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MODEROID オーガス レビュー



『超時空世紀オーガス』からMODEROIDでキット化されたオーガス。
発売日は今年の1月31日で少し積んでしまっていましたが今回組んでみました。
価格は7,000円です。



付属品はミサイルガン、平手、変形時収納可能な手首、
プロポーション優先パーツ一式、膝交換パーツ、予備アンテナ、それに
フライヤー&ガウォーク時のスタンドジョイントが付属します。



シール類ですが細かい黒ラインやモールド、
脛の装甲を開いた時に現れる赤ラインなどを補うシールが付属します。



マクロスに続く超時空シリーズ第2作、「超時空世紀オーガス」よりオーガスがMODEROIDでキット化されました。
こちらは主人公の桂木桂が乗り込む機体で
[オーガロイド][タンク][ガウォーク][フライヤー]の4段変形が可能な機体となっています。
もちろんキットでも変形は再現され、プロポーション優先パーツを使わなければ完全変形が可能なキットとなっています。



まずは人型の状態[オーガロイド]からの紹介となります。
マクロスのVF-1などは現実の戦闘機っぽいデザインでしたが
こちらは未来的な異質さのあるデザインで丸みを帯びた曲線的なラインが特徴的です。
また頭部なども独特の作りになっています。
キットの作りですがこれまでのモデロイドシリーズと同じく一部の可動するパーツはABS製。
ポリキャップなどは使われていません。



キットの配色ですが一部に塗装済パーツを採用する事で
特徴的な黒ラインもいくつか再現されています。
全て塗装済とはいきませんが、他の小さいディテールになっている黒や赤などは大体シールで補う事が可能。
ただつま先のモールドになっている黒ライン部分などは塗装が必要です。




頭部アップ。フードがあり、鳥のクチバシの中にバイザーがあるようなデザインが特徴的でもちろんバイザーはクリアパーツ。
アンテナは細いですが予備があるので安心です。



胴体は丸みを帯びた装甲が特徴的。
胸のラインは別パーツで再現され背面にはクリアパーツも使われています。



胸部装甲は左右非対称。
左胸のラインもしっかり再現されていますし
赤と白の境目のラインにはディテールも入っていて細かい作り。



腰部ですが背中部分に姿勢補強パーツがあります。
このパーツを入れる事で後で関節が緩くなった際、腰が仰け反る事を防止できます。
またつけておかないと胴体に大きな空洞が出来てしまうので付けたほうが見栄えは良いです。



腕部はこちらも肩幅というか腕が外側に取り付けられている個性的なシルエットで肩は塗装済パーツとなります。
前腕にはグレネードガンが装着されています。
細かいブラック部分はシールで再現可能。
また手首は平手も付属していますが大部分は挟み込みで合わせ目が出ます。



股関節は棒軸でストッパーがあるため勝手に抜けたりする事はありません。
後ろ側にはスタンド穴があります。




膝下にボリュームがありディテールも適度に入った脚部。
こちらも膝関節は挟み込みで膝や脛に合わせ目が出ますが
太腿に塗装済パーツが使われ、膝下のダクトなども別パーツで色分けされています。



膝の小さいパーツはクリアパーツが使われていますが関節カラーのパーツもあり好みで選択可能。
膝は挟み込みが多用されていて分解&交換がかなり面倒な部分かつ、ダボもきついので最初にどちらを使うか考えて組み込んだ方が良いと思います。



脛にあるミサイルハッチはモールドのみで開閉は不可でした。
足首は足裏にきっちりディテールがあり変形の都合でつま先が可動します。


可動範囲ですが腰の補強パーツを使うと腰の可動は固定となります。
肘は干渉するまで深く曲がり、首も十分動きます。



腰の補強パーツを外せば仰け反る事が可能。ただし回転は出来ません。
肩スイングですが前方にスイングさせる場合ストッパーがあるのであまり動きませんが
後方スイングの幅は広いです。



脚部ですが変形の都合で股関節を引き伸ばせるので開脚幅は十分です。
膝は100度ほど曲がりますがデザインの兼ね合いもあり接地はイマイチでした。



武器はミサイルガンが付属。
腕部に直接取り付ける形となります。




スタンド穴があるので浮かせる事も簡単です。
隙間が気にならなければ補強パーツを外せば仰け反るようなポーズも付けやすいですが
経年で腰の保持力がどうなるかはまだわかりません。







ミサイルガンもまるでカタツムリのような形状が特徴的。
砲身はメタリックの成型色が使われセンサーもクリアパーツで豪華な作りです。
砲身の合わせ目はディテール化されていますが赤い部分は合わせ目あり。





