが多く、キットに合わせた密度のある造形となっています。
グリップ部分が可動しますがモナカのため合わせ目も出ます。
センサーはデカールでの再現となっていました。

砲口などは別パーツ化されマガジンは取り外し可能。

グリップに保持用と思われるダボ穴がありますがこちらの持ち手では使いません。
ですが特に外れやすい印象もなく、グリップも可動するため無理なく持たせる事ができます。

もちろんウィザードありでも装備できますがやや干渉しやすいです。

このキャットゥスには本体装着用途だと思われる収納式のピンがありますが、
こちらのキットやアストレイの腰ジョイントには合いませんでした。

ただMGジンの腰ジョイントには合います。
もちろん銃持ち手で無理なく持たせる事ができました。

本体に変更はないのでウィザードの交換ももちろん可能ですし、

余剰パーツを使ってザクウォーリアにする事も出来ます。
ホワイトカラーのウォーリアも格好良いですね。

ベースとなっているノーマルカラーのブレイズザクファントムと。
配色パターンは若干変わっていますが造形的な違いはありません。

以上MG　ブレイズザクファントム（レイ・ザ・バレル専用機）レビューでした。
以前発売されたブレイズザクファントムのカラバリとなっているので仕様自体は変わっていません。
ですが微妙な配色パターンの違いを再現するため複数のランナーがセットされ余剰パーツはかなり増えていました。
また新規にキャットゥス500mm無反動砲が付属していますがこちらも本体に合わせたハイディテールな武器になっていますし
ジンなどに持たせても楽しいと思います。
特に説明書に書かれてはいませんが、一応ノーマルカラー同様ウォーリアに換装する事も出来るので遊び甲斐のあるキットになっていました。

(プレミアムバンダイ)