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HGUC アッガイ　レビュー

HGUCで2007年に発売されたアッガイ。
ベアッガイシリーズとして多くの派生キットが発売されビルドメタバースでもベアッガイオハナが発売予定です。
かなり昔に部分塗装で作ったのですが、しっかり紹介した事はなかったので再販された物を組んでみました。
価格は1,540円です。

付属品はアイアンネイル展開時パーツ、ミサイルランチャータイプの右手パーツ、08小隊版アッガイ再現用パーツ、
それに展開されたフレキシブル・ベロウズ・リムパーツが付属します。
余剰パーツはありません。

シール類はモノアイを補うホイルシールのみとなります。

HGUCで2007年にキット化されたアッガイ。
ジオン軍の水陸両用MSですがマスコットのような愛嬌のあるフォルムが印象的な機体です。
HGUC版ですがズゴックやゴッグより後発という事もあり構造もより洗練されています。
今回は一部パーツの交換で08小隊版仕様の姿にする事も可能です。

キットですが使われているポリキャップはPC-123プラス。
後は一部の関節にABSが併用されています。
プロポーションはMG版と比べるとややスマートにまとまっていて
脛周りなどは丸みの強い造形となっています。

機体の配色ですが元々シンプルな配色という事もありシールはモノアイ部分のみ。
他は成形色で再現され組んだままでもイメージ通りに仕上がりますし
モノアイガードにはクリアパーツが採用されています。

頭部アップ。額には4門のバルカン砲があり別パーツで砲口が再現されています。
分割も合わせ目が出ない分割になっていました。

モノアイですが頭部カバーを外す事で動かす事ができます。
可動範囲は広く左右の他、上方向にも向けられます。
またシールを貼りますがモノアイ自体はクリアパーツで再現されていました。
ただ中央にパーティングラインが走っているので気になる場合はヤスって磨いたりする必要がありそうです。

モノアイカバーはクリアパーツで全体を覆うような形。
首にはジャバラ状のパーツがあり隙間をしっかり隠してくれますが一部に合わせ目が出ます。

フチ部分にはディテールがしっかり入っていました。

バックパックは内部の造形もしっかりありました。

右腕ですが先端のパーツを交換する事でアイアンネイルと6連ミサイルランチャーの選択が可能。
中央の砲口は機関砲もしくはメガ粒子砲となっています。

アイアンネイルはパーツの交換で伸縮を再現します。
展開状態の物は一本一本独立可動。

上腕などには内部パーツもあり隙間が見えなくなっています。

股関節は棒軸でスタンド穴もあります。
スタンド穴はカバーパーツがあり隠す事も可能。

脚部は脛などが若干丸みのあるフォルム。
膝関節などに合わせ目は出ますが装甲部分の合わせ目は出ない作り。

足裏はスクリューのモールドなどもシャープで肉抜きもありません。

可動範囲など。首はスイング可能ですが胴体に可動部位はありません。
肩は回転のみでスイング機構はなく肘も30度ほどしか曲がりません。

脚部は意外と柔軟で膝は180度近く曲がり接地などもまずまず。

昔発売されたHGBFベアッガイPと比較。
こちらのアッガイをベースにして多種多様のベアッガイが発売されています。

手持ち武器はありませんが腕の武器を換装する事で若干変化を付けられます。

両手6連ミサイルランチャー。
ミサイルランチャーは丸っこさが強調されるのでよりコミカルなイメージになります。

3mm軸のスタンドを使って飾る事も出来ますが
結構自重があるキットなのでしっかり固定できるスタンドを使ったほうが良いと思います。

アイアンネイルを展開。
ネイルはHGという事もありそこまで尖っている訳ではありませんが安全フラッグはありません。

フレキシブル・ベロウズ・リムの展開状態はパーツの差し替えで再現します。
合計６つの節がありある程度抜き取って短くする事も可能。
各節はBJ接続で少し引き伸ばす事で軽く曲げる事ができます。

一気に腕を長くする事ができますが、水平方向に動かすと重さにより若干垂れ下がる場合があります。
気になるようだったら少し調整が必要かも。

これでぶら下がって移動するような姿も再現可能です。

また右腕を一度外し、カバーを取り付け

アイアンネイルを左腕に装備すれば08小隊版の姿にする事もできます。

簡単な再現なので爪のディテールなどは異なりますが手軽に再現出来るのは良いですね。

以前紹介したGストラクチャーと組み合わせて。

MG版で再現可能だった体育座りですがHGUC版だと厳しかったです。

MG版アッガイと画像サイズを合わせて比較。
ずんぐりした体型のMG版と比べると若干スマートになっている他、脛の丸みなども特徴的です。

最後にHGUCガンダムやHGUCズゴックとサイズ比較。
ゴロっとした機体で厚みもあり結構ボリュームを感じるキットです。

以上HGUC アッガイ　レビューでした。
2007年発売のキットではありますが、HGUC初期に発売されたゴッグやズゴックより洗練された構造で
動かしやすくモノアイ周りなどもクリアパーツが使われた豪華な仕上がりとなっています。
また豊富な差し替えパーツがあり腕部の伸縮や武装の切り替え、08小隊版の再現なども可能になっていました。
こちらをベースにしたベアッガイシリーズも多数発売されていて馴染み深いキットではありますがさらにベアッガイ新作もありますし
どれだけ増えていくのか楽しみですね。

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