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HG VF-22S シュトゥルムフォーゲルII(マクシミリアン・ジーナス機) レビュー

先にミリア機が発売されていたVF-22S シュトゥルムフォーゲルIIですが
今回新たにマックス機が発売されました。
価格は4,730円です。

付属品はガンポッド、銃持ち手、平手、スタンドジョイント、ピンポイントバリアパンチエフェクト、
ランディングギア、それに差し替えパーツ一式が付属します。

余剰パーツはYF-21がベースになっているためそちらに使うパーツなどがいくつか余ります。

シール類ですが細かい白ラインや各所のディテールにある黒部分、それにホワイトのラインや統合軍マークなどを補うネーマーシールが付属しています。

「マクロス7」よりHGでキット化されたVF-22S シュトゥルムフォーゲルII(マクシミリアン・ジーナス機)。
YF-21を原型とする機体で曲線的な装甲やゼントラーディのバトルスーツのデザインを混ぜたような印象的なデザインです。
キットは先に発売されたミリア機のカラバリキットとなっていてカラーはパーソナルカラーのブルーに変更。
HG YF-21がベースになっています。



キットの作りもYF-21を踏襲していて新しいキットらしく関節は全てKPS。
また大胆な差し替えで手軽かつ素早く三段変形が行えるのも魅力的です。
繊細な部分が少なく動かしやすい構造や
偏光樹脂のキャノピーパーツなどHGマクロスではおなじみの仕上げもそのままでした。


機体の色分けですがウイングやエンジン周りの白ラインや細かい黒、それにインテークのブルーなどはシールで補う方式。
成型色で基本的な部分は再現されているもののシールを使う部分もそれなりにあります。
またパーツ分割はされているもののランナーの関係でダークブルーがグレーになっている所もありそういった所はシールだけでは補えず塗装も必要です。
またガンポッドのブルーなどは塗装も必要です。




頭部アップ。頭部はミリア機と共通の造形でカメラ部分はクリアパーツ。
形状はスリット状のシンプルなデザインです。
カメラ周りやマスクのグレー部分は濃いブルーのため塗装が必要です。


胴体のアップ。
キャノピー周りはグレーになっていますがここは青系のブラックなので塗装が必要です。
背面のウイング周りは変形の関係で跳ね上がるため胴体の可動を阻害しません。

ウイング周りですがこちらもひし形のモールドなどをシールまたは塗装で補う必要があります。
また白ラインはシールで補う事も可能です。

ノズルはもちろんフィンが可動します。
3mmジョイントがありエフェクトを取り付ける事も可能な作りです。


腕部はウイングの白ラインをシールで補う形となります。
今回もしっかりした握り手の他平手もありポーズの幅は広め。
手甲はブルーなのでこちらは塗装が必要です。

他のYF-21やVF-22と同様にスタンドを使う場合は股関節のパーツを交換します。




独特のラインで曲線的な装甲が特徴の脚部。
こちらは一部合わせ目が出ますが黒ラインなども成型色で再現されています。

足裏は肉抜きがなくこちらもノズルは3mm穴になっています。




可動範囲ですがこれまでのYF-21やVF-22と変わらず見た目以上に良く動き
胴体周りの自由度も高いです。


股関節や足首はBJなのでそこまで大きく開いたりは出来ませんがそこまで困る感じではなく必要十分といった印象です。



先に発売されているHG VF-22S シュトゥルムフォーゲルII(ミリア・ファリーナ・ジーナス機)と比較。
カラバリなので造形は変わりません。ミリア機の方は本来予備機となっています。

武器を装備させて。
武器はこれまで通りカートレス・ガンポッドが付属。



こちらも先に発売されているYF-21&VF-22の流用です。
ただマックス機の場合ガンポッドはダークブルーで白ラインもあり白ラインはシールがありますがブルーは塗装が必要となります。