また細かい黒部分はシールで補う形となります。





変形の都合で肩関節が外側に引き伸ばせるのでそちらを使えば一応左手を添えて構えるポーズも再現可能でした。






続いてタンク形態への変形ギミックです。
まずは頭部のフードを被せ背中のパネルを跳ね上げます。



肩を後方にスイングさせ肘を曲げます。
腰のウイング部分はヒンジ部分で動かし上方向に移動させます。



股間のカバーを外しキャノピーを展開。
膝を前方に曲げたら



脛の装甲を展開し後ろに回します。
後はつま先を畳んで完成となります。





これでタンク形態の完成です。マクロスのVF-1には無かったタンク形態で
オーガロイドから変形させる場合一番シンプルな変形ギミックとなります。




特にロックなどはないのですが関節がどこも固めで今のところプラプラだったりする所はありません。



ただその分各ジョイントを組み立てる場合はめ込みが固いため
力を入れすぎて破損させたりどこかに飛ばしたりしないよう注意が必要でした。



続いてガウォークへの変形です。まずは一度オーガロイドに戻し
頭部をタンクと同じように収納。
その後さらに頭部をうつむかせ90度向きを変え背中のパネルを起こしたら



胸と一体化させるような位置まで持ってきます。



腰の姿勢補強パーツは外しておきます。
スタンドジョイントはこの時点で3mm穴に取り付けておきます。



また手首ですが変形時には一回り小さい収納可能な握り手に交換しておきます。
特に形状などは問題ないのでずっとこちらの手首を使っても良いと思います。



腰のウイング基部を横に引っ張ってフレームを引き伸ばし、
手首部分を押し込んで前腕に収納します。



そして肩を後方に回し肘を曲げ、股に通すようにします。



後はウイングを跳ね上げ位置を調整し膝を逆関節に曲げて



キャノピーのカバーを上下共に開けコクピットを少し引き出します。



これでガウォークの完成です。
こちらも尖った機首が無く丸みを強調したデザインで
腕の位置なども独特です。



今回はプロポーション重視パーツがあり大型キャノピーと股関節軸にはめ込むパーツがあります。



取り付ける場合は股関節を横に引き伸ばすとジョイント穴が出てきます。
キャノピーはそのままはめ込めます。





これでプロポーション優先のガウォークが完成します。
一部差し替えが必要になりますが簡単な物で交換は苦になりません。



キャノピー内部は特にディテールはありませんがクリアパーツなのは良いですね。



ウイングも適度にモールドが入っていてミサイルやタンクも別パーツで再現されています。



プロポーション優先パーツを使うと股関節が広がり、
腕に脚が干渉しにくくなり地面に立たせる時も足首の外側が浮きにくくなります。




ミサイルガンは脚部の3mm穴に取り付けます。
丸軸なので角度調整も可能ですし太腿にロール軸があるため脚もキチンと開く事ができます。



胴体や肩周りは細かいヒンジが多数あり、変形させたりする場合どの方向に動かすかしっかり確認しないと
無理な力がかかるため気をつける必要がありました。



続いてフライヤーへの変形ギミックですが頭部を収納し、背面パネルを跳ね上げ
肩を後ろに回す所までは共通です。
その後肩関節を後方に引き伸ばし肘を曲げ「コ」の字にします。



その後に肩の根本でぐるっと回転させ、前腕部分を上にします。
そうしたら腕をぐるっと下に下げます。



再度肩の根本で横方向に回転させ上に持ってきた後に肩の根本を回転させ肩関節を横に開きます。



後は肘部分だけを回転させ前腕を胴体内部に収納します。
この腕変形は結構複雑でヒンジに力がかかりやすいため説明書をよく確認しながら作業した方が良さそうです。



後はガウォーク時と同じくウイングを展開し



脚部を後方に回します。
キャノピーはガウォークと同じようにカバーを展開させれば完成です。



こちらは完全変形タイプのフライヤーですがもちろんプロポーション優先パーツを付ける事ができます。
フライヤーの場合キャノピーのみを取り付けます。





大きいキャノピーを取り付けたフライヤー形態の完成。
相変わらず丸っこい形状が個性的で面白いですね。
一見ガウォークの脚を後ろに回しただけに感じますが
腕周りの収納が結構複雑で一番手間のかかる形態です。




プロポーション重視パーツを使わなければ4形態どれも差し替え無しで変形可能なのは凄いですし
一部繊細な所はありますが、組み立て説明書とは別に変形説明書がありしっかり手順を確認できるのもありがたいです。




この形態も特にロックなどはありませんが垂れ下がるようなパーツは今のところありません。




今のところオーガスのみですが他の機体も出てくれると嬉しいですね。




最後にバンダイのHG YF-19HGUC ガンダムとキットサイズの比較。
全高16センチほどで特にスケール表記はありませんでした。



・塗装レシピはありません。

以上MODEROID オーガス レビューでした。
MODEROIDの最新設計でキット化された事もあり
プロポーション優先パーツを使わなければ4段変形が差し替え無しで可能なのは凄いです。
その分一部のジョイントの組付けが固かったり、
胴体や肩周りの構造が複雑で変形時はよく確認しないと細い軸に負荷がかかるのでやや繊細な所はありますが
独特の丸みを帯びた形状などもしっかり再現されていました。
また特徴的な黒ラインなども塗装済パーツやパーツ分割で大体再現されそのままでも雰囲気良く仕上がり、変形もしっかり楽しめる良いキットでした。


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