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MG ガンダムエピオン EW (シュトゥルム・ウント・ドラング装備) レビュー




様々な追加装備がキット化されているMG ガンダムW 敗者たちの栄光シリーズ。
今回も新たに武装を追加したガンダムエピオンEW(シュトゥルム・ウント・ドラング)装備が発売されました。
こちらはプレミアムバンダイでの受注品となっていて価格は7,480円です。
パッケージは単色タイプで説明書はノーマルエピオンの物が入っていて
追加武装などを補足したモノクロの説明書が追加されています。




付属品ですがビームソード&エネルギーサプライヤー、シュトゥルム・ウント・ドラングのツヴァイヘンダーモード用のビームソードパーツ、
今回は尻尾のように装着されるエピオンシールド、平手パーツ、持ち手パーツ、スタンドジョイント2種、
ツヴァイヘンダーモード用パーツ、ビームソードエフェクト、ツヴァイヘンダーモード用エフェクト、




それに保持用のアクションベースが付属。
余ったスタンドのジョイント類は自由に使うパーツとなっています。



シール類ですがセンサーやサーチアイなどを補うホイルシールと水転写デカールが付属。



余剰パーツは少なめで腰部とシールドのジョイントが交換されるため余ります。



「新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 敗者たちの栄光」に登場するガンダムエピオンがMGで新たにキット化。
最近追加装備をセットし発売されていた他のガンダムと同様にこちらも従来のMGガンダムエピオンEWをベースに
新たにトレーズから送られた追加武装「シュトゥルム・ウント・ドラング」が装備されています。
こちらは両腕に装備される形となり、左腕のエピオンシールドは腰に取り付けられます。
またシールドには追加パーツがありそれぞれの武装はケーブルで繋がれています。





作り自体は2011年に発売されたMGエピオンEWに追加パーツをセットした形です。
追加装備も両腕と腰に装着するため本体自体はほぼノーマルエピオンがそのまま流用されています。
そのためキット構造なども同じで関節はポリキャップとABSが併用されたタイプ。
もちろんMA形態への変形も可能となっています。




腰のシールドを取り外した姿。
本体はエピオンEWほぼそのままですが両腕に装備が追加されたため横幅がぐっと増した印象。
EW版という事もありTV版とは配色や一部のデザインが異なるのも変わりません。
機体の配色ですがもちろんMGなのでほぼ成形色で再現。ツインアイ周りなどはシールですが翼の細かいラインまでしっかり別パーツ化されています。
またウイングが大きく自立が難しそうに見えますがウイングや尻尾が支えになるため特に問題なく立つ事ができます。




頭部アップ。
MGなのでアンテナや耳部分も十分シャープです。
ヘルメットは左右分割ですが合わせ目は段落ちモールド化されており顎周りも別パーツで再現されています。



ツインアイやセンサーはもちろんクリアパーツです。




胴体ですが正面はノーマルと共通でサーチアイはクリアパーツ。
クリアパーツの裏のフレーム部分にシールを貼りグリーンを再現する形になっています。
背面ですが腕にシュトゥルム・ウント・ドラングが装着されたためシールドを腰に装備するようになっています。



もちろんコクピットハッチは開閉可能。
バックパックはバーニアや左右の板状のスラスターがスイング可能です。



同スケールの立ちポーズミリアルド・ピースクラフト(ゼクス)も変わらず付属しています。



ウイング基部も変わっていないので真後ろまでスイングできますし大きく跳ね上げる事が可能。




ウイングは下に引き伸ばす事で展開可能なギミックがあります。
小羽根も連動し細かい色分けも再現されていますが
ウイングは挟み込みで一部合わせ目が出ます。





腕部ですがシールドジョイントにシュトゥルム・ウント・ドラングを差し込む形となります。
装備は結構ボリュームがあり、こちらはウイングと違い合わせ目が段落ちモールド化されていました。
また手首は親指以外を差し替えるタイプで持ち手と平手があります。





シュトゥルム・ウント・ドラングは結構ボリュームがあり、複数の可動ポイントがあります。



腰アーマーは全て可動し裏打ちがあるのでMA形態も見栄えが良いです。



ほぼ共通となる本体ですが、腰の装甲が一部シールドを取り付ける関係で開口された物に変わっています。
逆にここ以外で本体が変わった部分はありません。




MA時は機首となる脚部。2つの節で構成された脛まわりのデザインなどが独特です。



つま先のセンサーはもちろんクリアパーツが使われ細かい黄色も色分けされています。
足裏は蓋パーツがあります。



可動範囲ですが作りは変わっていないので基本的にはノーマルエピオンと変わりません。
ただシュトゥルム・ウント・ドラングが大きいためウイングなどに干渉しやすくはなっています。



本体の可動は昨今のものと比べると控えめな所はありますが肩は十分前にでますし胴体の横スイングも可能。
ただ干渉もあり胴体はあまり回転できません。



脚部も接地はそこまで良い訳ではありませんが開脚幅もあり膝も深く曲がります。
ただ脚を上げすぎるとフロントアーマーが干渉しバラけやすい所があります。




もちろんシュトゥルム・ウント・ドラングを外し腰アーマーのパーツを戻せば通常のエピオンにする事も出来ます。





ノーマルエピオンとの比較。
尻尾が付いた事でより悪魔のような印象になり腕部のシュトゥルム・ウント・ドラングがさらにボリューム感をアップさせています。










武器を装備させて。ビームソードグリップはシールド裏面に収納されていますが
手持ちさせる場合は三叉になっているケーブルユニットの真ん中からグリップを外し
代わりにケーブルを取り付け装備させます。
ケーブルが3本になるため通常のエピオンとはまた違った雰囲気になりますね。



