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30MF リーベルナイト レビュー
2024/09/13 追記
メタリック塗装が終わったので写真をページ下部に追加しておきました。
こちらをクリックまたはタップすると追加分に移動します。
30MMや30MSで多彩な広がりを見せている30MINUTES LABEL。
今回新ブランドとして30MF(30MINUTES FANTASY)がスタート。
第一弾としてリーベルナイトがキット化されました。
価格は2,200円です。
付属品は剣、シールド、シールドジョイント2種、持ち手、平手、剣&シールドマウントジョイントの他に
そしてアーマー一式が付属します。
余剰パーツやシールはありません。
新たにスタートした30MFシリーズ。
名前通りファンタジー要素が強いシリーズでデザインもゲームに出てくる騎士のようなデザインで
RPGのようなジョブ&クラスチェンジシステムが採用されているのも大きな特徴となります。
こちらは「シルエット(素体)」と呼ばれる姿でこちらの様々なアーマーを取り付ける事でジョブチェンジ&クラスアップが可能になっています。
ファンタジー要素が強く出ていますが、人類が開発した「マクシミリア」と呼ばれる機械生命体という設定です。
素体状態は非常にシンプルな人型でバランスの取れたプロポーション。
また30MMなどと比べると大型化した事により関節構造も一新。
より強度の高い構造になっています。
関節の素材はKPSのみとなっていてABSやポリパーツは使われていませんでした。
頭部アップ。頭部は丸いシンプルなヘルメットを被ったようなデザイン。
ツインアイがありマスクを取り付けています。
マスク部分は取り外しが可能。一応内部ディテールもあります。
ツインアイは一応クリアブルーのパーツなのですが、奥まっているためちょっと暗い感じです。
上半身のアップ。
首元にあるクリアパーツは「エレメントコア」という物質でそれぞれ属性があるようで
リーベルナイトの場合水属性のエレメントコアとなっています。
腕部や手首には30MSなどでおなじみのリングパーツがあり3mmピンがあるものと交換可能。
今回は手首オプションもありしっかりした握り手と平手が付属します。
背面は2穴ジョイントや1穴ジョイントがあり
様々なパックが流用可能。
脚部は数こそ多くないですがいくつかジョイントがありアーマーを取り付けられる構造。
太腿にはリングパーツもあります。
30MMだと肘や膝にC型ジョイントが使われていましたが、今回は挟み込みのしっかりした関節。
合わせ目は基本的に段落ちモールド化されています。
股関節は上下にスイング可能。
足裏にはディテールが入っていますがジョイント穴などはありません。
可動範囲など。
今回は胴体が4ブロックに分かれていてぞれぞれBJで繋がれしなやかに可動します。
前屈は90ぐらい可能ですし肩も十分上がります。
胴体は左右にスイングする事も可能。
肩スイングは前方にある程度スイング可能ですが後ろ方向はわずかです。
脚部もシンプルな分膝や股関節周りも良く動き
足首も球体ジョイントのため接地も抜群でした。
四肢は30MSなどに近い構造なので一応入れ替えは可能といえば可能ですがかなり太さが違います。
腕はマクシオン系なら合いそうなのですがリングの太さが違うため浅くしかはまらずリングを取ると軸が長すぎるので調整が必要になると思います。
スピナティオ(ナイト仕様)の素体と比較。
ロボットのようなディテールや装甲は控えめで人間に近づいたようなデザインです。
またサイズもかなり大きくなっていました。
シルエット状態は干渉するパーツなどもなく楽しく動かせます。
水のエレメントコアが付けている関係かリングパーツもブルー。
白に近いライトグレーが多いですが程よいアクセントになっています。
説明書の画像などにもありますがあぐらを組むようなポーズで座らせる事も可能です。
続いて「アーマークロス[装甲換装]」ギミックの紹介です。
まずは太腿などにあるリングを3mmピンありのものに交換し
脚部には片側3つのアーマーを装着します。
腰アーマーは2パーツになっていてリアアーマーにサイドアーマーが繋がれている形式。
胸部は3パーツです。
取り付ける場合は胸の装甲を外しリーベルナイトのアーマーを取り付けます。
