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MG RX-79[G] ガンダムEz-8　レビュー

前回MG 陸戦型ジムを紹介しましたが
今回は同じ第08MS小隊より積んでいたMG ガンダムEz-8を組んでみました。
こちらは2000年に発売されたキットで価格は3,300円となります。



付属品は100mmマシンガン、シールド、ビームライフル、ロケットランチャー、サーベル刃2本、
シロー・アマダフィギュア2種、可動手、平手、それにコンテナが付属します。



陸戦型ジムと同じく好みで貼り付けるディテールアップパーツも付属。



シール類はセンサーなどを補うホイルシールと転写式のガンダムデカール、
それにマーキングシールが付属。



陸戦型ガンダムがベースなので一部余剰パーツがあります。



大破した陸戦型ガンダムを現地で改修したEz-8。
V字ではなくロッドアンテナやチンガードが付いた頭部や
装甲の厚みが増した胸部などが特徴的。
こちらは2000年に発売されたMGで同年にキット化されているMG陸戦型ガンダムをベースにしているため
大まかな作りはそちらや前回紹介したMG 陸戦型ジムと同じ物になっています。
そのため関節はポリキャップとABSが使われていて肩と肘はビス止めが採用されています。



頭身バランスなども陸戦型ジムなどと変わらずです。
機体の配色ですが元々がシンプルな事もありほぼ成形色で再現されていますが
バーニア内部やチンガード部分の赤など一部塗装やシールで補わないといけない所もあります。



武器を収納できるコンテナも付属しますがHGUCのようにパラシュートパックは付属しません。




頭部アップ。赤目かつロッドアンテナが特徴的なデザインでチンガードも独特のシルエットを作り出しています。
バルカンやアンテナ基部は色分けされていないので塗装が必要ですし
アゴやカメラセンサーなどはシールを使います。



ツインアイ部分はもちろんクリアパーツ。
隈取り部分も別パーツ化されています。
また1/100のシロー・アマダフィギュアの他



1/20サイズの物も付属します。



胴体は装甲板が追加されよりマッシブな印象になりました。
コクピット下にはバルカンが装着されています。
バックパックは陸戦型ガンダムなどと同じです。



胸部装甲とコクピットハッチは差し替え無しで展開可能。
内部のディテールも細かいです。




バックパック接続穴は共通です。
コンテナを接続するホールドアームは差し替え無しで展開可能。



肩アーマーの形状も変わりスリングバーも可動します。



腕部は特に変わらず手首は固定タイプの握り手と平手の他、可動手も付属。
指は根本のみ可動します。



股関節の作りも共通でスイングが可能。
アーマー裏も裏打ちパーツがありませんがモールドは入っています。




脚部は膝下の装甲形状が大きく変わり、膝もスパイクが無いデザインに変わりました。
アンクルアーマー周りは分割されていて可動に影響が出ないようになっています。



サーベルラックは差し替え無しで可動。



足首にはシリンダーギミックがあります。
足裏は目立たない部分に若干肉抜きあり。





前回紹介したMG 陸戦型ジムと比較。
関節構造や腕部、腰回りの装甲、脚部の一部などは共通です。
成形色は比較的落ち着いた物でジムのオレンジのように極端に透けるような印象は無かったです。
可動範囲も同じなのでそちらのレビューを参照してください。



武器を装備させて。
コンテナは巨大ですが今の所自立は問題なく可能です。





100mmマシンガンは陸戦型ジムと同じです。
ストックやフォアグリップが可動しマガジンも取り外し可能。




バックパックを突き刺す建物は流石に無いですが倍返しっぽく。
今回も浮かせるためのスタンドジョイントなどはないのでクリップなどを使う必要があります。





ビームライフル。こちらも陸戦型ジムと同じ物でグレー一色なので塗装が必要です。
マシンガンと同じくシンプルな分割なので合わせ目あり。




前回の陸戦型ジムはかなりABSがギチギチだった事もあり安定はしないものの武器はさほど苦労せずに持てましたが
こちらのEz-8はジムほど積んでおいた期間は長くないのでコンディンションは比較的良好で各部の動きがスムーズな分、
可動手で武器があまり保持出来ずすぐポロッと落ちてしまいます。
このあたりは昔のMGといった感じですね。





シールドの作り自体は変わっていませんが装甲板が追加され厚みが増したようなデザインになりました。
成形色は本体と同じなので気になる場合は塗装が必要です。





そしてジムには無かった武装のロケットランチャー。
こちらは合わせ目が出ますが分解が可能で肩当てもスライド可能です。




各ユニットに分解した後はコンテナに収納可能。
コンテナは差し替え無しで展開します。





グリップは動きませんが特に問題なく構える事ができました。
分解ギミックがありますがカッチリ接続され特にポロリなどはしません。




ビームサーベルは標準的なクリア刃が2本付属。
肩のスイング幅も大きくなく胸装甲もボリュームがあるので両手持ちは厳しいです。





腕を引き抜いて攻撃。
MGグフカスタムなどもそのうち紹介しようと思います。





最後にHGUC版と画像サイズを合わせて比較。
腰アーマーのボリュームなどはそれなりに違いますが、陸戦型ジムほどの違いは無い印象でした。




以上 MG RX-79[G] ガンダムEz-8　レビューでした。
基本的な作りは前回紹介した陸戦型ジムと同じで武装も一部共通となりますが
分解可能なロケットランチャーはコンテナに収納可能で武装の数はジムほどではありませんがそれでもなかなか遊べる内容になっています。
ガンダムとしては珍しいデザインの頭部など現地改修機らしいデザインも魅力的ですね。
武器の保持などは今の物に慣れているとちょっと厳しい部分がありますが
プロポーションなども良くスッキリまとまったEz-８になっていました。

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