ケーブルは太さがあり、動きに追従するもののある程度弾力で腕部分が戻される場合があります。
ただ先にケーブルをポーズに合わせて伸ばしたりすれば問題ないのであまり気になる部分では無いです。




スタンドジョイントは股関節にはめこむタイプ。
極端に外れやすい訳ではないですが、全体的に重くなっていてあまり角度を付けすぎたりすると耐えきれず外れる場合があるので
一応気をつけたほうが良さそうです。





通常のビームソードは流用ですがトゲトゲした形状で格好良く仕上がっています。
また蛍光カラーのためかなり明るく見えるのも良いですね。




エネルギーサプライヤーも付属しているので通常のエピオンのようにサイドアーマーに取り付けケーブルで繋ぐ事もできます。




ヒートロッドは左右分割で合わせ目が出ますが、カチっと引き伸ばしが可能で
引き伸ばす事でそれぞれの節がBJでうねうねと動きます。



尻尾のような位置に装備されるため悪魔というか怪物感が増します。




シールドの裏ですがこちらはケーブルユニットなどが装着されているものの



それらを外し余剰のアームジョイントを取り付ければ




腕に装備する事も可能でした。
ただシュトゥルム・ウント・ドラングと同時装備は出来ません。




シュトゥルム・ウント・ドラングですが横に開くように展開する事で
ビルゴのプラネイトディフェンサー技術を応用した「ディフェンサーモード」になります。



さらに腕から外した後一部ジョイントを外し、専用のビームソード先端パーツに合体させ



グリップ部分も専用のパーツに交換



そして再度ケーブルを繋ぎ合体させる事で「ツヴァイヘンダーモード」になります。




後はエフェクトを取り付けるのですが
こちらのビームエフェクトがとんでもない大きさで
元々大きかったビームソードエフェクトの2倍はあり1/100サイズのガンプラではかなり大きいエフェクトとなっています。



構えさせるととんでもない迫力がありますがその分どうしても保持力には無理が出てきます。
一応バランスを取れば支えなしで真上になら構えられましたが




横に倒したりすると腕関節などが持たず付属のスタンドで支える必要があります。
一応関節を強化すれば支えられなくないとは思いますが、その分関節パーツに負荷がかかるので
長時間飾る場合は無理せずスタンドを使ったほうが良さそうです。



ただこれだけ大きいビームエフェクトは珍しく造形も派手なため
構えるのは大変ですが結構楽しい武装です。



続いてMA形態への変形ですが基本的に大きな違いは無く、手首を外しクローを展開させます。





リアアーマーを回転させ腰フレームのロックを外したら




フレームを引き出し回転させ、腰部分をバックパックに接続。



後は脚部をぐるっと回転させ前方に持ってきます。




脛部分を引っ張るとカチっとロックが外れ脛が曲がるようになるので下向きにしてつま先の口となる部分を開けます。




後はウイング基部を後方にスライドさせ



シュトゥルム・ウント・ドラングを腕部に再び取り付け
シールドをスタンドジョイントと一緒に股関節に取り付ければ





MA形態の完成です。
シュトゥルム・ウント・ドラングが追加されていますが変形ギミックが大きく変わったという訳ではなく
双頭のドラゴンのような形状に変化します。
追加武装も腕の後ろ側に付くためシルエットは十分薄くシャープに仕上がっていました。




極端に複雑な変形ではないので比較的手軽にギミックを楽しめます。
もちろん保持力なども良好で扱いにくいような所は無かったです。




もちろんこの状態でもウイングの展開ギミックはそのまま使えます。
広げるとさらに迫力が増しますね。




2011年発売なので今となっては昔のキットがベースですが武装の追加でさらにプレイバリューが増しています。





自分のノーマルエピオンは塗装してしまったのでRGの時は昔の写真を使いましたが改めてRG版ガンダムエピオンとの比較。
RGはEW版ではないので細かくデザインが異なりますしアレンジもだいぶ入っています。
EW版は脚がどっしりとした印象です。
また基部の位置はさほど変わらないのですが、
RG版はウイングが上方向にかなり伸びたような形状なので位置が結構違うように見えるのが面白いです。



MG ウイングガンダムゼロEW版との比較。
対照的なデザインで並べると映えます。




EWシリーズは他のガンダムの追加武装も色々出ていますし息の長いシリーズになりましたね。




以上MG ガンダムエピオンEW (シュトゥルム・ウント・ドラング装備) レビューでした。
キット自体は過去に発売されたガンダムエピオンEWがベースとなっていて本体はほぼ流用となっています。
追加装備のシュトゥルム・ウント・ドラングですが両腕に装着され2モードが再現可能。
その分シールドは腰に装着されるためヒートロッドが尻尾のようになりさらに特異なシルエットに変化していました。
またシュトゥルム・ウント・ドラングのツヴァイヘンダーのエフェクトはとんでもないボリュームがあり
構えるのは重さの関係もありなかなか難しいのですがその分迫力満点の物になっていました。

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