こちらは変わらず銃持ち手が付属しぐらついたりする事なくしっかり保持可能です。


もちろんジョイント類は共通なのでガムリン機のエフェクトも流用可能。
成型色は異なるものの、ガムリン機のエフェクトははフィギュアライズエフェクトのジェットエフェクトが流用されているためそちらを持っている方も問題なく取り付けられます。

余剰扱いになっているもう一つのガンポッドを持たせれば両手装備も可能です。


プラモオリジナルギミック扱いですがYF-21に付属するピンポイントバリアパンチエフェクトもそのまま付属。
カラーは淡いブルーで綺麗な仕上がりになっています。



ミリア機と並べて。
青と赤で映えるカラーリングです。

続いて差し替え変形ですが、YF-21&VF-22は4機目となるので詳しい差し替えについてはこちらのレビューを参照してください。
ガウォークにする場合はこちらの変形用機首パーツを使います。



パーツを差し替えてガウォークの完成。
機首を丸ごと差し替える事で両形態をバランス良く再現しています。


キャノピーは偏光樹脂で複雑な輝き。
もちろん開閉可能でパイロットなども適度に再現されています。


脚部も大きく開く事が可能でガウォーク時でもポーズを付けやすい作り。
ただ個体差だと思いますが自分の物は太腿のロール軸が緩く、そのままだと自立しにくかったので調整が必要でした。

ファイターへの変形は機体下部を覆うカバーと方の穴を隠すカバー、それに差し替え用のランディングギアを使います。

ファイター時に余るパーツ。
下半身と機首周り、手首などが丸ごと余剰パーツとなります。



パーツを差し替えてファイターの完成。
ガウォークの機首を残し、背面のウイング周りをスライドさせ展開。
変形用カバーに腕部を収納するような形で取り付けるだけなのでこちらもやはり複雑な手順は必要とせずサクっと変形出来ます。


もちろん各所の剛性感も十分でパーツが曲がったりズレたりするような事もなく形状は安定しています。
変形用下部カバーには3mm穴がありスタンドも問題なく使えます。

ランディングギアを取り付け。
こちらはカバー以外グレー一色のためタイヤなどの塗装が必要となります。


ウイングのヒンジは少し目立つ所はありますがモールドなども十分シャープでスミイレなどもしやすいと思います。

いつも同時に発売されているデカールですが、
こちらはミリア機と一緒に発売されたシュトゥルムフォーゲルII用デカールと共用となっていてそちらにミリア機とマックス機のマークが印刷されています。


もちろんウエイトになる部分をパージしたハイマニューバモードにする事も出来ますが
YF-21のギミックなのでこちらはプラモオリジナルギミック扱いになっていました。


ファイター状態でミリア機と。


YF-21にVF-22Sガムリン機もあるためいつの間にか同系統が4機とHGマクロスシリーズでは一番多くリリースされている機体となりました。



最後にHG YF-29 デュランダルバルキリー(マクシミリアン・ジーナス機)と比較。
どちらももちろんブルーのカラーリングですがVF-22Sの方は淡い水色に近いブルーになっています。
また機体の大きさもかなり違っています。



以上 HG VF-22S シュトゥルムフォーゲルII(マクシミリアン・ジーナス機)レビューでした。
こちらは先に発売されたミリア機のカラバリとなっているため特に新規パーツなどはありません。
YF-21がベースになっているためそちらの分割に引っ張られて分割はされているものの塗装が必要な所もそれなりにあります。
ですがミリア機と並べるとやはり満足感は大きいですし
ギミック類も引き継がれているためプラモオリジナル扱いですがエフェクトやハイマニューバモードなどもあり
変形もサクサク行えるため気楽に動かして遊べるキットに仕上がっていました。
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マクロス HG 1/100 VF-22S シュトゥルムフォーゲルII (マクシミリアン・ジーナス機) プラモデル バンダイスピリッツ (ZP137184)
価格:
4,730円
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