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SDW 曹操ウイングガンダム　倚聖の装　レビュー

最近発売が延期される事が多いSDWシリーズ。
延期されていた曹操ウイングガンダム　倚聖の装が新たに発売されました。
価格は880円です。



付属品はクリアエフェクトパーツ、倚聖剣、鞘ジョイントパーツが付属します。



シール類は肩や腕、それに腰アーマーなどの色分けを補うホイルシールが付属。



ノーマルの曹操ウイングガンダムが一部流用されているため若干余剰パーツがあります。
ただノーマル状態に組んだりする事はできません。




SDガンダムワールドヒーローズ20話に登場し、信長ガンダムエピオンと戦う事になる
曹操ウイングガンダムの新たな姿、倚聖（いせい）の装がキット化されました。
こちらは以前発売された曹操ウイングガンダムがベースとなっていますが多くのパーツが新規で
カラーリングもノーマルの曹操ウイングはダークなカラーパターンでしたが
こちらはウイングガンダムをモチーフにしたようなカラー+ゴールドになり、明るい配色です。



倚聖の剣を腰に装着する場合は画像のように腰アーマーを
鞘ジョイントパーツに取り付けてから本体に装着し、鞘を取り付けます。



さらに背中のウイングの左側を画像のようにたたみ、




ウイングとバックパック自体をそれぞれ右側にずらします。




これで倚聖の剣装着状態の完成。
ウイングが片側に寄ったためアシンメトリーなシルエットに変化します。
倚聖剣はムシャワールドの刀匠マゴハチに鍛えてもらったものでかなりの長さがある刀です。
カラーリングが派手になっているのはもちろん、
装甲のシルエットも若干和風になっているのも特徴的。




クリアパーツも使われているのですが、曹操ウイングほどではなく使用箇所は胸部のみと限定的。
関節ランナーはシリーズ共通のフレームが使われていますが
腕は信長エピオンと同様肘可動が追加されました。



機体の配色ですが、目立つ耳や肩、腰のフロントアーマーなどはシールで補えるものの
それでも足りない所はかなり多いです。
ウイングやリアアーマーを始め、鞘や足首など細かい塗り分けが必要なため塗装箇所は多いです。






ノーマル曹操ウイングと比較しながら各部のアップ。
頭部はかなり別物になっていてアンテナも和風の兜をイメージした造形になりました。
頬部分などはシールがありますが後ろ側などは細かい塗り分けが必要です。
また顎はクリアパーツではなく通常の赤成形色になっていました。



胴体は胸周りが流用されていますが腹部やフロントアーマーなどは新規。
全体的に金色部分が増え豪華な印象になっています。
またフロントアーマーのクリアパーツは無くなりましたが
胸部は変わらずクリアパーツが使われていました。



リアアーマーも巨大化し広がりのあるデザインに。
サイドアーマーは共通です。
こちらも配色を再現する場合かなりの部分を塗装する必要があります。



新規パーツで造形されたウイングですが、こちらはウイングガンダムEWを意識したような造形。
シールがないので細かい塗装が必要ですがウイングの軸は回転可能。



また基部もヒンジで開閉出来るようになっていました。



腕部は一部の装甲が共通ですが肩の装飾などが大型化しています。



また肩アーマーにあったクリアパーツも無くなっています。
肩アーマーや前腕にはシールがありますが、全てを補える訳ではありません。



肩アーマーの飾りは回転可能。
また今回は肘関節が追加されています。




脚部は大体似たようなデザインですが足首は新規です。
膝可動ももちろん残されています。
脚部はシールがないので配色を再現したい場合は塗装が必要です。
足裏は大部分が肉抜きで3mmジョイントがあるのも変わらず。




可動範囲など。基本的に今までのSDWシリーズなどと同じですが、
肘可動が追加されているため上半身はより柔軟に動くようになりました。
下半身は鎧が大型化したため作りは変わっていませんが、リアアーマーに干渉しやすいです。





ノーマルの曹操ウイングガンダムと比較。
ウイングが左右非対称の配置になり色も大きく変わりました。
鎧の形状もより和を意識したデザインになっているためかなり別物に見えます。




倚聖の剣は鞘に収納可能。
刀は1パーツ、鞘は2パーツのモナカ構造になっているため鞘には合わせ目あり。
またどちらも単色のため細かい塗り分けが必要になります。



倚聖の剣は本体を超える長さがあります。




刀は細長いため取り扱いには注意が必要かも。
ただ重量は軽いので保持に支障はありませんし、勝手に手首から抜け落ちるような事もなかったです。
ただ動かしていると腰の鞘がちょっとポロリしやすい印象。




かなりギリギリではありますが、一応両手持ちも可能。
ただポーズの幅はほとんど無い感じです。



佐助デルタガンダムを背中に乗せて。



信長ガンダムエピオンと対峙。
本体はダークマスクVerなのですが、そちらは発売が延期され10月発売になりました。



倚聖剣の結界を発動させる時に装着されたクリアパーツも付属しているので





本体に取り付ける事も可能です。
頭部の他、ウイング2枚にそれぞれ取り付けます。




取り付けは簡単ですが、ウイングはクリアパーツかつダボピンが細めなので
折らないように気をつけたほうが良いかも。




クリアパーツのマスクは目まで覆うような造形。




ウイングにもクリアパーツが追加されより存在感が増しました。





さらにウイングのクリアパーツは倚聖剣に取付可能。
倚心天翔斬という必殺技を発動する形態になります。




元々長い倚聖剣がさらに長くなります。
肘可動も追加されたため表情が付けやすくなっているのも良いですね。



以上SDワールドヒーローズ　曹操ウイングガンダム　倚聖の装　レビューでした。
三国志モチーフの曹操が和風要素を加えた鎧を身に纏うのが印象的なキットで
片側に寄せられたウイングガンダムEWのようなウイングや明るくなったカラーリングなどもありかなり別物に感じます。
武装は倚聖剣のみとシンプルですがクリアパーツのエフェクト類も付属し
追加された肘可動やウイングのギミックも相まって意外と遊べるキットに仕上がっていました。
ただやはりSDWシリーズは配色が複雑で、シールや成形色だけでは再現できない所が多いので
きっちり再現したい場合塗装はなかなか大変そうです。

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（あみあみ）

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