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HGCE ズゴック(SEED FREEDOM Ver.) レビュー

映画ガンダムSEED FREEDOMより
中にインフィニットジャスティス弐式が格納されているというギミックがインパクト抜群だった機体、ズゴックがキット化されました。
価格は3,520円です。

付属品は赤熱化状態の「対装甲斬牙爪」左右分、フォランテス用ビームエフェクト4本、
そして終盤スコードシヴァの攻撃を受け大破した状態を再現する頭部パーツのみとなります。
余剰パーツはありません。

シールも最小限で中のインフィニットジャスティス弐式のツインアイ部分のみとなります。

映画ガンダムSEED FREEDOMでアスランが乗り込む機体のズゴック。
スタイルは名前通り水陸両用MSのズゴックをそのまま持ってきたようなデザインですが
頭頂部には角があり中にインフィニットジャスティス弐式が格納されているという大きな特徴があります。
また背面にはインフィニットジャスティス弐式と共通の「M2X32E フォランテス」が装着されています。



キットは最新のHGCEという事でポリキャップは使われておらず全てKPSの関節となっています。
またズゴックのような姿でも可動範囲は広いですし
頭部、胴体、膝下からソールまでという限定的な再現ではありますが中のインフィニットジャスティス弐式も再現されていました。
さすがに全身は厳しいと思いますが目立つ部分だけでもしっかり再現されているのは凄いですね。


機体の配色はシャア専用ズゴックと大体同じカラーリング。
最新キットだけあり分割は細かく、胸部ダクトはもちろん頭頂部のミサイル「ジャーヘッド」なども別パーツ化。
シールも内部のツインアイのみとなり成型色でほぼ再現されていました。


フォランテスはもちろん取り外し可能。
フォランテス無しの姿も問題なく再現出来ます。




頭部アップ。頭部はモノアイがあり頭頂部には「SAM-434地対空ミサイル ジャーヘッド」が内蔵されています。
クリアパーツのモノアイガードなどはありませんが、モノアイレールにはしっかりディテールが入っています。

モノアイですが一旦取り外しレール部分でスライドさせる事で動かす事が出来ます。

モノアイ部分を外すと内部のインフィニットジャスティス弐式の頭部が出てきます。


胴体のアップ。
ダクトなどもきちんと別パーツになっています。
腰部分はパンツのような造形ではなく各装甲が分割されているデザインに変わりました。
バックパックは小型で中央部分が若干スイング可能。
ジョイントはフォランテスに対応する物で主流の2穴パックなどには対応していません。




こちらの頭部と胴体はキット付属の物でもしっかり再現されていますが
先に発売されているインフィニットジャスティス弐式の頭部&胴体を組み込む事が出来ます。
そちらを使う事でより色分けが精密に再現できるようになります。



胴体部分での比較。
流石にキット付属の部分はパーツ分割や背面のパーツなどがかなり省略されています。


腕部はズゴックのような作りですがジャバラが細かくなり前腕にはシールドが装着されています。


ジャバラ部分は内部フレームにリング状のパーツを被せていく形でしなやかに曲がります。
先端のクローは「YD-5M 対装甲斬牙爪」となっていてきちんと開閉可能。


アーマー裏は裏打ちはありませんがディテールあり。
股関節周りには多数のスラスターがあり、中央の3つは3mmジョイントになっています。
また股関節軸は大きなBJになっていて様々な方向にスイング可能。




脚部もズゴックに近いデザインですがパージ出来るような分割線のディテールが入っています。
太腿のジャバラは腕部と同じくフレームにリング状のパーツを被せていく方式です。


