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ヘキサギア　レイブレード・インパルス［Reloadead］　レビュー

コトブキヤヘキサギアシリーズで新たに登場したレイブレード・インパルス［Reloadead］。
価格は10,780円です。

付属品はタンデム仕様シートユニット、バイク形態用交換パーツ一式、レイブレード基部交換ジョイント、
それにレイブレードエフェクトが２つ付属。シール類はありません。

余剰パーツは装甲やジョイント類が少し余ります。

コトブキヤヘキサギアシリーズの第一弾として2017年に発売されたレイブレード・インパルス。
そのレイブレード・インパルスの後継機としてレイブレード・インパルス【Reloadead】が新たにキット化されました。
こちらは全て最新のフォーマットで立体化されスタイルや可動などがより進化した内容となっています。
また今回もこちらの四足獣型となる「ゾアテックスモード」と「ビークルモード」への変形が可能。
さらにパーツを交換する事でバイクタイプのビークルにも変形出来るようになりさらにプレイバリューが増しています。

キットですが今回塗装済パーツは使われていません。
基本的な姿やカラーはレイブレード・インパルスを引き継いでいますが
手足などが長くなりよりしなやかさを感じる姿になりました。
関節はこれまでと同じく大部分はABSで一部のパーツにポリキャップも併用されています。
機体の配色は大体再現されていますが、フレームなどのシリンダーやパイプモールドなど細かい部分は一部塗装が必要なのも変わっていません。

頭部アップ。細部は過去に発売されたノーマルのレイブレード・インパルスと比較していきます。
頭部のデザインはほぼ違いがありませんが、目の横の部分が色分けされていたり
ホイールのスポーク部分が抜けていたりと造形や色分けが進化しています。
また武装となるチェーンガンの砲口も開口されています。

胴体周りですがフレーム周りの密度が上がり太く力強い印象に代わりました。
こちらも基本的なデザインは変わっていません。
そのためコクピットはバイクタイプとなり幅広いガバナーが搭乗可能です。
カウル部分には一部合わせ目あり。
タイヤは回転可能ですが素材がPVCからプラ製になりました。
質感はPVCの方が良いのですが劣化やプラへの侵食などを気にしなくて良くなりました。

コンソールパネル周りのデザインもほとんど同じですがより造形が細かくなっています。

テール部分ですがテールランプのようなパーツが新たにクリアパーツで追加されています。

前脚を接続するジョイントアームやガバナーのステップ部分はスイング可能です。

前脚は長くなりレイブレードも巨大化。
また脛部分などもより曲がるようになり手首の造形なども格好良くなりました。

レイブレードは可動式のジョイントが追加されより自由度が高まっています。

またレイブレード先端には展開ギミックが追加され
クリアパーツの基部が露出するようになっています。

足裏はフレーム色で色分けされるようになり肉抜きも少なめになりました。

後脚も一新されさらに長くなり獣足らしさが増しました。
太腿や膝などもブロック状の形状ではなく生物的な人工筋肉をイメージした形状に変わっています。
もちろん膝部分の可動範囲も広がっています。

開脚などもさらに出来るようになっていますし

もちろん脚だけではなく胴体の可動範囲もさらに向上。
首周りなどにも可動軸が追加されよりしなやかに動くようになっています。

ノーマルのレイブレード・インパルスと比較。
脚などが長くなり一回り大きくなりました。
また後脚などが顕著ですが形状も獣らしさのある形に変わっています。

ガバナーと組み合わせて。
シートに腰アーマーなどが干渉する場合は外す必要がありますが
バイクタイプかつ開放型のコクピットなので様々なガバナーを乗せる事ができます。

接地も良好ですし首などが細かく動くようになったためさらに細かい動きを付けられるようになりました。

スタンドジョイントなどはありませんが、ヘキサジョイントやヘキサジョイントに3mm穴のあるポリキャップをはめ込めばスタンドが使用可能。
ただ若干浮かせるのが面倒な所があるのでできればしっかり固定できるスタンドジョイントがあると嬉しかったかも。

