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PG UNLEASHED RX-78-2 ガンダム レビューその1
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PG UNLEASHED として新たに生まれ変わったPGガンダム。
PGらしい複雑かつ精密なギミックはもちろん、
今回はエッチングパーツなど様々な素材も使われていて今までにないガンプラとなっています。
価格は27,500円です。
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付属品はビームライフル、シールド、コアファイター、平手、持ち手、銃持ち手、
アムロ&セイラフィギュア、コアファイター用スタンドジョイント、ボタン電池外し用パーツ、
それにサーベル刃2本&発光タイプのサーベルグリップ1本が付属します。
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シールは一部のセンサーなどを補うホイルシールとマーキングシールが付属。
発光させる場合は大半のホイルシールは使いません。
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また今回は新しいタイプのシールもありメタリック3Dシール(シール表記だとプラスチックステッカー)というものがあります。
こちらは各所の装甲に貼り付ける物でちょっと厚めの透明プラスチックフィルムになっているので
まるでクリアパーツの内側をメタリック塗装にしたような仕上がりが手軽に楽しめます。
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また今回はエッチングパーツや金属パーツなども使われていて多彩な素材で構成されています。
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まずは基本となるフレーム。
こちらを一旦組み上げ、トラスフレーム組付け→装甲組付けという手順で完成させていきます。
手足のフレームなどの芯はアドヴァンスドMSジョイントのような組み立て済で成形されたフレームが使わています。
素材はABS、ポリキャップ、KPSが適材適所で使い分けられていてしっかりした剛性感がありました。
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頭部のフレーム。
ツインアイはもちろんクリアパーツ。
頭部のバルカンは金属パーツが使われています。
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首には可動式のシリンダーがあります。
このシリンダーはメッキパーツが使われていました。
胸部ダクトなどは発光ギミックがあるためクリアパーツ化されています。
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コアファイターを別に飾りたい場合コアブロックを取り付けます。
このコアブロックですがパイロットフィギュアはもちろん再現され
照準ユニットも可動するようになっていました。
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バックパック周り。
バーニアは金属パーツが使われ、紫がかったような塗装がされています。
また内側にはクリアレッドのパーツをはめ込むようになっていて非常に存在感のあるパーツです。
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手首のシリンダーや肘などにもメッキパーツが使われています。
メッキパーツはつや消しのシルバーメッキ、クロームメッキ、淡いシャンパンゴールドのメッキがそれぞれ使い分けられています。
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前腕にあるグレーの丸い部分も金属パーツ。
ここはマグネット式で接続されるシールドの受け部分になります。
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腰部なども展開ギミックがあるため複雑な構造。
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脚部もメッキパーツや赤いシリンダーがアクセントになっています。
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メッキパーツが組み合わされたフィン状のディテールや
膝を曲げると可動するシリンダーなどメカニカルな魅力があります。
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脛のダクト部分にはエッチングパーツが使われています。
エッチングですが、ゲートレスかつシール式になっているため
通常のエッチングのような切り出しや接着は必要なく非常に扱いやすいです。
またステンレス製なので真鍮エッチングのようにすぐ曲がってしまうような事も無いです。
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足裏はつま先まで細かく可動します。
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そしてトラスフレームを取り付けた状態。
グレー中心だったフレームに様々なメタリック色が使われたトラスフレームが装着され
一気に見応えのあるフレームに変わります。
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トラスフレームを全身に取り付ける関係で一気にガッシリとした太さになり
だいぶMSに近づいた印象があります。
フレームの細部までこだわりのあるキットで組み立てが面倒そうなのですが
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30MMなどのように大半のパーツはランナーごとにまとめられていて
そのランナーのパーツを使い終わるときちんと表記されるようになっているため付け忘れなどが防げます。
また膨大なランナーがありますが部位ごとにまとめられているため
非常にパーツを切り出しやすく組みやすさにも配慮されています。
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頭部アップ。同部にはメッキされたフレームが取り付けられカラフルに。
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胸部周り。
こちらはフレームもそうですがダクトなどにエッチングが貼られ一気に精密感が増しています。
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腕部なども同様です。
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腰部にも細かいエッチングシートが貼られています。
エッチングは精度も良く形状もピッタリ合っていますが予備はないので紛失には注意が必要です。
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脚部も一気にガッシリとした太さになりました。
ここまで密度があるとこの状態で飾りたくなりますね。
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続いてコアファイター。
こちらは配色もきっちり再現されキャノピーにはクリアパーツが使われています。
また付属のジョイントを使えば3mm軸のスタンドが使えます。
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変形はもちろんなのですが、今回はランディングギアの収納&展開まで再現されていました。
どちらも差し替え無しで可能です。
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もちろんキャノピーは開閉可能です。
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パイロットフィギュアはさすがに塗装の必要あり。
ミサイルランチャーのミサイルも別パーツ化され色分けされていました。
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ノズルの造形も精密です。
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本体に合わせディテールも増えていますしより複雑な面構成になっていました。
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旧PGのコアファイター(右)と比較。
サイズはかなり小型化されていました。
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もちろん変形は完全変形で差し替え無し。パイロットシートも回転します。
コアファイターでもコアブロックでも好きな方をガンダムに収納可能です。
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アムロ&セイラのフィギュアも雰囲気良く立体化されていました。
