30MM EXM-X20B レヴィニクス(TYPE-B)　レビュー【30MINUTES MISSIONS】　

先に発売された30MM　レヴィニクス（TYPE-A）に続きレヴィニクス（TYPE-B）が登場。
価格は1,848円です。

付属品は大型ソード、チャクラムダガー、リボルバー×２、平手、角度付き右持ち手、
それに自由に使える刃パーツやジョイントパーツが一式付属します。
余剰パーツやシールはありません。
・ランナーについてはこちら

マクシオン軍の新たなエグザマクスとして登場し、近接戦闘に特化しているという設定の「レヴィニクス」シリーズ。
今回は「レヴィニクス（TYPE-B）」という機体が新たにキット化されました。
連合軍やバイロン軍の機体の特徴を盛り込んだハイブリッドな量産機で
こちらのTYPE-Bは黒を基調としたカラーリングで敵から視認・補足されにくく
ユニークな近接武装を携行し巧みに使い分けながら戦うという設定の機体です。

キットは先に発売されたレヴィニクスTYPE-Aのリデコとなりますが一部新規パーツでデザインが変更されていますし
武装パーツの使い方もだいぶ変わっています。
頭部や胸部、肩部などは一部新規でTYPE-Aではシールドとして使われていたパーツが腰アーマーとして使われているなどの特徴があります。
関節はマクシオン系のフレームが流用されているためそちらがベースとなっていて
KPSとポリボールが併用されているタイプです。

プロポーションバランスは大部分が流用なので基本的にはTYPE-Aと同じです。
各武装は背面に装着可能。
TYPE-Aはクリアパーツが特徴的な機体でしたが、今回のTYPE-Bは一切使われていません。

レヴィニクスTYPE-Aと比較しながら頭部のアップ。
頭部はデザインが異なり後頭部のパーツは共通ですがマスクやバイザーなどは形状が変わり２本のアンテナが目立つ造形になりました。
バイザー周りは普通のパープルのパーツでクリアパーツではありません。

胴体のアップ。胸部装甲は一部新規ですがバックパックなどは共通です。

腰アーマーですがこちらはTYPE-Aのシールドパーツが流用されています。

肩アーマーのアップ。
肩アーマーは四角形のデザインに変更されサイドに装甲板が取り付けられています。

この装甲板は3mmジョイントで接続されていました。

腕部のデザインは特に変わらず。前腕の側面に3mmジョイントがあります。

股関節なども特に変わらず、軸がスイングできるタイプ。

脚部アップ。脚部もほぼ共通ですがTYPE-Aにあった小さい装甲板は無くなっています。
関節周りの作りは共通である程度互換性のある作りなのも変わりません。

足裏はカカト部分に3mmジョイントがあります。

可動範囲など。
マクシオン系フレームなので胴体のスイング幅はかなり広め。
首の自由度も高いですし肘も良く曲がりますが肩スイングはBJのみなので若干スイング幅は控えめ。

下半身もかなりの可動範囲で接地も抜群です。
スカートアーマーも跳ね上げられるので邪魔にはなりません。

レヴィニクス（TYPE-A）と比較。
メインカラーがブラックなので正反対の印象になりました。
肩アーマーやシールドパーツを流用したスカートなどにより、上半身のボリュームは若干TYPE-Aより増している印象。

武器を装着した状態でも。
今回は武装の多くも流用されていますが、組み換えにより差別化されています。

武器を装備させて。各武装も基本的なパーツは共通ですがグリップパーツなどが変更され別武器に仕上げられている物があります。

「リボルバー」こちらはTYPE-Aのリボルバーソードからソードパーツを取り外した武装となります。

２パーツ構成で銃口なども開口され30MMでは珍しいリボルバータイプの銃です。

「大型ソード」
こちらはTYPE-Aのリボルバーソードの刃を２本使用し、新規のグリップパーツに取り付けて再現します。

大型ソードという名称ですが極端に大きい訳ではなく、片手でも楽々保持可能ですし
グリップはある程度長さがあるので両手持ちもできます。

マクシオン系フレームなので角度付きの右持ち手や平手もあるのでポーズが付けやすいのも変わらず。

「チャクラムダガー」こちらはTYPE-Aのエネルギーダガー刃を流用し、新規のグリップパーツに装着した武装となります。

グリップパーツは3mmジョイントで繋げられ、連結も可能な作り。
ロックを外せば形状も変えられます。

ダガー刃を３本使うためなかなかのボリューム。
複数個買って繋げたりするのも楽しそうですし、１ユニットだけでも使いやすい武器です。

刃周りのパーツは共通ですがグリップの変更で差別化されているのは面白いですね。

またこれらの武装はTYPE-Aの武装だったリボルバーソードやエネルギーシールドにも組み換え可能。
新規グリップが追加された事でさらに遊びの幅が広がっています。
ただエネルギーダガーのグリップはありません。

もちろん刃パーツは共通の造形のためTYPE-Aと互換性あり。
クリアの武装にする事も出来ますしカラーも良く合っています。

3mmピンジョイントなども付属しているので単体でもある程度アーマーの組み換えが可能。

マクシオン系では比較的クセのない量産機タイプのデザインで色々なパーツなども組み合わせやすいデザインです。
カラーのせいかマルチクロスなども良く合う印象。

小型量産機やラビオット（R623）などとの組み合わせ。

真っ黒なパーツは意外と少なめなので色を合わせたい場合はちょっと手間がかかりそうですが、
グレー系のパーツも無難に合うカラーでした。

後やはりマクシオン系フレームなのでポリボール部分が緩みやすく、重いパックなどを付けたい場合は胸部などの調整が必要になるのは変わらなかったです。

以上30MM　レヴィニクス（TYPE-B）　レビューでした。
TYPE-Aのリデコキットとなり、本体は頭部や肩部、胸部などに新規パーツが使われています。
また武装も刃自体は共通なものの、グリップパーツが新規で大型ソードやチャクラムダガーといった別武器に仕上げられているのも面白いですし、
チャクラムダガーのグリップなどは連結も可能で色々な部位や武器に流用できそうです。
クリアパーツは使われていないのですが、TYPE-Aから持ってきても色の違和感は無かったのでそちらと混ぜて仕上げたりしても良さそうですね。

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