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MG リックドム　レビュー

先月発売されたドムに続きリックドムも一部リニューアルされた物がキット化されました。
価格は5,500円です。

付属品はジャイアントバズ、ビームバズーカ、ヒートサーベル、パイロットフィギュアのみとなります。

シール類ですが今回も水転写デカールになっています。
またビームバズーカ用のジュエルシールも付属していました。

余剰パーツですが今回も多めで
アップデートされる前のパーツが大量に余ります。
またMG ザクVer2.0系のバズーカランナーが流用されているためそちらも若干余剰が出ます。

先月発売されたMGドムをベースに一部のパーツを変更しキット化されたリックドム。
熱核ロケットエンジンに換装され宇宙用に改修された姿を再現しています。
変更点はバックパック＆スカートアーマーの形状や足裏のモールドぐらいで大幅な変更点はありませんが
武装はラケーテンバズなどがオミットされた代わりに旧MGと同様にビームバズーカがセットされています。

キットの作りですが改修が施されたリニューアル版MGドムの流用となっているため
一部の関節が見直された事で可動範囲が向上。合わせ目も目立たなくなっています。
リニューアルされたドムと比べると正面の違いはありませんが、
背面はバーニアユニットやリアスカートが大型化されています。
旧MGとの細かい違いの比較はMGドムのレビューで紹介しているためそちらを参照してください。
配色はシンプルなのでほぼ成形色で再現されていますが
バーニア内部は赤色なのでこだわる場合は塗装が必要になります。

頭部アップ。
これまでのドムと変わらない構造でモノアイとモノアイカバーはクリアパーツで再現。
モノアイは薄いクリアピンクの成形色です。

もちろんカバーを外せばモノアイを動かせるので表情をつける事ができます。

胸部はこれまで通りコクピットハッチの開閉ギミックあり。

パイロットの立ちポーズ姿も付属していますが
旧MGの流用なので昨今のパイロットフィギュアと比べると造形はゆるめ。

ドムと違いがある部分は比較しながら紹介します。
バックパックのノズルですがカバー含め全体的に大型化され宇宙用らしい姿になりました。
バーニアはもちろん独立可動します。

肩アーマーは旧版と違い合わせ目が出なくなっていますし

前腕もリニューアルされたドムと同じくエモーションマニピュレーターに変わっています。
旧版と比べ手首は少し小さくなりましたが複雑な動きが可能です。

フロントアーマーは特に変わっていませんが

リアスカートが大型化され内部の裏打ちパーツもそれに合わせ大型化されています。
ただバーニアの大きさや数が変わっていたりはしません。

股関節はリニューアル版なので3軸タイプで股関節スイングが可能。
バーニアももちろん全て可動します。

脚部はこれまでと違いはありません。
基本的に合わせ目が目立たない作りですが膝を曲げるとあわせ目が見えます。

もちろんフレア内部のバーニアも造形されています。

足裏のパーツも変更が加えられ、ホバーユニットのような造形からバーニアが増えたような造形に変わっています。

ほぼ共通の作りなので可動範囲も基本的に変わっていません。
なので詳しくはドムのレビューを参照してください。
ただリアスカートが大型化されたためわずかにですが脚のフレア部分が干渉しやすくはなっています。
ですが気になるほどではなかったです。

先月発売されたリニューアル版のMGドムと比較。
ほとんど共通パーツなので違いは少ないです。
旧MGから引き継いだ優秀なプロポーションはそのままに可動範囲が向上し遊びやすくなっています。

武器を装備させて。
武装も基本的には流用となります。

ドムと共通のジャイアントバズ。
こちらはMGザクVer.2.0系の物が流用されてるため合わせ目が出ません。
スコープはクリアパーツでフォアグリップなども可動します。

今回もグリップには2箇所保持ダボがあり手首に差し込む事でガッチリ保持可能。
エモーションマニピュレーターでもしっかり構えられます。

グリップ下側のピンを使えば担いで構える事も可能。
肩関節が引き出せるため両手持ちも楽です。

ドムの時はホバー機体という事もありさほど気にならなかったのですが
専用のスタンドジョイントが相変わらず付属せずコの字型のジョイントを使う事になるので
重いMGドムだと角度をつけたりする場合結構浮かせ辛い所があります。
また股関節軸のスイング部分なども若干重さに負けやすいです。

ヒートサーベル。
こちらも流用となっていて特にドムと変わっていません。

そしてドムには付属せずリックドムにのみ付属するビームバズーカ。
角張った形状で非常に大きなバズーカとなっています。
こちらはほぼ旧版の流用のため分割はシンプル。
大部分がモナカで中央の合わせ目が結構目立ちます。

センサーはジュエルシールで存在感があり綺麗な光沢です。
ほぼ流用となっていますがグリップは改修されており、ジャイアントバズと同じく二箇所の保持ピンがあります。

持たせると大柄なドムにも負けない存在感のある武器です。

保持ピンが追加されたためこのような巨大な武器でもかなり持たせやすくなりました。

下側の保持ピンを使う事で担ぐ構えも可能なのですが
さすがに武器が巨大すぎるのか手首のBJが重さに負けやすいです。
手首から外れる事はないのですがちょっと不安定なので左手で支えると構えやすいかも。

MGガンダムVer2.0（塗装済み）や3.0と並べてサイズ比較。
ドムの場合はディテールがシンプルな2.0の方が一緒に飾る場合似合うかも。

以上MG リックドム　レビューでした。
こちらは先月発売されたドムのバリエーションキットとなっていて
MGドワッジからアップデートされた関節が採用され旧版からさらに進化した内容になっています。
大部分は共通ですが背面のバーニア周りやリアスカート、足裏パーツなどが宇宙仕様らしい形状に変化。
武器も数は少なくなっていますが巨大なビームバズーカがセットされています。
宇宙用という事もありできればスタンドジョイントは欲しかったですが
MGドム系の出来の良さは健在で迫力あるビームバズーカもよく似合う機体になっていました。

(プレミアムバンダイ)