腕部は肩の小さい装甲を外し4つの装甲を取り付け。
肩アーマーは背中のアーマーのジョイントに取り付ける形となります。
あとはシルエットのマスクを外し、3つのアーマーを頭部に取り付けて完成です。
これでジョブチェンジの完了。「リーベルナイト」の完成です。
アーマーは白い成型色が特徴的でメタリックの成型色などは使われていません。
パッケージなどでは白ですが通販などの商品画像だとシルバーっぽい色味だったので結構印象が変わりました。
ジョブにはRPGなどのようにクラスが設定されていてこちらは「クラス1」となります。
同時にオプションのクラスアップアーマーも発売されていてそちらを付けるとさらに上級のジョブにクラスアップする事が可能になっています。
アーマー類ですがそこまで数が多い訳ではなく、簡単なパーツの付け外しで完成するため簡単にアーマークロスが楽しめます。
換装部分は成型色が異なるのも分かりやすいですね。
また肩や腰アーマーは背面のジョイントで繋がれているのも特徴的です。
アーマーは中世の甲冑のようなデザインで縁取りなどは立体的なモールドで再現されています。
クラス1という事もあるのか比較的シンプルなアーマー。
剣と盾を装備しあらゆる場面に合わせた万能型のジョブとなるようです。
頭部アップ。バイザー部分は開口されていますがツインアイなどはほとんど見えなくなります。
バイザーは挿し込んで固定するだけでスライドギミックなどはありません。
上半身のアップ。
この状態でもエレメントコアはしっかり見えます。
前後にはそれぞれ3mm穴がありますが
こちらの背面穴は2穴ジョイントに対応した幅ではありません。
肩や腰アーマーは後ろ側に逃がす事ができます。
腕部はリングパーツにアーマーが付き前腕にもアーマーが装着されています。
脚部は膝と足の甲にアーマーが装着されますがさほどゴツいアーマーではなくシンプルなアーマーです。
可動範囲ですが干渉しそうなアーマーを逃がせるためシルエット状態と変わらない感じで動かせます。
専用のジョイントを使う事で武器は腰や背中などの3mm穴に固定可能です。
武器を装備させて。
剣とシールドというオーソドックスな武装が付属しています。
剣は1パーツで色分けなどはされていません。
また刀身も短めでコンパクトなデザインになっています。
軽いので保持は問題ありません。
アーマー類のポロリもなくストレス無く動かせます。
持ち手は上下にスイング可能なので突くような角度にする事もできます。
何度か換装させている時肩シルエット状態の肩アーマーを取り付けたままアーマークロスしてしまいましたが特に問題なく肩アーマーを被せる事が出来ました。
シールド。
こちらはコンパクトな剣とは対照的に大型で厚みもあるシールドです。
ジョイントを取り付けて前腕に取り付け可能ですし、ジョイントの取り付けピンは2箇所あり選択可能。
手持ちのグリップもあり手首で保持する事も可能。
グリップの根本は角型なので手首の中でクルクル回る事はありません。
どちらの武器もシンプルで大掛かりなギミックなどはなくクラス1らしい装備となっています。
マントなどが似合うかなと思い色々試してみましたがリーベルナイト状態では背面の接続穴が2穴ではないのでパックの流用は厳しめ。
こちらは背面アーマーを外し無理やり取り付けています。
こちらは同様の方法で30MM マルチクロスを取り付けた姿。
大きめになっているためマントはちょっと短く感じます。
スピナティオ(ナイト仕様)と。
同じ騎士風のデザインで並べてもサイズは結構違いますが良い感じです。
もちろん武器は交換する事が可能。
30MSユフィアにはバイザー取り付け用前髪パーツがあるのでユフィアにバイザーを流用する事ができます。
30MMと異なり各所の関節はしっかりした挟み込みタイプになりました。
今の所かなり関節強度は高めに感じます。
経年でどうなるかはまだ分かりませんが、30MMは胴体のポリボールや肘膝のC型関節が緩みやすかったのでこの変更は遊びやすくなりそうです。
こちらも騎士風のデザインなので並べやすくなっています。
最後にHGUCガンダムや30MSユフィアとサイズ比較。
今回は結構大きめで30MSよりもさらにボリュームがありなかなかの迫力です。
2024/09/13追記分
