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HGCE ライジングフリーダムガンダム レビュー



映画 機動戦士ガンダムSEED FREEDOMより新たにキット化されたHGCEライジングフリーダムガンダム。
価格は2,640円です。



付属品は高エネルギービームライフル、フラッシュエッジG-3 シールドブーメラン、
ヴェルシーナビームサーベル刃2本、左平手、MA形態用スタンドジョイント、インフィクタスビームシールドエフェクト
それにシールドブーメラン用エフェクトが付属。余剰パーツはありません。



シール量は結構多めです。
ウイングの白ラインや機首部分、それにライフルなどの細かい色分けを補うホイルシールが付属しています。




今週公開となる映画『ガンダムSEED FREEDOM』よりキット化されたライジングフリーダム。
説明書によるとストライクフリーダムの運用データを使用しムラサメでオーブが培った可変技術を取り入れて設計された機体だそうです。
機体はストライクフリーダムと言うよりはフリーダムの要素を色濃く残した物となっていて
ウイングにはドラグーン系の武装ではなくバラエーナのような「超高インパルス砲シュトゥルムスヴァーハー」が装備されています。
カラーリングもフリーダム系のようなホワイト&ブルーが中心になっていますが関節の色はグレーでこのあたりもフリーダムに近い印象。





機体の作りですが最新のガンプラらしくポリキャップやABSは使われておらず全てKPSの関節となっていました。
また合わせ目も大部分は段落ちモールド化やディテール化されていてほとんど目立たない物となっています。
武装はフリーダムに近い物となっていますが、今回はさらにMA形態への変形ギミックもあるプレイバリューの高いキットとなっています。



バックパック無しの姿。
腰にはクスィフィアスのような「ヴァイパー3 レールガン」が装備されその横にはヴェルシーナビームサーベルのグリップが装着されています。
機体の配色ですが本体はかなり細かく分割され色分けされていますが
さすがにウイングの細い白ラインや機首周りの細かい色分けなどは再現されずシールを使う形となります。
それと細かいスラスターダクトなども一応塗装が必要となります。






頭部アップ。フリーダムやストライクフリーダムと比較しています。
トサカやアンテナの形はストライクフリーダムに近いです。
ただマスクにはスリットが無くツインアイも青いのが特徴的。
また分割も進化していて頬ダクトも開口されていますし
マスクのライトグレーで色分けされているパーツも薄く仕上げられ野暮ったさはありません。



ツインアイや正面のカメラはクリアパーツが使われています。



胴体は胸部の赤色やフロントアーマーのライトグレーも別パーツ化されています。
ダクト部分のフィンモールドも密度感がありシャープに作られていました。
また背面のバックパックジョイントは2穴タイプなので



他のパックが簡単に流用可能になっています。




バックパックは中央の機首となる部分にウイングユニットが取り付けられる形となります。
ウイングには細い白ラインがありますがこちらは全てシールでの再現となり
機首に収納されているウイングや白い機首の両サイドにあるユニットの細かい色分けもシールで補う形となります。



フリーダムと同じくライジングフリーダムのウイングもスイングと回転が可能。
ただこのままだとあまり前後にスイングは出来ないのですが



根本のジョイントを引き伸ばす事で真後ろぐらいまでウイングを倒せるようになります。
また機首横のユニットもBJ接続のため回転や角度調整が可能。



ウイング部分は中央の小さいウイングは独立してスイング出来る作り。



もちろんフリーダムのように広げてハイマットモードにする事ができます。




ウイングに収納されている「超高インパルス砲 シュトゥルムスヴァーハー」
(公式サイトだとアグニ砲と記載されていました)
こちらは角ばった砲で先端の赤部分も別パーツ化されています。
シンプルなモナカ割ですが分割線は段落ちモールド化されています。



肩アーマーは前後分割で基部は段落ちモールド化されていますが先端側は一部合わせ目あり。
ただ赤いダクトなどは別パーツで再現されています。



腕部はデスティニーに近いような印象があります。
前腕には「インフィクタスビームシールド」が内蔵されていて左手のみ平手があります。




腰には「ヴァイパー3 レールガン」があり2つに折りたたまれていますが
それぞれを展開し砲身を引き伸ばす事で発射形態になります。
こちらも一部段落ちモールド化されていますが合わせ目が出る部分はあります。
またサイドには「ヴェルシーナビームサーベル」のグリップが装着されていました。



腰にはライフルを取付可能です。



腰アーマーは特に裏打ちなどはありません。
股関節ですが下方向にスライドするギミックがあり可動範囲を増やす事ができます。




脚部はスラリとしたラインでつま先も尖っているのが特徴的。
細かいダクト内部などは塗装が必要ですが青部分などはしっかり色分けされています。
こちらも大部分の合わせ目はディテール化されていますが脛の一部などわずかに合わせ目が出る部分があります。