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そして最後に装甲を取り付けてやっと完成となります。
旧PGは良くも悪くもディテールは少なくあっさりとした造形ですが
そちらから一転してモールドはもちろん、装甲自体の形状も一気に複雑化され
1/60という大サイズながら間延びも全く感じさせないハイディテールな姿で立体化されています。
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色分けはもちろん完璧ですし、大半の成形色には濃淡があり、
細かいパネルごとに表情に変化が付けられています。
また金属パーツにメッキパーツ、一部の装甲に貼られているメタリック3Dシールはキラっと光を拾い
良いアクセントになっています。
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関節は旧PGと比べるとかなり安定感があり
経年でどうなるかは分かりませんが今の所十分な保持力があります。
メタリック3Dシールですが、航行灯をイメージしたのかメタリックグリーンとメタリックレッドが使い分けられています。
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細部のアップですが旧PGと比較しながら進めていきます。
頭部ですがメインカメラやツインアイはクリアパーツ。
マスクや頬ダクトも開口されています。
アンテナは先端の形状が結構独特で後頭部の一部はフレームが見えています。
また旧PGと比べるとやや小顔化されていました。
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胸周りのアップ。
旧PGから一気に情報量が増し細かいスリットなど開口され内部が見えるような所も多いです。
胸ダクトはどちらも黄色部分が飛び出ているタイプです。
最近のガンダムはほとんど引っ込んでいるタイプだったので新鮮ですね。
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シャッターや胸のフィンはもちろん可動します。
装甲のメタリックグリーンやメタリックレッドに見える部分は全てメタリック3Dシールとなります。
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もちろんコクピットハッチ自体も開閉は可能です。
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バックパックの比較。
やはりメッキパーツ、クリアパーツ、金属パーツが使われているためかなり見応えのある構造。
バーニアとその上のカバーはそれぞれ可動します。
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肩部の比較。
こちらはシンプルな箱型といったイメージから曲面も使われた複雑なラインになりました。
またポリキャップむき出し部分も無くなりサイドのエッチングが良いアクセントになっています。
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肩の装甲は中央にも可動ポイントがありますが、根本からガバっと開く事もできます。
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腕部の比較。こちらも当然ディテールはめちゃくちゃ増えていますが
その他の大きな違いとして手首が固定式になりました。
旧PGはフル可動手でしたがこちらは持ち手を除くと握り手か平手のみとなります。
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手首は関節の節がメッキになるように作られています。
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前腕のシャッターを開くとシールドジョイントが出てきます。
肘は旧MGと違ってシリンダーはありません。
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腰部の比較。
V字のパーツがよりシャープになり、ヘリウムコアもただの突起といった形状ではなく
エッチングも組み合わさった独特の形になっています。
またやはりフレームなどが一部見えるためメリハリのある作りです。
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V字部分のフィルム取り出し口なども可動しますし
腰後ろのパーツをクルっと回せばライフル取り付け用のジョイントが出てきます。
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腰のフレームは可動式で角度が付けられるようになっていました。
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脚部の比較。
太ももや膝が太くなり、力強くメリハリのあるラインに変わっています。
足首はやや小さくなっていました。
旧PGはビス止めを多用していましたが今回は一切使われていません。
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膝を曲げると膝の装甲の一部が連動するようになっています。
また足首も一箇所可動ポイントが増えていました。
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足裏はより複雑に色分けされています。
バーニアはバックパックと同様にクリアパーツのカバーをはめ込む方式です。
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全体の比較です。
箱型の装甲が全体的に複雑なラインになり、プロポーションもメリハリが強調されています。
また旧PGは装甲のディテールがかなりあっさりしていましたが
今回は1/60ながらRGやMG ver.3.0より密度がある印象です。
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可動範囲の方も大きく進化しています。
特に上半身は腰や肩が非常に柔軟に動くようになりました。
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コアブロックもしくはコアファイターが入っている胴体ですが画像のように引き伸ばす事が可能で
それによって複雑な動きが可能になっています。
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肩周りも引き出し式になっていて前後スイングや跳ね上げも可能。
旧PGより格段に動きが付けやすくなっています。
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下半身も上半身ほどではないですが動かしやすくなり可動ポイントも増えています。
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ただ接地はそこまで良い訳ではなかったです。
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続いて本体の発光ギミックの紹介です。
まずは発光ユニットを首下にセットし
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胸部のハッチを画像のように引き出し、素早く戻す事でスイッチが一回入りLEDが発光します。
点灯状態で1分放置すると自動で消灯します。
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(点灯の切り替わりが一瞬でいつもの設定だと写真に撮るのが難しかったので、感度を上げて撮影したためノイズが多くなっています)
スイッチを一回入れるとまずはほんの少しの間ツインアイと胸ダクトが青く発光し
ツインアイとダクトが黄色で明滅します。
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スイッチを2回連続で入れるとツインアイとダクト内部がピンク色に発光、
すぐにツインアイが黄色、ダクトが赤色で明滅します。
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3回スイッチを入れるとツインアイが黄色とピンクで交互に点灯し
胸部ダクトは赤色で早い明滅を繰り返します。
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4回スイッチを入れるとツインアイは黄色く光り
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![](pg_gundam1011.jpg)
シームレスに変化するのでちょっと撮り辛いのですが
胸ダクトが緑→青緑→青と変化しながら光ります。
このように発光ギミックが4パターンあり、非常に複雑な発光が楽しめるようになっていました。
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ただ光量はさほど多くはないので明るい所だとちょっと目立ちません。
![](pg_gundam139.jpg)
![](pg_gundam141.jpg)
長くなったのでその1は以上です。
次回は武器や装甲展開ギミックなどを紹介していきます。
その2はこちら
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