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30MM EXM-E7sv スピナティア(セイントヴァルキリー仕様) レビュー

プレミアムバンダイで展開されているオールインワンセット仕様の30MMシリーズ。
これまで様々な改造機体がリリースされてきましたが、今回はスピナティア系をベースとして
EXM-E7sv スピナティア(セイントヴァルキリー仕様)が新たにキット化されました。
今回も既存のキット+いくつかのオプションセットに新規ランナーを加えた物となっていて
価格は2,860円です。

付属品はリベレイトデュアルソード2本、持ち手、右角度付き持ち手の他自由に使える様々なカスタムパーツが付属します。
・ランナーについてはこちら

カスタムパーツは今回も大量にあり、基本的に説明書の形態で使わない余剰パーツがカスタムパーツ扱いとなります。
こちらはベースキットとなっているスピナティア(リーパー仕様)に含まれるパーツ。

オプションパーツセット17(ウィングユニット1)に含まれているパーツ。

そしてカスタマイズウェポンズ(魔法武装)に含まれるカスタムパーツです。
今回もかなりのパーツ量があります。

また水転写デカールも付属していました。


こちらはセイントヴァルキリー仕様で追加された新規ランナー。
一部のアーマーや武器などが新造されています。

まずは全身の写真から・
プレミアムバンダイ限定でオールインワンセットとして発売されている『30 MINUTES MISSIONS ANOTHER EXAMACS PLAN』シリーズ。
今回はマクシオン軍のスピナティア系をベースとした「スピナティア(セイントヴァルキリー仕様)」が登場。
こちらは空中戦・接近戦に特化したスピナティアの特務機体という設定で脚部が延長されよりスマートなプロポーションになり
背面には様々なウイングが複合している「複合型ウイング兵装」が装着されています。



スピナティア系の特徴を引き継ぎつつも背面のウイングが派手なシルエットを作り出しています。
今回もプレバンオールインワンセットという事でベースキット+複数のオプション+新規パーツという形なのですが
カスタムパーツとして使える物も多く、単体でも色々なカスタムが可能でこの1キットで30MMらしい遊び方が十分出来ます。
関節の作り自体はこれまでと変わらず、マクシオン系のフレームが流用されていました。


カラーリングはホワイト&ブルーで関節はゴールド。
セイントヴァルキリーの名前らしい上品なカラーリングで仕上げられていました。
成型色のホワイトは濁りのない明るい色ですがややウォーム系の色合いとなっていました。


複合型ウイング兵装を取り外した姿。
脛部が延長されプロポーションは結構変わっています。




頭部アップ。各所の違いがある部分はベースとなったリーパー仕様と比較していきます。
頭部は基部自体は変わりませんがマスク部分が新造され、ウサギの耳のようなアンテナ条の突起があります。
カメラ部分は単眼タイプに変わっていました。

バイザー部分はこれまでと変わらず。
カラーはクリアグリーンです。




胴体のアップ。
胴体の違いは胸部アーマーと腰部アーマーが異なります。
胸部と腰部アーマーは新規でウイングを付ける関係で腰周りはスッキリした作りになりました。


腕部はこれまでと変わらず平手もあります。
金関節の色味は暗めで落ち着いた色味です。


背中に取り付けるユニット。
ベースの造形自体は変わっておらず、ケープのように背中から胸部までカバーするような作りです。
ただセイントヴァルキリー仕様は刃のような短めの突起が4本追加。
リーパーの腰アーマーだったパーツもこちらに取り付けられています。


腰に取り付けるウイングは2枚あり、こちらはリーパー仕様のウイング状のパーツを一部取り入れたウイングパーツ。
基部は新規パーツが使われ、複数のジョイントでスイングと回転が可能。