足首は引き出し可能で可動範囲を広げられます。

脚部ですが簡易的ではありますがインフィニットジャスティス弐式の膝下の装甲が再現されています。

ソール部分も同じく簡易的に再現されていました。


太腿も軽く曲げる事が可能です。
また足裏にはインフィニットジャスティス弐式のソールが見える作りなのが面白いです。


「M2X32E フォランテス」は流用で細かい可動も健在。
もちろん機首を上げて単体での飛行形態にする事が出来ます。


インフィニットジャスティス弐式の物と比較。
特に成型色などは変わっていないようです。


可動範囲など。
ズゴック系のスタイルとデザインではありますが最新の作りだけあってかなり動きます。
腕部もジャバラ部分含めて動きますし腰のスイング幅も良好。


肩スイングはそこそこですが腰の横スイングも可能です。


脚部は足首を引き出せば可動範囲を広げられますが接地はそれでもそこそこ。
膝は100度ぐらい曲がります。



HGCE インフィニットジャスティスガンダム弐式と並べて比較。
肩や腕などは無理がありそうな感じがしますがもしかしたら入るかも?といったサイズでキット化されています。
ただ実際いれるとなるとプラの厚みなどもありますし肩や腰アーマーなどもどうにかしないといけないので相当無理がありそうです。
角部分はサイズが足りないため後付けのパーツを被せる方式になっています。

ウイングを展開&ビームエフェクトを取り付けて。



ビームエフェクトは蛍光ピンクでインフィニットジャスティスの物より不透明感のある成型色です。
ズゴック時は基本的に閉じている翼も先端にロックがあるためピタっと閉じる事が可能で不意に開く事はありません。

水面を滑りながら攻撃。
背面の「MA-M50E3F高エネルギー長射程ビーム砲」は自由にスイング可能でしっかり前方に構えられます。


両腕の対装甲斬牙爪は赤熱化した状態を再現可能。
丸ごと交換する方式で成型色は艶があるパール調の綺麗な仕上がりです。


股間のスラスターがそのままスタンド穴として使えます。
フォランテスも持ち上げれば下部に3mm穴があるのでそちらも使用可能です。

シールド部分は特に変わったギミックは無く、腕に装着されているのみとなります。

ビームエフェクトとモノアイは蛍光パーツでブラックライトに反応します。
モノアイは影になる部分にあるので普段はちょっと目立たない印象です。


HGUCズゴックだとジャバラ関係の保持力が足りず、ちょっと手足が垂れ下がりやすかったのですが、
こちらは内部フレームにリング状のパーツを取り付けていくため今の所十分な保持力がありました。



HGCE ブラックナイトスコードシヴァと組み合わせて。

ズゴックと同時にキャバリアーアイフリッドもキット化されていますがそちらとの組み合わせは後日紹介します。
・キャバリアーアイフリッドのレビューをアップしました。


終盤にキラをかばい近接短針投射システムを受けるのですがそのシーンの再現用に



破損した頭部カバーが付属します。
流石に全身傷だらけにはならず頭部カバーのみとなりますがこのパーツを使う事で中の頭部が見えるようになります。


どうしても影になるので中の頭部は見えにくいですが手軽に破損状態を再現できるのは良いですね。

破損カバーは1パーツでモノアイを動かす関係でカバーはスムーズに外れるため換装も簡単でした。



最後にHGUC ズゴックやHGBF アメイジングズゴックと比較。
ディテールが細かくなり胴体の形状もだいぶ変わっていますがカラーリングパターンなどはズゴックとほぼ同じです。
元ネタのズゴックと並べたりしても楽しいキットですね。


以上HGCE ズゴック(SEED FREEDOM Ver.)レビューでした。
デザインは名前通りズゴックの要素を強く引き継いだ物になっていますがより力強いデザインとなっていて
各装甲にはパージできそうなモールドが入っていたりとディテールも細かく刻まれています。
本体の可動範囲も良好で格闘ポーズなども取らせやすくなっていますし部分的ではありますが中のインフィニットジャスティス弐式も造形され
破損パーツを取り付けた際などに顔が見えるようになるなど細かい劇中再現ギミックが面白いキットです。
またフォランテスもインフィニットジャスティス弐式の流用のため翼や砲身が細かく動かせますし配色もしっかり再現されています。
もちろん同時にキット化されたキャバリアーアイフリッドとも連動可能で手持ち武装などは無いもののプレイバリューの高い良い出来のキットになっていました。
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HG 1/144 ズゴック (SEED FREEDOM Ver.) プラモデル 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM バンダイスピリッツ (ZP137173)
価格:
3,520円
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