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HG Amplified IMGN 龍神丸　レビュー

前回HG 龍神丸を紹介しましたが、今回は2022年7月に発売されたHG Amplified IMGN 龍神丸を紹介します。
価格は5,500円です。

付属品は登龍剣、持ち手パーツ、格闘用龍爪パーツ＆ジョイント、それにスタンドジョイントが付属。
右下に写っているのはランナーの都合で余剰となるBJの受けパーツです。

」
シール類ですが瞳周りなどを補うホイルシールとプラスチックシールが付属する他、

腹部用のジュエルシールがサイズ別で合計６つ付属します。

魔神英雄伝ワタルからキット化されたHG Amplified IMGNの龍神丸。
こちらはデフォルメ体型だった物が一気に高頭身化され昔あったソードマスター剣王龍神丸を思い起こされるアレンジが加えられています。
頭身はもちろん、各所の装甲形状のアレンジも派手で各所の爪のようなディテールも非常にシャープに仕上がっています。

キットの作りは最新のガンプラに近い構造で関節にはポリキャップやABSは使われず全てKPSの組み合わせとなっています。
またホワイト部分にはグロスインジェクションが使われていて艶のある仕上がりとなっている他、
金色部分はつや消しメッキ仕上げで豪華な印象です。

登龍剣は背中のジョイントに装着可能。
機体の配色も成形色でほぼ再現されシールを使うのは瞳とアンテナ基部のみとなります。

頭部アップ。頭身が一気に上がった事で小型化されていますがデザインは龍神丸そのものといった印象。
顎やアンテナもシャープに仕上げられていました。

シールを使っていますが瞳部分はクリアパーツなのでクリア地を生かした仕上げも出来ます。

胴体は凹凸やディテールの多い立体的なアレンジが加えられていますが
首の勾玉や宝玉がついたようなベルト部分など印象的な意匠は引き継がれています。

胸部や腰にはジュエルシールが使われていて美しい仕上がり。
背面のジョイント穴周りは龍の爪で掴まれたような形状になっています。

肩の龍の紋様はパーツ分割で立体的に再現されています。
またサイドの龍爪は非常にシャープに仕上げられていました。
どちらもつや消しメッキなので存在感があります。

腕部は合わせ目がディテール化されていて、手首は人間のような5本指に変更されています。
手首は親指のみ可動し他は差し替えで持ち手に交換する方式。

前腕にはロール軸があり細かい調整が可能です。

股関節はシンプルな軸関節でスタンドジョイントを取り付けるタイプなのでスタンド穴などもありません。

脚部は一気にスタイリッシュな長さになりフレームに装甲が付いたようなデザインになっています。
こちらも爪が追加されていて各所の金パーツが良いアクセントになっていました。

こちらの爪もかなりシャープなので引っ掛けたりしないよう一応気を付けたほうが良いかも。
足裏は肉抜きがなくディテールも細かいです。

可動範囲など。
作り的には新しいガンプラなどに近く動かした印象も似ています。
胴体はBJで柔軟にスイング可能。
前腕にはロール軸があるので向きを合わせる事で深く曲げる事ができますし
龍爪は跳ね上げられるので腕を上げた時の干渉をある程度逃がす事ができます。

胴体は横方向にもスイング可能。
肩も前後にスイングできますが肩が大きいため極端なスイングは出来ません。

脚部ですが腰のサイドアーマーがBJ接続であまり開脚させると外れます。
それ以外は良く動き接地も良いですし膝も180度ぐらい曲がるので十分な可動範囲があります。

登龍剣は背面の武器ジョイントに固定可能。
赤いロックパーツがあるのでグラついたりいきなり外れるような事はありません。

登龍剣はモナカ分割なので合わせ目が出ますが刀身はつや消しメッキです。
黒い部分はプラスチックシールでの再現となります。

付属の持ち手は特にロックピンはありませんが保持は片手でも両手でも問題なかったです。
登龍剣は長さもありモナカな分十分な厚みがあるので格好良い仕上がり。

スタンドジョイントは股関節に取り付けるタイプでアクションベース１などに対応します。
スライドタイプほどがっちり取り付けられる物ではありませんが昔のMGのようにちょっとずらしただけで外れるといった感じでもなかったです。

握り手はなく持ち手で代用するので出来れば握り手パーツは欲しかったですね。

肩の龍爪は一度白い装甲ごと取り外しジョイントパーツと交換爪を交換する事で
プラモオリジナルギミックの格闘装備状態となります。

こちらの爪も十分鋭く成形されています。
爪は前腕に取り付けるだけなので簡単に換装可能です。

ノーマル龍神丸と違い関節がグレーなのでよりメカらしさが強調されているような印象。

龍牙拳。
こちらも龍牙拳用のエフェクトなどはありません。

HG龍神丸と同じくRGゴッドガンダムのエフェクトや魂エフェクトを使って炎龍拳や

龍雷拳っぽく。
各関節の保持力は十分ありますが自分の物は腰のサイドアーマーがちょっと外れやすい印象がありました。
あまりポロリするようだったら少し調整した方が良いかも。

必殺登龍剣も腕の長さに余裕があり頭部も小さいので無理なく両手持ちさせて剣を振り上げる事ができます。

龍神丸以降ワタル関連では音沙汰が無かったこのシリーズですが空神丸が開発進行中だそうです。

HGUCガンダムやHGゲシュペンストMk-IIとサイズ比較。
ガンダムはもちろん、大きさのあるHGゲシュペンストよりも身長がありHGというよりはMGに近いサイズ感です。
HG龍神丸との比較は前回のレビューで載せているのでこちらを参照してください。

以上HG Amplified IMGN　龍神丸　レビューでした。
SD体型からリアル体型に大きく変更。各所の装甲デザインもゴツゴツした立体感のある形状になり派手なアレンジが施されています。
また各所の装甲もグロスインジェクションやつや消しメッキが採用され
そのまま組んだだけでも綺麗で存在感のある仕上がりが楽しめるようになっていました。
追加された爪パーツも鋭く仕上げられ格闘装備というプラモオリジナルギミックも追加されていて攻撃的なアレンジが際立つキットになっていました。

(プレミアムバンダイ)