変形の関係で脹脛にウイングが収納されていますがこちらの色分けはシールです。
足裏は裏打ちがありつま先も可動するしっかりした作りです。



可動範囲ですが「SEEDアクションシステム」という名前が付けられている構造で胴体周りはかなり柔軟に動く構造です。
肩は大きく跳ね上げられ、首や胴体のスイング幅も非常に広いです。



もちろん胴体は左右にも大きくスイングできますし
肩も上方向はもちろん、前後方向にもかなりスイング可能です。



下半身も股関節スライドなどがあるので脚も大きく上がり接地なども良好。
全体的にかなり動く構造となっていてアクションポーズも取りやすくなっていました。






HGCE フリーダムHGCE ストライクフリーダムと比較。
ホワイト&ブルー系の配色なのは変わりませんが
上半身や膝にダークブルー部分が無く肩も青いなど若干配色に違いもあります。










武器を装備させて。
今回は高エネルギービームライフルとフラッシュエッジG-3 シールドブーメランという構成です。



ウイングを展開する事でハイマットモードにする事ももちろん可能。
ウイングはスムーズに展開できます。





「高エネルギービームライフル」は角ばったデザインでストライクフリーダムのような連結ギミックはないシンプルな武器です。
ジャケット部分などは別パーツ化されていますが青やグレー部分が足りずシールで補う形となりますし
上面のグリップのような部分などのグレーは塗装が必要です。




砲口は別パーツ化されていますが分割はモナカなので合わせ目あり。
ただフォアグリップが可動するので両手持ちも出来る作りです。





「フラッシュエッジG-3 シールドブーメラン」は腕のジョイントに取り付けるタイプで
接続基部がBJなので回転と若干の角度変更が可能。
結構ボリュームがあるシールドです。





左右のユニットを展開しエフェクトを取り付ける事でブーメラン状態の再現が可能。
ただ3mm穴はないのでクリップなどを使って保持する方式です。
それと展開部分など一部のグレーは塗装が必要です。




「インフィクタス ビームシールド」こちらはデスティニーなどと同じく赤いパーツを外しエフェクトを挟み込む方式。
このパーツですが最近使われだした偏光成形のパーツが使われ
独特の輝きが楽しめます。



「ヴァイパー3 レールガン」こちらは特にグリップなどはなく展開するのみとなります。





「ヴェルシーナ ビームサーベル」
こちらは腰のグリップをそのまま手に持たせる事ができます。
説明書などでは真っ直ぐなので多分個体差だと思うのですが自分の刃はちょっと湾曲してました。



他のフリーダム系機体と同じくジョイントパーツ無しで連結も可能です。




「超高インパルス砲 シュトゥルムスヴァーハー」
バラエーナと同じように回転させ展開させます。




もちろん全ての砲を展開させたフルバーストも可能ですし





シュトゥルムスヴァーハーの砲身が折れ曲がるためハイマット・フルバースト状態にもする事ができます。



続いてMA形態への変形ギミックですがまずは背面の機首を起こし頭部に被せます。
その後機首に収納されていたウイングを展開。




機首の両サイドにあった青いユニットはクランク状のジョイントで繋がれているので後ろ方向に移動させます。



股関節に専用のジョイントを取り付け、このダボ部分に



シールドとライフルを合体させた物を取り付けます。
シールドにライフルを合体させるのですがシールドの赤い部分は差し替え無しでスライド展開します。



後は脹脛のウイングを展開させつま先を伸ばすだけです。





これでMA形態の完成となります。
本体は基本的につま先を伸ばしただけで機首を被せシールド&ライフルを取り付けるだけなので
変形ギミックとしては非常にシンプル。
ジョイントを取り付けるのですがスタンド穴は下方にオフセットされているので
スタンドを取り付ける際に脚が開いてしまう事もありません。





シンプルな変形ですが機首が頭部を隠し、ウイングなども大きめなので航空機っぽさは十分感じられます。
特に繊細な可動部位などもなく気軽に変形が可能ですし余剰が多数余るという事もありません。




ウイングを動かして多少表情を付けられますがこの形態では特に変わったギミックなどはありません。




元々フリーダム系はギミックが多かったのですが、追加されたのが変形ギミックというのも新鮮ですね。



最後にHGCEインパルスやHGUCガンダムとサイズ比較。
本体はそこまで大きかったりする訳ではなく、17.80mの機体という事で標準的な大きさでした。




以上HGCE ライジングフリーダムガンダム レビューでした。
映画のSEED FREEDOMに登場する機体ですが今回はビームシールドなどストライクフリーダムのような要素はあるものの
ウイングなどのせいかフリーダムに近いような印象です。
ハイマットモードも可能なウイングや腰のレールガンなど馴染み深い装備もありますが
フラッシュエッジG-3シールドブーメランやMA形態への変形ギミックなど今までにない要素もあります。
可動についても従来のHGCE フリーダムなどからさらに進化していて特に胴体や肩周りはかなり動く構造で
様々なギミックや大胆な可動を楽しめる出来の良いキットとなっていました。


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