頭部の側面に装着される武装ですがこちらは「チェーンガン」と「グレネードランチャー」となっていてどちらも変わっていません。
ただ銃口が開口されるなど造形が良くなっていますし基部はBJ接続で細かい動きが付けられます。

チェーンガンはもちろんガバナーの武装としても使用可能です。

「オリジナルレイブレード」の展開ギミック。
こちらを展開させ専用のエフェクトを装着します。

エフェクトは2種類あり長さは23センチ弱ある巨大な物です。

ノーマルレイブレードのエフェクトと比べて。
造形はシャープなブレード状からエネルギーを放出するような派手な造形に変わりました。

ブレード取付部は４つありますが好きな場所に取り付けます。
被せるように嵌め込むタイプでしっかり固定可能。

ブレード基部はジョイントが追加され自由度が増しているため色々な方向に振り回せます。

エフェクトを2枚装着するとさすがに重さが厳しくなってくるのですが
レイブレード基部パーツはスタイル重視の3mm軸、保持力重視の5mm軸が選べるため
5mmを使えば問題なく保持可能でした。

両側に取り付ければ翼のようなイメージになります。
これだけ大きいとスペースは取りますが見栄えが良いですね。

関節はどこも固く今のところ十分な保持力があります。
ただヘキサギアはボリュームもあるためか経年でクタクタになったりする事があるためそのうち調整が必要な部分が出るかもしれません。

続いて「ゾアテックスモード」から「ビークルモード」への変形です。
まずは四肢のパーツとレイブレードを一度取り外します。

変形方法は簡単で前脚と後脚を画像のように曲げ
前脚の脛にある接続ピンを起こし

前脚と後脚を合体。

後は再度胴体に取り付けて

レイブレードを付け直せば「ビークルモード」の完成です。
変形は手足を曲げて付け直すだけなのですがしっかりビークルに見えるようになっています。

トライクタイプのビークルのため安定感も十分。
手足を合体させてから組み付けるタイプのため形状もしっかり保持可能で扱いやすいです。

後ろから見てもフレームがスカスカした印象はなくどちらの形態も良くまとまっています。

もちろんこの状態でもレイブレードを展開可能。
レイブレードは巨大なのもそうですが、先端がかなりシャープなので引っ掛かりなどに気をつける必要があります。

続いてボーナスパーツを使ったバイクタイプのビークルモードへの換装やタンデムシート交換ギミックの紹介です。

まずはフロントタイヤ周りのパーツを外し、頭部パーツを取り外したらバイクタイプのパーツに付け替えます。

四肢のパーツ＆チェーンガンとグレネードを取り外したフレームにフロントタイヤ＆サスアームを取り付け。

その後パーツを付け直した頭部パーツを装着します。

後はシート下のフレームパーツを取り外し、リアタイヤ＆サスアームと交換します。

これでバイクタイプのビークルモードの完成。
四肢となるパーツや武装が無くなっているためスッキリした姿になっています。

ボーナスパーツ扱いですがタイヤなどもしっかり作られていますし遊べる良い換装ギミックだと思います。

またシートパーツを交換してタンデム仕様にする事も可能。

これで2人乗りが可能になりますし

バイクだけではなく通常の姿でも使えます。
バイクモードやタンデムシートの換装も複雑な分解は要らずユニットごとにばらせるため簡単でした。

最後にHGUCガンダムとキットサイズの比較。
四足獣タイプなので高さはそこまでではありませんが奥行きがありヘキサギアの中でも比較的大型の部類となります。

以上ヘキサギア　レイブレード・インパルス【Reloadead】　レビューでした。
シリーズ第一弾のレイブレード・インパルスが後継機仕様として再度キット化されました。
デザインやカラーリングはノーマル版の物を引き継いでいるのですが
全身新規パーツになっていてスタイルはより獣らしい物になりスタイルなども洗練されています。
また可動なども改良されより細かい動きが付けられるようになっていますし
オリジナルレイブレードエフェクトはかなりの迫力でヘキサギアの進化を感じる物になっていました。

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