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HGAB ダンバイン レビュー

今度HGでダンバインがキット化されるので以前再販された時に買っておいたHGABダンバインを組んでみました。
価格は1,430円で初版は2000年発売のキットとなります。
ただ仕様が変わったのかわかりませんがバンダイホビーサイトでは2008年発売と記載されていました。(ビルバインなども同様)
今回組んだ物は以前HGサーバインと同時期に再販受注がされていた物です。

付属品はオーラソード&鞘、オーラショット、それに武器持ち手のみとなり余剰パーツはありません。

シール類は頭部や胴体の他、肩や股関節などの色分けを補うホイルシールが付属します。


HGAB(ハイグレードオーラバトラー)シリーズとして昔キット化されたダンバイン。
スケールは1/72で一般的なガンプラなどと同等のサイズ感でキット化されています。
プロポーションは設定画などと比べると若干細身のバランスでまとめられています。
また関節部分の筋繊維状のパーツには一部に合成ゴム(TPE)が使われていて生物感が強調されています。


キットの作りですが関節はポリキャップとKPSが使われています。
KPSだった部分は昔ABSだったのでいつからかは分かりませんが素材が若干変更されています。
またコクピットと翅はクリアパーツが使われています。


オーラコンバーターの横には鞘、腕にはオーラショットを取付可能。
色分けですが昔のキットという事もあり大まかな色分けは再現されているものの各所の細かい色分けはシールでの再現となります。
また翅の基部や脹脛、コクピット内部などは塗装で補う必要もあります。




頭部アップ。昆虫とメカを混ぜたようなデザインでヘルメットは上下分割で段落ちモールド化されています。
目部分や額の黄色はシールで補う方式で。首部分はゴムカバーが使われています。

目部分は特にクリアパーツなどは使われず普通のプラとなっています。


胴体ですがコクピットフチの黒部分はシールがありますが、腹部の一部や内部は塗装が必要です。
コクピット開閉ギミックはありませんが、一応パーツ自体は取り外し可能で内部にはショウ・ザマも別パーツで再現されています。
一応パーツはクリアパーツですが色は濃いめでそこまで透ける訳ではありません。


背面に背負っているオーラコンバーター。
シンプルな分割ですがノズル部分は開口されています。


またそこまで大きくは動きませんがある程度上下スイングも可能でした。

翅は4枚ありそれぞれBJ接続となっています。


クリアオレンジで成形されていて一部塗り分けは必要ですが回転や多少のスイングが可能な作りです。


腕部ですが肩の凸モールドの赤はシールで補う方式。
前腕は合わせ目が出ますがショットクローは別パーツで再現。
手首は平手と持ち手のみでこちらもゴム素材となっています。
また肘はプラですが肩関節カバーは手首と同じくゴム素材が使われています。


肩のケーブルもゴム素材。
ショットクローは取り外し出来ませんがスイングは可能です。

股関節はシンプルなBJ。
こちらのカバーもゴム素材です。




脚部は基本的にディテールに沿った分割になっていますが太腿の上に合わせ目が出ます。
膝はゴムカバーが使われていて筋繊維らしい質感を再現しつつ合わせ目も出ない作り。
太腿の凸モールドはシールがありますが、脹脛の赤は塗装で再現する必要があります。


足首は爪部分に少し肉抜きがあります。
それと個体差もあると思いますが足装甲の一部には目立つバリがありちょっと削ったりする必要がありました。


可動範囲ですが今の目で見るとやはり狭めで
肘は90度ほど。肩も45度程度しか上がりません。
一応若干これ以上も少しだけ上がりはしますがゴムのテンションで戻ります。

肩はBJですがスイング幅は控えめ。
同様に跳ね上げるような事もほとんど出来ません。


腰はBJで回転可能ですが前後左右にはあまりスイングできません。


股関節はBJであまり開けません。
接地はまずまずですが膝は80度ほどです。

オーラソードを持たせて。
もちろん古いキットのためスタンド穴などはありません。



オーラソードは鞘から引き抜く事が出来ます。
持ち手には保持ダボがありゴム素材の手首ですが意外としっかり持たせる事ができます。


ただやはり腕周りの可動が控えめのため両手持ちで振り回すようなポーズは厳しいです。

オーラソード自体は軽いので保持に支障はありません。
ただ動かしている時腰を回転させたりすると
コクピットパーツが干渉しクリアパーツがポロリする場合があり若干気になるかも。



オーラショットは合わせ目が段落ちモールド化されています。
砲口は別パーツで再現されショットクローに引っ掛けるようにして装備します。
一応前腕にも固定ジョイントがあるのですが引っかかりがなくズレやすい部分があります。


古いためどうしても可動面はイマイチな所がありますが
オーラコンバーターや翅が作り出すオーラバトラーらしい独特のシルエットは健在。

持ち手は両手分あるので左手でもオーラソードを保持する事ができますし
オーラショットを右手の取り付ける事も可能でした。

関節カバーには合成ゴム素材が多用され筋繊維もしっかり表現されていますが
その分ゲート跡やパーティングライン処理はやりにくいと思います。



最後にHGサーバインやHGUCガンダムとキットサイズの比較。
スケールは1/72で1/144のガンダムと大体同じぐらいのサイズでした。


以上HGAB ダンバイン レビューでした。
色分けはそれなりですがコクピットや翅などはしっかりクリアパーツが使われパーツ数も抑えられていてHGらしい組みやすいキットです。
表面処理などはしにくくなるものの、合成ゴム素材を多用する事で
関節ジョイントの分割線を極力無くし生物的な見た目になるように工夫されています。
ただやはり古いキットなので可動面についてはどうしてもHGサーバインのような新しいキットと比べると物足りない部分はあると思います。
その分リニューアルされるダンバインはどれだけ進化しているのか今から楽しみですね。
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