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PG ユニコーンガンダム3号機 フェネクス レビューその2
前回ユニコーンモードや武装の紹介をしたPGフェネクス。
今回はデストロイモードやアンチェインドを紹介します。
まずはデストロイモードへの変形です。
足部分はカカトをヒール状にし、足の甲をカバーしていた装甲などを持ち上げます。
脚部は足首部分を引き伸ばし膝のサイコフレームを展開、脹脛のスラスターも展開させます。
こちらはロックがあり不意に足が縮むような事はありません。
太ももも引き伸ばしてサイコフレームを露出させます。
こちらもロックあり。
腰のアーマーの展開。
すべてのパーツは差し替え無しで変形が可能。
サイコフレームにも細かいモールドがあり単調にならないようになっています。
リアアーマーも収納されていたスラスターが展開。
カチっと起き上がり勝手に閉じるような事はありません。
前腕のサイコフレーム展開。
肩のサイコフレーム展開。
サイコフレームは透明感のあるクリアブルーで美しい仕上がり。
胸部や腹部の展開。
こちらもロックがあり簡単には閉じないようになっていました。
バックパック部分の展開。
バーニアの内部パーツはすべて金メッキです。
頭部も基本的にはユニコーンガンダムとほぼ変わらず。
アンテナも綺麗に開く事ができます。
これでデストロイモードの完成です。
変形はこの大きさもあるのかどこも比較的カッチリしており勝手に閉じるような所はありませんし
眩い金メッキの機体に透明感のあるクリアブルーのサイコフレームが映えます。
変形自体は良いのですが、自分は積んでいた期間が長かったためかABSがきつくなっていて
メッキの厚みもあるためか腹部や前腕、脚の一部のスライドがかなり固く
いまいちスムーズに動かなかったので一部シリコンスプレーなどを使い滑らかに動くようにしました。
新品に近い状態なら多分大丈夫だとは思うのですが、
スライドする所は動作確認をしてあまりにもきついようだったらシリコンスプレーなどを薄く塗るか
多少削って調整した方が良さそうです。
バストアップ。
クリアブルーのサイコフレームは色が沈むかなと思いましたが発光させなくてもそこまで沈んだ感じはありません。
サイコフレームを発光させてみました。
各所にしっかり光が回りかなり格好良く光ります。
デストロイモードだとメッキ+サイコフレーム発光の組み合わせの存在感がさらに増しますね。
さらに暗くして撮影してみました。
メッキされているため装甲の透けなども気にならず美しく光ります。
上半身のアップ。
サイコフレームには適度にモールドが入っているのも良い感じです。
発光部分は多少明暗の差はあるものの、極端に暗く感じる所はなかったです。
デストロイモードでは身長が伸びるため
スタンドを目一杯伸ばしてもそこまで浮いた感じにはなりません。
各所にロックがあるため触っていて閉じるような所も少なく比較的扱いやすいですが
関節などは結構固めなので嵌合部分がバラけないように慎重に動かす必要はあります。
全身メッキですがほとんどの装甲はアンダーゲートになっているためあまりゲート跡は目立ちません。
ハイパーバズーカも持てますが
アームドアーマーDEの他、アンテナも干渉しやすくちょっと窮屈です。
ビームサーベル。
トンファー部分もしっかりした保持力があります。
アームドアーマーDEはさすがに発光こそしないものの
クリアパーツは十分明るく見えます。
続いてPGオリジナル形態、アンチェインドへの変形。
足首回りの装甲ですが前側の装甲がスライドしサイコフレームが見えるようになります。
後ろ側の装甲は外側に開き、こちらも薄いサイコフレームが露出。
脹脛の装甲が展開し、小羽根のようになっているサイコフレームが展開されます。
内側も同じ構造なのですがこちらは羽を展開させず少しふくらませるだけにしておきます。
腰部はフロントアーマーの下側にある装甲をさらに引き出します。
リアアーマーも同様に下側に引き出しさらにサイコフレームが見えるように。
バックパックは下2つのスラスター部分を下に引き伸ばしさらに展開させます。
腕部は上腕の装甲を展開。
前腕はトンファーを起こし、装甲の一部を開きます。
肩部は下側の装甲の一部をさらに広げ、
端にある装甲を展開させる事でさらにサイコフレームが出てきます。
胸部は装甲の一部を起こします。
頭部はヘルメットに収納されているサイコフレームを引き出します。
これでデストロイ・アンチェインドの完成です。
装甲がさらに大きく展開しサイコフレームがより多く見えるように。
また上腕や膝下の装甲はさらに広がる事で四肢がより逞しい印象に変化します。
この形態では操縦権は完全にNT-Dに委ねられる状態なそうで
それを反映してかより攻撃的な形態に変化しています。
展開されて新たに見えるようになるサイコフレームももちろんすべてクリアパーツ化されているため
このあたりも隙のない仕上がりです。
アンチェインドで発光させてみました。
サイコフレームがより展開されるようになっているためデストロイモードよりもさらに派手に光ります。
ただ上腕のサイコフレームだけはLEDの光が届かず暗いままなのでこのあたりはちょっと惜しい感じがします。
可動範囲などは特に変わらないのですが、
この状態でポーズを付けようとすると上腕やヒザ下の装甲などについ触ってしまい
その部分が閉じてしまいやすく他の形態よりちょっと触りにくい印象。
ただ閉じてしまいやすいというだけで特にポロリするようなパーツは無く保持力自体は良好です。
ナラティブVerでは尾羽根のようなスタビライザーが付くため、さらに迫力が凄い事になりそうで楽しみです。
以前作ったPGユニコーンと並べて。
ほとんど流用ではありますがアームドアーマーDEが2基取り付けられるとかなりボリュームが増しますね。
以上PG RX-0 ユニコーンガンダム3号機 フェネクス レビューでした。
今回はUC版という事でナラティブVerのようなスタビライザーは無いタイプとなっています。
大部分はPGユニコーンと共通でPGオリジナルのデストロイ・アンチェインドへの変形なども引き継がれています。
なんと言ってもPGサイズに全身金メッキの存在感は凄まじく立たせておくだけで異様な迫力があるキットなのですが、
その分キットの値段は高額で、LEDユニットも用意するとなるとだいぶ高い値段になってしまいますし
LEDの配線を慎重に通しながら組む必要があるためそのあたりも気を使う必要があります。
さすがにグリグリと動かすようなキットではないのですが、可動範囲もしっかり確保されていますし
金メッキの機体に青白く光るLEDが美しく、組んで発光ギミックを作動させるとかなり満足感のあるキットでした。
・その1はこちら
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