こちらはオプションパーツセット17のウイングパーツで構成されたユニット。

この2枚のウイングを腰に重ねて装着する事で派手なシルエットを作り出しています。




脚部ですが脛のパーツが新造され一気に脚が長くなりました。
その分頭身も高くなっています。

足裏は共通のパーツで底面に3mmジョイントあり。


可動範囲も大きく変わりません。マクシオン系のフレームで肩アーマーも逃がせる構造のため
腕mかなり上がり腰や首スイングも優秀。
肘も1軸ですが十分深く曲がります。


腰は横に回転軸があり90度近く横方向に曲げる事が出来ます。
肩の前後スイングも可能。


股関節周りはサイドアーマーなどがないためかなり動き接地なども抜群です。
マクシオン系のフレームらしい広い可動範囲が確保されています。



ベースとなったスピナティア(リーパー仕様)と比較。
隠密仕様のリーパーから一転、派手で目立つ姿に変わっています。
また脚が伸びる事で頭身も上がり頭部の大きさが目立たなくなった印象。

武器を装備させて。
今回は武器も新造されています。


ウイング周りの自由度は高く、小さい羽なども別々に動かせるため細かい表情付けが可能。



「リベレイトデュアルソード」
鋭く細い刀身が特徴という剣で
軽量かつ取り回しやすいサイズになっているそうです。
どちらも1パーツで本体と同じカラーです。


マクシオン系のフレームなので手首を寝かせた右持ち手も変わらず付属。
今回のリベレイトデュアルソードとも相性が良いです。


もちろんリーパー仕様の装備も問題なく持たせられます。


カメラのクリアパーツなどは蛍光パーツで結構反応が良いのでブラックライトで光らせたりしても楽しいと思います。


魔法武装の武器も一式付属。
平手部分は色分けされていませんが、3mmジョイントがある平手があり付属の魔法陣風エフェクトを取り付ける事が出来ます。
ノーマル魔法武装のクリアパーツはクリアグリーンなのでクリアブルーに変わっているのも良いですね。

魔法武装の武器ですがグリップに様々なパーツやエフェクトを取り付ける事で色々なタイプの武器を組めます。
サイズや杖、ムチや剣など好みで組み替える事が出来るので非常に遊べます。



こちらは杖。
先端のパーツやクリアパーツを入れ替える事で細かい違いを付けられます。


サイズ(鎌)。
先端のジョイントはシリーズ共通の角形ジョイントなので他のパーツも取り付けられる物は多いです。



剣やムチなどのクリアエフェクトを取り付け。
単体でもかなり遊べるのですが、マクシオン系フレームなのでどうしてもポリボールが使われている腰や太腿の付け根などが緩みやすいです。
動かしていると結構すぐ緩むので調整は必要になると思います。


またノーマルスピナティア(リーパー仕様)のパーツも一式あるのでリーパー仕様として組む事も出来ます。



多彩なパーツがあるのですが、特にウイング系や突起状のパーツが豊富なので
ウイングユニットや刺々しいスカートなどを作る場合などにも便利なセットだと思います。




大部分が白一色なのでちょっと分かりにくい所もありますが単体でも色々な組み換えが楽しめるのはプレバンのオールインワンセットならではです。


最後にアルト(X777部隊所属機)やアチェルビー(TYPE-D)とサイズ比較。
元々大きめのマクシオン系ですが脛が伸びた事でさらにサイズアップ。
アルトX777も脚が伸びているのですがそれでもかなり差のあるサイズ感です。

以上30MM スピナティア(セイントヴァルキリー仕様)レビューでした。
既存のキットに様々なオプションや新規パーツを加えたオールインワンセットタイプの機体ですが
今回もかなりのボリュームで単体でもプレイバリューがかなり高いキットとなっています。
武装も豊富なのはもちろん、クリアブルーに成型色が変わった魔法武装も新鮮ですし
折り重なったウイングは存在感がありリーパーとは対照的なカスタムとなっているのも面白いですね。
ただマクシオン系のフレームなのでどうしてもポリボール部分が緩くなりやすいためそのあたりの調整は必要になると思います。
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執筆者:星丸
ガンプラやプラモデル、模型用ツール&マテリアルのレビューをしています。
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