最初にレビューした時書いた通り今回はゲート処理などの表面処理をせず気楽にメタリック塗装してみました。
鎧は派手なメタリックにしようと思ったのでシルエットの方は比較的大人しめのパールメタリックで仕上げています。
今回は基本的に合わせ目が段落ちモールド化されていて合わせ目処理が困難な関節なども無く、
後から全てばらせるのできっちり合わせ目や表面処理をしたい方も比較的ラクに塗れると思います。
上半身のアップ。
最初組んだ時目が暗い印象があったのでハセガワの偏光フィニッシュのコバルトブルー&イエローを貼り角度によってキラっと光るようにしておきました。
腹部などはディテールが多めでスミイレをするとより立体感が増すと思います。
脚部も合わせ目は段落ちモールド化されていますが抜きの関係か太腿のディテールなど一部ゆるい部分があるので
きっちり作りたい方はそのあたりのモールド彫り直しなどをしておくと良いかも。
今回シルエットはリング部分含め半ツヤ仕上げにしました。
アーマーを取り付けてクラスアップ。
リーベルナイトの完成です。今回アーマーは派手なメタリックにしようと思っていたのでシルバーもゴールドもギラッとした物を選びました。
特にクリアランスがタイトな部分などは無く、各関節のピンを厚塗りしてしまわなければ特に面倒な調整は必要無い感じでした。
ゴールドの縁取りはマジックリンを使い拭き取る事で再現しています。
上半身のアップ。
今回は表面処理を一切しなかったのですが本体のアーマーは意外とヒケなどは目立たない印象。
各所のアーマーの縁取りは立体的なモールドで仕上げられているため拭き取りしやすかったです。
武器を装備させて。
剣はボーンミラーIIを使いメッキ調に仕上げています。
金の拭き取りですが一旦ゴールドを塗り、ラッカークリアでコートして保護した後
水性ブラックを塗ってからラッカーシルバーを吹き付けています。
シルバーは基本的に薄く吹くのでラッカーシルバーでも下地の水性ブラックを痛めにくいですし
薄く吹く分塗膜もしっかり形成されていないのでマジックリンで下地の黒ごと拭き取る事ができます。
ただ厚く塗ってしまうと拭き取りがかなり面倒なのであまりおすすめはしません。
今回はシルエット部分含め軽く下地が残る感じで塗りました。
シールド。
大きいパーツで太めのダボもあるためさすがにメタリック塗装するとヒケが目立ちます。
気になる場合はしっかり表面処理した方が良さそうです。
30MSユフィアと並べて。
今のところ30MFは男性タイプのみですがそのうち女性タイプも見てみたいですね。
最後に色レシピなども(C)=クレオス (G)=ガイアノーツです
・シルエット 艶ありの黒を下地にして(G)ニュートラルグレーII→(G)パールシルバーでコート。
・リング (G)マイザーパープル+(G)コバルトブルーを吹き付け(C)アメジストパープルでコート。
・アーマー類 艶ありの黒を下地にしています
シルバー ボーンペイント シャインシルバー
ゴールド ボーンペイント シャインゴールド
剣の刀身 ボーンペイント ボーンミラーII
シールドなど一部の塗り分け (G)スターブライトアイアン
シルエットの半ツヤクリアはガイアノーツのセミグロスクリアプレミアムを使いました。
塗装した姿の紹介は以上です。
余裕があればローザン系も何か気楽に塗ってみようと思います。
以上30MF リーベルナイト レビューでした。
30ML新ブランドとなる30MF。ファンタジーの名前の通りRPG風のジョブやクラスなどが設定され
これまでの物とはまた違った面白さのある世界観になっています。
デザインもより人間に近くなり甲冑を着込むようにアーマーを取り付けるのですが
クラス1の基本キットという事で派手な武装やアーマーなどは無いものの、オプションを取り入れる事でさらに上級のクラスにする事も出来ます。
シルエット(素体)の出来が良く可動や保持力も良好でかなりポーズが付けやすい物になっていますし
様々なジョブのアーマーをどんどん展開するようなのでこれからが楽しみですね。
白い装甲も特徴的で良いですがシルバーなども似合いそうなのでクラスアップアーマーの紹介が終わったら表面処理などはせずサクッとメタリックで塗装を試してみようと思います。
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