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HG ストライクノワールガンダム　レビュー

HGでキット化されているストライクノワール。
こちらは2006年に発売されたキットで前に再販された時買っておいたものを組んでみました。
価格は1,650円です。

付属品はビームライフルショーティー、平手、銃持ち手、ビームブレイド用エフェクト、アンカーランチャーパーツ、
それにスタンドが付属します。

シール類は腹部や肩、ノワールストライカーなどの細かい色分けを補うホイルシールが付属します。

機動戦士ガンダムSEED C.E.73－STARGAZER－からHGでキット化されているストライクノワール。
スウェン・カル・バヤンが乗り込むストライクのバリエーション機です。
名前通り装甲の一部は黒色になり様々なギミックが詰め込まれたノワールストライカーを装備しています。

2006年発売のキットという事もあり一部の合わせ目が目立ったり腕周りが太めだったりしますが
そこまで時代を感じる体型ではなく胴体などもスマートに仕上がっています。
機体の関節はPC-123プラスとABSが使われています。

機体の色分けですがシールを使う部分はそれなりにあるものの、
胸部のフレームやリニアガンの小さい黄色部分なども別パーツ化されなかなかの再現度となっています。
ただノワールストライカー上部のウイングや腹部の下側など広い面をシールまたは塗装で補わないといけない所もあります。

ストライカー無しの姿。
各所のデザインはノーマルストライクに近い物になっています。

頭部アップ。アンテナは中央の赤部分も別パーツで再現。
ただ外側のアンテナはライトグレーなので塗装が必要です。
マスクはヒゲのようなモールドがある独特の形状を再現しています。
ヘルメットは前後分割で合わせ目が出ます。

流石に今のキットのようにツインアイが別パーツ化されている訳ではありませんが
モールドは立体的でシャープです。

胴体はストライクに近い形状で胸ダクトのフィンなども別パーツでシャープに仕上げられていました。
腹部下側のホワイトはシールで補う方式ですが、背面のスラスターの細かい色分けは塗装で再現する必要があります。
背面のコネクタはストライカーパック仕様で互換性があります。

肩は少し懐かしい感じのダブルBJです。
サイドアーマーのビームライフルショーティーは取り外しが可能。

肩アーマーはストライクの物に追加パーツを取り付けたような形状。
一部合わせ目が出ますし三角モールドの黄色はシールでの再現となります。
また肩フレームもグレーなため塗装が必要です。

腕部は前腕に合わせ目あり。
手首ですが平手も付属しているため好みで差し替えられます。

股関節はBJでスイング可能なつくり。
アーマー裏は特に裏打ちなどはありませんが、3mmスタンド穴を隠すカバーパーツもあります。

脚部もストライクに近い形状です。こちらはフレームなども別パーツ化されていますが脹脛の赤色などは塗装が必要です。
また太腿などは中央に合わせ目が出ます。

足裏は肉抜きが無く見栄えが良いです。
つま先とカカトの穴はアンカーランチャー接続穴となります。

武器が内蔵され大型のウイングが存在感抜群のノワールストライカー。
小さいウイングやリニアガンの色分けはシールで補います。
それにリニアガンの突起などシールが無い部分もあり塗装も必要ですが小さい黄色部分は別パーツ化されていました。

バックパックの両サイドにはクランク状のジョイントがありウイングを跳ね上げたり回転させる事が可能です。

クランク部分は基部で後ろ側にスイングも可能。
リニアガンやウイング部分は一部合わせ目あり。

可動範囲ですが一昔前のキットという事もあり少し古めの構造です。
首や肩はBJでそれなりに動き、肘も100度ほどは曲がりますが腰のスイングは無く回転のみ。

肩はダブルボールジョイントのためスイング幅はそれなりです。

脚部は股関節がBJなもののそれなりに開けますし接地も並です。
膝は深く曲がり膝立ちなども十分可能でした。

角度変更などはできませんがシンプルなスタンドが付属するので浮かせて飾る事もできます。
もちろん今の主流となっている3mm軸のスタンドもそのまま使えます。

ノワールストライカーはエールストライカー風に広げる事が可能。
多彩な表情付けが出来ます。

小型の拳銃タイプの武装、ビームライフルショーティー。
取り回しの良さそうな2丁拳銃です。
2パーツ構成なのでペラペラ感はありませんが合わせ目は出ます。

銃持ち手もありトリガーに指がかかります。
見栄えは良いですが安定感はいまいちで手首のの中でグラつきやすく向きが変わりやすいです。

２連装リニアガンは可動するジョイントで繋がれているため展開が可能。自由度が高く柔軟に構えられます。

砲口は別パーツ化されしっかり開口されていました。

アンカーランチャーはリード線で再現する方式。
平手にそのまま挿し込みます。

リード線は細めですが一応まっすぐ伸ばしても保持可能でした。

ストライカーや足裏にも取り付け可能ですが付属するのは1本分です。
できれば両手分の2本は欲しかったですね。

ノワールストライカーから取り外しエフェクトを付ければフラガラッハ３ビームブレイドの完成。

こちらはビームライフルショーティーと違って比較的安定した保持が可能でした。
丸軸グリップですが適度な渋みがありくるくる回るような事もなかったです。

ノワールストライカーはウイング自体も可動しますし武装も複数仕込まれているのでプレイバリューは高いです。

背面のコネクタはストライカーパック規格なので様々なストライカーを流用可能ですし
ノワールストライカーも他の機体に取り付けて遊べます。
ストライクノワールにはマルチランチャーパック、ノワールストライカーはEG ビルドストライクエクシードギャラクシーに取り付けています。

後に発売されるHGCE　エールストライクと比較。
腕部の太さや足首の大きさなど結構バランスは異なります。

HGスターゲイザーと。
同時期のキットだけあり関節構造なども似ています。

以上HG ストライクノワールガンダム　レビューでした。
2006年発売のキットなのでパーツ分割や関節構造に少し古さを感じる所はありますが
可動範囲もなかなか良好ですしノワールストライカーのギミックが豊富で大胆なシルエット変更も可能です。
それに加えてアンカーランチャーなどもあるため動かすのが楽しいキットになっています。
また今でも通用するストライカーパック規格のため他のストライカーを付けたりノワールストライカーを他に流用したりもできますし
ストライカー自体も使いやすいデザインで１つあると色々遊べるキットになっていました。

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